みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(2点検索)】
3.ひどい、あまりにひどい映画でした。 前半で良い映画になる予感だけさせといて、後半のひどさと言ったら近年稀に見るお粗末さ。 もうどこを指摘したら良いのかわからないくらい穴だらけの脚本でもう最悪でした。 特に西野の子役は最近の朝ドラで良い役をやってたので好印象だったのに、これ見てガッカリしちゃいました。 あの娘が一番の被害者かもしれませんね。 あ〜時間のムダだった。 【杜の都の映画好き】さん [インターネット(邦画)] 2点(2017-09-24 01:05:00)(良:1票) 2.《ネタバレ》 もっと巧妙で、こちら側の推理なんてあざ笑うくらいの至極のサスペンスを期待してたけど、無能すぎる主人公、無能すぎる警察、薬物投与による精神コントロール、至極どころかチンケで安っぽい三流のサスペンスは、バカバカしさを通り越して痛々しい。 雰囲気だけで作ってるせいで、肝心のなぜ?とかどうして?に一切答えを提示せず、むりむり力技で怖さを押し付けてくる。確かにね、分からない怖さってあるとは思うんだけど、これはそういうレベルじゃないですよ。分からない恐怖を履き違えてる。主人公が犯罪心理学者という設定なんだから、その主人公が無能ではお話になりません。一度失敗した過去があるのだから、それを踏まえたうえでサイコパス野郎ともう一度、どう心理戦を展開していくのか、そこがスッポリと抜け落ちちゃってるんじゃお話にならんです。 期待ハズレでした。 【Dream kerokero】さん [DVD(邦画)] 2点(2016-11-10 18:35:34)(良:1票) 1.《ネタバレ》 原作未読。刑事を辞め大学で心理学を教えている高倉と彼を支える明るい妻が怪しい隣人に翻弄されていくお話。 香川照之は硬軟自在で言葉巧みに高倉の妻康子に接近していく底知れない隣人西野を不気味に演じていたけど見どころはそれくらいだったかな。まあそのサイコパス西野も目を付けた人間の心の隙間をついて洗脳し支配下に置いていく描写はほぼないため脳内保管をしなければならず、謎の薬をブスブス打ちまくるだけなのは特異性も薄れるしうーんな感じですけどね。 西島秀俊演じる主役の高倉はトラウマのある元刑事で犯罪心理学者ながら興味を持つと周囲が見えなくなるという致命的な性質を持っている。それで一家失踪事件にのめり込んでしまい隣家や隣人の異様さや妻の変化には全く気がつかない。とても捜査一課の元刑事と思えない洞察力の無さだし喜怒哀楽が薄く西島の平坦で一本調子な演技もあってか自業自得に陥るただの無能にしか見えなかった。 高倉の妻康子、旦那に不満があるも何も言えず内に秘める事で西野につけこまれる。ただその不満も描写がほとんどないため洗脳完了後の高倉に対する癇癪が唐突にしか見えない。それに初対面だった西野の態度を不快に思いながらも翌日には忘れたかのようにあえて関わっていくという意味不明な人で、甘い顔をされるとどこまでも信用し乗っていく良いコトをした気になっているお人よしな詐欺にかかりやすいタイプとしか思えなかった。 高倉に未解決事件を持ち込んだ後輩刑事野上と警視庁の刑事谷本。刑事は2人で行動するもんだけど毎日どうやって上司に理由づけして行動してたんだろう。野上は西野の正体に気がつきながらも何も考えずに家の奥へ入っていく辺り刑事としての嗅覚の鈍さや危機回避能力の低さを感じたし、とってつけたような借金設定は唐突感もあった。谷本は失踪した野上のPCを調べても何も出なかったと言った辺りで西野の仲間なのかと思ったら、西野家地下に単独で入って行った挙句にとんねるずがやってる落とし穴並みのバレバレな穴に落ちるというただのアホな人でずっこけた。西野の娘澪が逃げて来てひと悶着するトコもそうだけど警察嫌いなの?ってくらい警察関係は間抜けに描かれている。ここまで主要登場人物の行動に違和感を覚える映画もなかなか無い気がする。整合性にはこだわらないけど限度ってものがあるし「物語をこういう流れにしたい」と考えたにしろもう少し辻褄を合わせる努力をすべき。何かやるたびに出川の「お前はバカか?」が何度も脳内に浮かびました。 原作者のインタビューを読んだら映画はかなり変えてあるそうですね。普通の人は映画なら見る機会もあるだろうけど小説はあまり読まないだろうから可哀想だなとしか思えませんでした。監督は黒沢清で西島秀俊、竹内結子、香川照之と出来る人は揃っていてカメラワークや映像は良くて雰囲気抜群なんだけど残念。 【ロカホリ】さん [映画館(邦画)] 2点(2016-06-22 19:21:39)(良:2票)
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