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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(2点検索)】
1.《ネタバレ》 なぜこの映画がつまらないのかといえば、主役の男2人が魅力に乏しいからです。楽天の元監督、野村のように陰気臭い老人と、中日落合の昔の息子のように生意気な子供を見せられて、あなたはどう思いますか?この2人の冒険を純粋に応援したいと思いますか?何よりも致命的なのはヒロインがいないことです。ピクサーよ、おまえたちは間違っているぞ。むさ苦しい男だけの人間劇など誰が観たがるというのだ。ナウシカしかり、魔女の宅急便しかり、偉大なアニメの基本は偉大な女性が輝きを放っているのだ。皮肉なことにこの映画が最高に輝きを放っていた瞬間は、エリーという女性が登場したほんの数分間だけでした。あとはメタボのデブと、むっつりジジイの冒険を長々と見せられる。バカ男2人に、敵もバカ男。窒息させる気か!本来は生意気なガキが冒険を通して、だんだん「良い子」に変わっていくのが物語の鉄則のはずだが、こいつは最後まで好感度ゼロのままだった。そもそもあんな大冒険をしておいて、こいつ、まったくやせていない。お前は唾液だけで太るのかよ。それから私は3D映画レビューの第一人者です。その私があえて言わせてもらうと、本作品の3Dは質が低い。本格的な3Dは高所恐怖症の人が観られないくらいリアルです。おそらくピクサーはストーリーを重視したのだと思う。ストーリー重視と、視覚重視は両立しない。ストーリーや、人間描写のために、視覚効果をそり落とすか、視覚効果のために、ストーリーを変更するかの、二者選択をしなくてはいけないからです。悪いことにこの作品をどっちつかずになっている。つまり一貫性がないのだ。3Dならば、視覚効果のために、物語の内容を犠牲にしても、王道を突き進むべきだ。いや、むしろ、それが3D映画の宿命だ。3Dは、究極の映像を見せる為に、あらゆる犠牲の上に成り立っているのだ。3Dとは、美術である。科学である。 そして未来である。 確実にいえることは1つ。これは「3D元年」を象徴する作品ではないということです。 【花守湖】さん [映画館(吹替)] 2点(2009-12-23 21:27:53)(笑:1票)
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【点数情報】
Review人数 |
126人 |
平均点数 |
6.24点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 1 | 0.79% |
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2 | 1 | 0.79% |
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3 | 4 | 3.17% |
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4 | 10 | 7.94% |
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5 | 20 | 15.87% |
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6 | 40 | 31.75% |
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7 | 24 | 19.05% |
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8 | 14 | 11.11% |
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9 | 9 | 7.14% |
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10 | 3 | 2.38% |
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【その他点数情報】
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