みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(2点検索)】
2.最近「シン・ゴジラ」に続いて庵野さんが「シン・ウルトラマン」を撮るという冗談みたいなニュースを見て以前にもあったリアルウルトラマンを思い出して見ました。 ちょっと前ぐらいのつもりでしたが、15年も前なんですね… 当時は「X-MEN」や「スパイダーマン」といったアメコミブームで日本でも「CASSHERN」、「キューティーハニー」、「NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE」といった実写映画が立て続けに公開された時期でした。本作の記憶は皆無でしたが(笑) しかし、日本を代表するキャラクターにも関わらず、低予算でしか作られなかったのは残念です。昨今のイケメン俳優やアイドルのキャスティングありきの実写化もどうかと思いますが、いくら低予算とはいえ、主役が「ハムの人」ですか-!?敵役がルミ子の元旦那ですか-!?あと、僕は「笑う犬」世代ですから好きですけど、ヒロインが遠山景織子というのも時代を感じますし低予算な感じがします(笑) 実写映画にありがちな悪いクセですが、本作もターゲットが見えない。チープな仕上がりのくせに中途半端に大人向けというか、大衆向けを狙っているあたりが嫌いです。ウルトラマンが出てこなさ過ぎて退屈。かといってウルトラマンなしで惹き付けられる程の人間ドラマもない。 思うんですが、この手の作品はまずはあくまでメインターゲットは子供(大きなお友達)でそこからファミリー層へと拡げてあわよくば一般層というスタンスでなければならないと思います。手堅くヒットを打ってその延長線上でホームランというのが基本なのに、ホームラン狙い見え見えのマンガに出てくるような弱小球団のただ振り回すだけで、ホームランどころかヒットすら打てない4番打者みたいなもんです。いや、その例えだと当たればデカイ一発長打のある意外と魅力的な打者になってしまいます。上手く例えたかったのですが、全然ダメだったので忘れて下さいm(__)m 敵はビジュアル的に全然タイプじゃないですが、魔人ブー的な感じで次々と他の生物の能力を吸収するあたり、吸収する相手によってはいくらでも強くなる可能性を秘めたいかにもラスボスといった感じです。ただ魔人ブーと違って何の魅力もない打ち切り前で急遽無理矢理出てきた最凶キャラっぽさは否めません(笑) 他の方も言ってますが、音楽は全然あってません。ただ、エンディングはB'zの松本さんとMr. Bigのエリック・マーティン、ナイト・レンジャーのジャック・ブレイズからなるスーパーバンド「TMG」だったのは低予算のくせにムダに豪華だと思います。「ハルク」も元ガンズのメンバーとストーンテンプルパイロッツのヴォーカルからなるスーパーバンド「ヴェルヴェット・リヴォルヴァー」だったので、その手の流行りは抑えてたみたいですね。当時の僕は彼らのアルバムをよく聞いており良いアルバムだったと思います。しかし、本作も「ハルク」も映画自体は退屈でつまらないので2点です(笑) 最後にウルトラマン…変換したらこんな(o|o)絵文字になることに気付きましたが、どうやって使うんですかね(笑) 【映画の夢】さん [インターネット(邦画)] 2点(2019-08-02 01:29:59) 1.《ネタバレ》 この作品は「海外のコミック原作映画がヒットしている。外画に負けないものを日本オリジナルヒーローでつくろう」という意気込みでつくられた… ハズでした。 まず、ビジュアルに衝撃がほとんどない。 「おお!?」とか「ええーっ!?」ってのがなーんにもない。 航空自衛隊の全面協力なのだから、F15Jイーグルのカッコイイ映像が見られるかと期待したが、そんなのもゼーンゼンない。 CGに関しては頑張っているんですが、着ぐるみ格闘戦がオハナシにならないレベル。 大画面でウルトラマンらしき巨人と、やたらゴテゴテした安っぽい怪獣が「どつきあい」をしているだけ。 テレビでやってる平成ウルトラシリーズと変わらないことを、映画の大スクリーンでやるな! 平成ガメラ・シリーズを100回観て勉強しなおしてこいレベル。 そして、役者の演技がTVドラマチックです。 リアルな息遣いや表情がなにも感じられない。 リアルな演技がコア(核)にあるからこそのSFマインドの輝きが増すというのに、 これまたテレビの平成ウルトラシリーズのレベル。 次に、ドラマ部の構図であったり照明が、これまたTVドラマの延長線上。 ドラマ部でさえこうなのだから、特撮部はもっと酷い。 たとえば、ザ・ワン初登場シーン。 細部までよーく見えるんだ、これが。 もっとコントラストを強めて、フォッグたいたりして、謎の敵みたいな怪奇感を高めるとか、そういう努力ゼロ。 たとえば、ザ・ワンVSネクストの初戦。 土埃や爆風や煙などによって、もっともっと埃っぽくザラザラした映像の中で見せることにより、緊迫感を高めようとか、そういう努力ゼロ。 かの迷作『デビルマン』の手術室照明(無影灯)と同じミスを今作も犯している。 他の方も指摘してますが、音楽がこれまた安っぽい。 冒頭、スクランブル発進した主人公が、アンノウン(正体不明)の「赤い光」に衝突! の時にかかってた安っぽいロックで「ダメだ、こりゃ…」とがっくりと肩を落とすしかありませんでした。 2点は、最後の戦いにおける板野サーカスにのみ捧げました。 【伊達邦彦】さん [映画館(邦画)] 2点(2008-05-09 04:05:04)(良:2票)
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