みんなのシネマレビュー

海角七号/君想う、国境の南

Cape No. 7
(海角七號)
2008年【台湾】 上映時間:130分
ドラマ青春ものロマンス
[カイカクナナゴウキミオモウコッキョウノミナミ]
新規登録(2010-01-16)【ユーカラ】さん
タイトル情報更新(2012-11-30)【+】さん
公開開始日(2009-12-26)


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監督ウェイ・ダーション
キャスト田中千絵(女優)友子
脚本ウェイ・ダーション
製作総指揮ウェイ・ダーション
配給ザジフィルムズ
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3.台湾人男性と日本人女性のラブストーリーと、前座バンドの物語が軸だが、そこに、敗戦によって引き裂かれた日本人男性と台湾人女性の60年前の恋文が絡んでくる。
正直言って、序盤の唐突な場面展開やあまりと言えばあんまりなBGMにげっそりさせられたし、周囲の人々の人情劇もコミカルに描いているんだろうけれど、ほとんど笑えず、スベリっぱなし。
でも、虹が見える中盤あたりから俄然よくなり、ラストのライブシーンではなかなか魅せてくれ、爽やかな余韻を残してくれた。
映画そのものは決して褒められた出来ではないが、この映画が台湾で大ヒットしたということを聞くと、中国や韓国と似たような過去を持ちながら、台湾人の親日的な態度にはびっくりさせられる。
台湾の田舎、海辺の町はとてもキレイで行ってみたくなった。 poppoさん [CS・衛星(字幕)] 3点(2011-08-19 21:36:32)

2.《ネタバレ》 うーん・・前半は面白かったし、結構、期待感があったものの・・バンドが始動し始めると「ダメか・・?」となり、全てがすべっていった感じがする。結局、手紙と映画も繋がらなかったし・・。ただ、戦争直後の手紙の構造が「男性:日本人・女性:台湾人」であるのに対して現在部分が「男性:台湾人・女性:日本人」と入れ替わっていることに日本のアジアでの絶対的な優位が崩れた現実も感じた。メロドラマ的には「優位な国:男性・下位に置かれる国・女性」という構造で映画の脚本は描かれるものなので。戦前の「満映」の映画が「日本男性と李香蘭が演じる中国女性」とのメロドラマばかりだったことが象徴するように・・。中国人男性と日本人女性とのメロドラマは一本もないはず。
グレースさん [DVD(字幕)] 3点(2010-07-24 21:22:05)

1.差出人も宛先も不明の日本から台湾へ、過去から送られてきた男から女への思いが切々と綴られた手紙。作品中随所で手紙の内容が挿入される。しかし作品の方はその手紙に恐らくは全く関係ないであろう人々の人間模様を描くコメディでした。そしてメインテーマであるはずの手紙の存在を忘れそうになる。そして忘れた頃に突然手紙が挿入される。その度に過去に何があったのだろうと思いをはせる。しかしすぐに作品はその手紙とは全くリンクしないと思われるガヤガヤした現代の台湾の話に引き戻される。この手紙がどうなるのかが気になって現代の台湾のコメディに気持ちが入っていかない。結局はどっちつかずの物足りなさが残る作品でした。ただ、キーボード担当の少女が台詞は少なかったけどなかなかいい存在感がありました。いつかまた別の映画で再会したいですね。 とらやさん [映画館(字幕)] 3点(2010-01-23 20:56:15)

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【点数情報】

Review人数 13人
平均点数 5.23点
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3323.08% line
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5430.77% line
6323.08% line
7323.08% line
800.00% line
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