みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(3点検索)】
4.《ネタバレ》 しかし、日本の最近の戦争映画はどうしてこうも緊張感に欠けるのだろうか。 およそ終戦間近という時代背景や、回天搭乗員が乗艦している虚無感、そして作戦に従事する僚艦が全て沈没し、残った自艦は今や敵駆逐艦に完全補足されているという絶望感が全然伝わってこない。 また、潜水艦という過去の同系の映画であれば当然漂う館内特有の閉塞感が、 この作品からは微塵も感じられない。汗ひとつかかない乗組員の表情からは 真夏の南洋下にありながら、どこかエアコン完備の一流ホテル並みの居心地の良さすら感じるのは私だけであろうか? 役者もイケメンで、かつ戦時中であることを加味してスリムな人間に演じさせれば 事足りる程度の安易な選択だったとしか思えない。 なにやら途中からは、双方の艦長は自己の本来の任務も忘れ去り、 お互いの戦術の読み合いや駆け引きが展開の中心になり、しょうもないゲーム感覚が漂ってきたが、そんな暇があったら、潜水艦独特の浮遊感や居心地の悪さ、過酷さを丁寧に描いていくことこそが、テーマであるはずの「生きるために戦う」を訴求するのに必要だったと思う。 戦闘シーンの迫力のなさも失望。「ローレライ」の方がまだ良かった。 最後の安易な話の落とし具合といい、オリオン座との無理なからませ具合といい、 なんとも暗澹たる思いで、映画館を後にしました。 (苦言ばかりで申し訳ありません) 【風神】さん [映画館(邦画)] 3点(2009-06-22 23:09:31)(良:1票) 3.《ネタバレ》 潜水艦映画は難しいですね。「Uボート」みたいな名作があると後続の映画は苦戦すると思います。そんな状況下、このレベルでこの分野に参戦してきたこの映画の勘違いさには感心します。閉ざされた空間の息苦しさもなく、乗組員たちの限界を超えた緊張感もなく、ストーリー性の稚拙さから微塵のスリルさえない。おまけに当時の日本海軍とは思えない言葉遣いと、髪型と、上下関係。こんな作品を制作公開した度胸に1点、北川景子が可愛いので1点、乗組員の犠牲が1名だけだったので1点、合計3点差し上げます。 【おやじのバイク】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2011-07-16 11:54:30) 2.邦画の潜水艦物は糞映画という格言もありますが、この作品も確りとその流れを汲んで、かなり酷い出来栄えでした。 いきなり死なない前提で物語が始まってしまうので、終始緊張感に欠ける内容になってしまってます。 艦内の二酸化炭素濃度が上がってるとか言って大騒ぎしてる中で、サイダーの栓を開けちゃっても平気です。 絶対に死にませんから。 楽譜を入れたサイダーの瓶が水圧で割れちゃうんじゃないかという心配もありません。 絶対に相手に届きますから。 戦時中なのにカレンダーが西暦だったりするのも気にしません。 絶対に後世に残らない作品ですから。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 3点(2010-08-14 16:51:15) 1.好きなジャンルの作品なので期待したけど、全然良くなかった。まず出演者全員のセリフが今どきなしゃべりで違和感。戦闘中の潜水艦という緊迫した状況のはずなのに、どこかのんびりした雰囲気。艦長と隊員の会話を静かに全員で聞いているのも何か変。艦長の玉木は、かっこいいけど、何か迫力というか凄みにかける。髪も長髪だし。私が最近観たなかで、一番つまらない映画でした。 【ぽじっこ】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2010-07-05 21:03:24)
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