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ブルークリスマス

BLOOD TYPE:BLUE
1978年【日】 上映時間:133分
ドラマサスペンスSFクリスマスもの
[ブルークリスマス]
新規登録(2003-10-12)【_】さん
タイトル情報更新(2024-11-22)【イニシャルK】さん
公開開始日(1978-11-23)


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監督岡本喜八
助監督山下賢章
キャスト勝野洋(男優)沖退介
仲代達矢(男優)南一矢
岡田英次(男優)兵藤光彦
竹下景子(女優)西田冴子
八千草薫(女優)兵藤夫人
田中邦衛(男優)西田和夫
天本英世(男優)代議士風の男
岸田森(男優)代議士風の男の側近
高橋悦史(男優)沢木
中条静夫(男優)沼田報道部長
岡田裕介(男優)木所
沖雅也(男優)原田
稲葉義男(男優)司令官
神山繁(男優)院長
草野大悟(男優)
松田洋治(男優)南の息子
芦田伸介(男優)相場修司
中谷一郎(男優)宇佐美幕僚長
大滝秀治(男優)竹入論説委員
小沢栄太郎(男優)五代報道局長
松本克平(男優)鈴木理事
島田正吾(男優)吉池理事
永井智雄(男優)城制作局長
大谷直子(女優)喫茶店の女性
岡本みね子(女優)南夫人(ノンクレジット)
堺左千夫(男優)タクシー運転手
小川真司〔声優・男優〕(男優)中本助手
伊藤敏孝(男優)
武内亨(男優)田村方面軍司令
杉田康(男優)
村松克己(男優)
脚本倉本聰
音楽佐藤勝
作詞阿久悠「Blue Chrismas」
作曲佐藤勝「Blue Chrismas」
主題歌Char「Blue Chrismas」
撮影木村大作
製作森岡道夫
東宝映画
配給東宝
美術竹中和雄
編集黒岩義民
録音東宝録音センター(整音)
田中信行〔録音〕
照明小島真二
あらすじ
UFOを見た人間の血は青くなり怒りの感情を失う。そして彼らはもはや人間ではないとみなされる。クリスマスの夜、世界の首脳は密かに彼らを粛清することに…。

Q兵衛】さん(2008-04-09)
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【クチコミ・感想(3点検索)】

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3.《ネタバレ》 岡本喜八らしい反体制、反ファシズムなんだが、どこかしら詰めが甘いというか、温いというか……。いやいや。それ以前に、この脚本、何か間違ってるよなぁ。
 話の前半3分の2は、仲代達矢演ずるTVディレクターが政府の陰謀を探る話なんだが、当のディレクターが何かしらの見当や推理を持って動いているワケでは無いので、ただ行き当たりばったりに動いては、つかんだ事実に流されているだけ。しかも、この仲代の調査の件がもたもたと冗長に過ぎる。
 そして残り3分の1、上映も1時間半を過ぎてから、ようやく勝野洋と竹下景子の話になる。このバランスの悪さ……。しかも、話の背景の説明に時間を割き過ぎてるから、人物描写が全くできておらず、登場人物がペラッペラに薄い。この映画の主人公は誰よ? 勝野&竹下ではないのか? 観る者は誰に感情移入すれば良いんだ? ラストも酷い。勝野は、然したる葛藤に悩むことなく竹下を射殺してしまう。女を殺した後、叫びながら本隊に向かって行って自分も殺されるんだが、描き方が下手過ぎるだろ! 殺す前にもっと苦悩しろよ。結婚しようとまで思った女だろ!
 挙句になんと、あろうことか仲代の話と勝野&竹下の話は交わらない! 約1時間半を費やした仲代の物語は、ただ2人を取り巻く状況を説明するための話でしかないのだ。この映画は何を見せたかったんだ???
 何でもカンでもドタバタと馬鹿エンターテインメント化してしまうハリウッド流も軽薄でつまらないが、回りくどくヘンに重たければ何かを言ったような気になってるコノ手の日本流も相当ウザい。
 映画ってのはバランスだねぇ、やっぱり。 竹下景子の美しさに免じて3点。倉本の脚本は0点だ! TERRAさん [CS・衛星(邦画)] 3点(2013-02-28 00:03:20)(良:1票)

2.《ネタバレ》 ええとね、公開時に映画館で見たはずなんだけど、あまり記憶が無いのは、その時一緒に見た彼女にのぼせていたのかもしれないな。

ともかくも、竹下景子さんがきれい。かわいい。とてもいとおしく、山口百恵に似てる。それだけは4回目の鑑賞後でも変わらない。
彼女の代表作であると言いたいな。

でもこれ、ドラマとしては、SFというより、ポリティカルサスペンス。だよ。いやほんと。
元々の”青の血になる”という事はもうどこかにどんどん飛んでしまっている。しかもどんどん青血の人類は増えてゆくのに?

