みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(2点検索)】
2.《ネタバレ》 知っている人にはお馴染みの張江肇・鈴木ワタル両氏製作の低予算ホラーだが、これは割と早い時期のものということになるか。もとはビデオシリーズだったものの劇場版とのことで、短編3つのオムニバスになっている。 以下【 】内は話数、[ ]内は点数。 【Episode 1】約20分。意味不明だったが考えたくもない。主演の市川由衣という人は、この頃「呪怨」(2002)と「呪怨2」(2003)に「千春」役で出ているが、同時期にこんな便乗企画(名前が)のようなものにも出ていたということだ。[1] 【Episode 2】約16分。語る気にならない。下ネタが多い。「LUCKY LEGS」(ラッキー・レッグス)という美脚アイドルグループのメンバー6人が出ているが、当時どの程度の存在感があったか覚えていない。美脚というのは要は細いという意味か。[0.5] 【Episode 3】約30分。小学生の主人公とその仲間3人の話。少年時代の記憶を切り取ったようなノスタルジックな雰囲気で、スタンド・バイ・ミーとの関係でいえば“死体探し”ならぬ“幽霊探し”ということになるが、その上で悔いと思いを後に残す作りになっている。台詞や演技はわざとらしい気もするが、いかにも小学生男子の会話のようではあり、「もう言うな」「ごめん」というやり取りなどは悪くなかった。やはり下ネタが出るが、思春期に入りかけの男子連中の関心事なので違和感はない。 テーマとしては“死んだらどうなる”ということで、「丹波哲郎の大霊界」とは対極の認識が提示されている。要はデスノートでいう「無だ」ということだが、立花隆の「臨死体験」というのもあるので、恐れることはないとこの少年には言ってやりたい。[5] 元のシリーズがどんなものだったか知らないが、1と2を見ればこの程度のレベルだったとは知れる。しかし第3話は劇場版らしく時間も長く、結構心に残る出来だったため全否定する気にはならなかった。 【かっぱ堰】さん [DVD(邦画)] 2点(2020-07-25 08:25:39) 1.オリジナル・ビデオ・シリーズの劇場版らしいんですけど、何で劇場版なんか作ったのかさっぱりと解らない。もちろん全編ビデオ撮りの上、ほとんど金もかかってない。もしかしたら、そのビデオ版よりも出来はショボいかもしれません。映画は全三話からなるオムニバスで、一話目は普通につまらない良くある病院の怪談話。二話目は、恐ろしくくだらないグラビア・アイドルのプロモーション・ビデオ。しかし三話目は、ショボさは他の二話と変わらなくても、テーマは斬新でした。死後の世界があるから幽霊もいる訳で、もし死後の世界が無かった場合、死後、人間の存在は無に帰すだけ。死の恐怖を「無になってしまうことへの恐怖」に置き換えたのは、良い着眼点だったと思います。そういうことで、第三話に+1点して、2点献上。 【sayzin】さん [CS・衛星(邦画)] 2点(2006-09-05 00:03:06)
【点数情報】
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