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キングの報酬

Power
1986年【米】 上映時間:114分
ドラマサスペンス政治もの
[キングノホウシュウ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-10-31)【イニシャルK】さん


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監督シドニー・ルメット
助監督ウォルフガング・グラッテス
キャストリチャード・ギア(男優)
ジーン・ハックマン(男優)
ジュリー・クリスティー(女優)
ケイト・キャプショー(女優)
フリッツ・ウィーヴァー(男優)
デンゼル・ワシントン(男優)
ビアトリス・ストレイト(女優)
D・B・スウィーニー(男優)
E・G・マーシャル(男優)
J・T・ウォルシュ(男優)
小川真司〔声優・男優〕(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
一柳みる(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
仁内建之(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
高島雅羅(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
田中正彦(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
筈見純(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
塚田正昭(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
中江真司(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
藤城裕士(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
喜多川拓郎(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
戸谷公次(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
小関一(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
広瀬正志(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
巴菁子(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
脚本デヴィッド・ヒメルスタイン
音楽サイ・コールマン
編曲ソニー・コンパネック
撮影アンジェイ・バートコウィアク
リチャード・C・クラティナ(カメラ・オペレーター)
製作マーク・ターロフ
20世紀フォックス
ウォルフガング・グラッテス(製作補)
ケネス・ウット(製作補)
配給東宝東和
美術ジョセフ・M・カラッシオロ
ピーター・S・ラーキン(プロダクション・デザイン)
衣装アンナ・ヒル・ジョンストン
編集アンドリュー・モンドシェイン
録音クリストファー・ニューマン〔録音〕
字幕翻訳戸田奈津子
その他リリス・ジェイコブス(プレ・プロダクション・スーパーバイザー)
ケネス・ウット(プロダクション・マネージャー)
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【クチコミ・感想(2点検索)】

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1.《ネタバレ》  観賞中にずっと感じていたのは、「散漫」という印象でした。
 ラストに流れるビデオ機材の映像が象徴するように、テレビ討論やCMが選挙に与える影響力(=原題の「POWER」)が、この作品のモチーフであり、その危険な技に溺れる主人公が、より大きな政治の暗部に触れて人間的な心を取り戻す、というのがテーマであると思います。
 そのため、主人公はまず「エネルギッシュで強引なやり手」に見える必要がありますが、リチャード・ギアがその任に適しているかは、疑問を感じます。ヒゲを生やさせたのも、迫力不足を補うためだと見えるし、優しい目つきは、最初から人間味にあふれたキャラクターとして観客に映ってしまうと思います。
 主人公が善悪両面を感じられる俳優、例えばマイケル・ダグラスやメル・ギブソンであったなら、かなり違った印象になるのではないでしょうか。
 また、ストーリーの主軸となるべき、「リチャード・ギアとデンゼル・ワシントンの陣営VSジーン・ハックマンの陣営」という構図が明確にされていないのも、観客を置き去りにしていると思います。
 おそらく製作者サイドは、紋切り型のドラマになることを避け、あえて上記のような作りにしたのだと考えられますが、結果としてエピソードの積み重ねがカタルシスに結びつくことなく終わってしまっています。観客が望む展開までも破壊してしまっては、本末転倒といえるのではないでしょうか?
 随所に盛り込まれる様々な候補者たちのコーディネート風景が、本筋と全く関係無く、また主人公のキャラクターを描くのにも役立っていないのも、大きなマイナス点だと思います。取材で得た印象的なエピソードを捨てきれなかったのかも知れませんが、劇映画である以上、観客サイドに立った構成(取捨選択)が必要だったと思います。
塚原新さん [DVD(字幕)] 2点(2007-02-09 18:58:24)

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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 4.12点
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5112.50% line
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【ゴールデンラズベリー賞 情報】

1986年 7回
最低助演女優賞ビアトリス・ストレイト候補(ノミネート) 

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