そっちの探求より、どこかの”陰謀者”は、それを理由に人々を隷属化する方向に進んでいると。しかも東西南北の国々がよ?
それどんな連中やねん? という探求にも全く至らない。国連の”秘密総会”なることで決まったという。
陰謀論云々より、「悪事も国連主導なハポン国」という状態も何かおかしいけど誰も言わない。いやどんだけ国連好きやねん!

ホンの段階で破上しているのに、延々とアメリカロケやらほんとに行ったかどうかのパリロケが続く。時折メインスポンサーのANAのロゴがちらと見えるのはご愛敬。しかしロケシーンは、ザ・ガードマンやプレイガールよりタイアップ感が無いのでまあいいとしようか。

シャシンとしての、顔アップ。モンタージュ手法というのかもしれないが、映画後半、沖退介(勝野洋)が西田冴子(景子タン)とウッフンするあたりから、役者たちの顔芸が細かくなる。だけど前半は、重厚な役者さんの怖そうな顔が短く写されているばかり。

あれだけの役者さんたちだから、ええ芝居してたのかもしれないが、あの切り方(編集)は無いわ。ほんとに木村大作のキャメラかよ?編集は黒岩さんだけど、監督の意図なのか?だとしたら前半は1点台の超駄作だな。

アーサーCクラークの「再会」という短編がある。それによると、「君たちの肌が白いのは病気だ、それはすぐに直せる」というショッキングな内容。UFOの光線を浴びて血液が青くなると、性格が温和になるという。それは「治療」だったのか?
赤い血の人類は好戦的であるから、「人類改良」の一環だったのか?

映画の最後、青い血が流れて赤い血にたどり着く。それは”人類の主役交代”そんな意味をも込めているだろうけど、いまいちだ。
それに全編通じて、国家権力の恐ろしさの表現がとにかくイマイチ。

南が資料を渡すときにホテルにいた3人の男。もっと怪しさを出せばいいのにな。笑うにしてももっとやさしくにこやかに。南が部屋を出たら急に表情が変わる。そんな演出は、、、巨匠は考えないのかねぇ。そういう演技はすべて天本さんが持っていった感じがあるな。で、その天本さんも後半は全く出ない。誰やねん?であるよ。

敵がわからない。ラスボスが見えない映画。政治的な比喩や皮肉が詰まりまくっているけど、理解するには人生経験必要なのかね?

時代かもしれないがやたら煙草を吸うシーンが多い。マッチもね。何かの暗示?とは思ったが、結局なんのひねりもないのよね。

松田優作の工藤ちゃんが参考にしたようなシーンはあるけど、ドラマ放映前だから、そっち向きのギャグじゃないよな。

俺なら兵頭がNYで南に渡した紙マッチと同じものを、東京のホテルの一室の3人に使わせるよ。
こいつらは兵頭教授を襲ったやつらの一味だと、南に悟らせる。まあ、悪者連中が強靭すぎてダイナミックな面白さに欠ける作品。

ロボトミー。この手術がどうのこうのは当時からも問題視されていたからね。時代性はそこくらいかな?

スジは最低点。シャシンもオッサンの強面アップも、悪編集でいまいち。ともかくも竹下景子さんのかわいさ100%でだけで、3点。以上。 亜輪蔵さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2024-12-24 10:45:19)

1.《ネタバレ》 血が青いというだけで人間性を否定され抹殺されてしまう物語。淡々と流れる日常と着々と進む「青い血」狩り。こうやって書くと何かメッセージ性の強い映画と思われるかもしれないが、果たしてどうだろう。私にとっては何かピンとこない。UFOを見たものが青い血になるという(あまりにも非科学・非現実的で理由のない)設定だからだろう。もっと凝った設定だったら「うーん」とうなってしまうような映画に化けたかもしれない。もしかすると私が戦争を直接体験していないからピンとこないのかもしれない。出演者は豪華です。そういう意味では見る価値があるかも。 蝉丸さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2005-05-06 22:01:08)

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【点数情報】

Review人数 19人
平均点数 4.74点
000.00% line
115.26% line
2210.53% line
3315.79% line
415.26% line
5421.05% line
6421.05% line
7421.05% line
800.00% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review3人
2 ストーリー評価 3.75点 Review4人
3 鑑賞後の後味 2.60点 Review5人
4 音楽評価 3.00点 Review1人
5 感泣評価 5.00点 Review1人

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