みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(3点検索)】
10.もろに説明不足で見どころもあまりない。キャラの善悪が付きにくいし、説明不足なので設定や背景もよく分からないまま物語が進んでいく。一体どうしたいのかどういう風にしたいのか。 ティム・バートン+ジョニー・デップはおなじみのタッグだけど、だからいい作品が出るとは限らないことを思い知らされた 【ラスウェル】さん [ブルーレイ(字幕)] 3点(2017-05-01 00:01:22) 9.最初から最後まで主人公が「ただその場にいるだけ」で、屈折感もなければ逆に躍動感もない。それどころか、いろいろ配置された周りの登場人物もみんなそう。映像はぎとっとした人工感丸出しの配色で、吸血鬼やその他もろもろが登場しそうな奥行きや底の深さがまったくない。つまり、ティム・バートンが完全に手クセだけで作ってしまったということです。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2016-12-09 00:38:56) 8.《ネタバレ》 う~ん、新作レンタルが80円になってたから勢いで借りたものの・・・失敗だったかな。 内容は、過去に漁業で栄えた一家の御曹司がドロドロの恋愛事情の末に吸血鬼にされ地中深くに埋められたのだが、200年後にたまたま発掘され復活するというお話。 設定自体はまあ有りかと思うのですが、問題は内容。自分を工事で掘り出した工員たちを皆殺しにした時点で「んんっ!?」まあ200年間水一滴も飲んでないんだから・・・と自分を納得させようとするも何とも言えない不快感・・・。 そんな不快感を何とか隅っこのほうに追いやりながらの中盤、炎を囲んでキャンプ中の若者たちをまたしても惨殺!なぜこんなほとんど意味を感じられない殺戮の描写を入れるのか、理解に苦しむ。 この映画は当たり前ですがジョニー・デップさん演じるバルナバス視点で描かれており、バルナバス側を「善」という扱い方をしています。 が!!! 上記の不快感やバルナバスとアンジェリークの恋愛事情などを観てると、バルナバス側よりむしろアンジェリーク側に感情移入してしまいます。200年前の恋愛観はわかりませんが、アンジェリークはいわばバルナバスに「遊ばれた」のであって彼女が復讐したいと思うのはむしろ当然。バルナバスには言い訳する余地はありません。にもかかわらず現代に蘇ってなおアンジェリークと浮気をしようとする(というかした!)始末。もう救いようがない。 こんな不快な主人公は久しぶりに見ました。ティム・バートンっぽいと言えばそうですが、今回は不快の種類が許容できない類だったことが残念。面白くないというのではありませんが、本来謝るべき立場の人間が不遜に立ち回るストーリーが不快だったという話。 【TANTO】さん [DVD(字幕)] 3点(2012-12-03 18:30:19)(良:2票) 7.いつ面白くなるかと最後まで見て、最後の最後まで面白くなりませんでした。ティム・バートンxジョニー・デップならお金を出してしまうスタジオ側が悪いのか、こんな脚本に巨額予算を投じて、よく映画作るよなぁ…と感心してしまった。誰もダメ出しをする人がいないんだろうなぁ。B級でも、昔のティム・バートンの作品から感じられたパッションが最近の作品からは感じられません。映像、装置、キャスティング…どれも悪くないのに…やはりどんな映画も脚本が命だと感じずにはいられない作品でした。 【HIDUKI】さん [DVD(字幕)] 3点(2012-10-08 16:06:25) 6.《ネタバレ》 スピルバーグファンな私でも、ジョン・ウイリアムズはともかく、ちょっとヤヌス・カミンスキーとマイケル・カーンからは離れてみて欲しいな、って思ったりするんですよね。これがそんなに好き!ってワケではないティム・バートンとなると、もうダニー・エルフマンもヘレナ・ボナム=カーターも、そしてジョニー・デップもいい加減にしてくんない?みたいな。予告編見ただけでも今のティムのマンネリタッチで『ビートルジュース』を再現するワケ?ってゲンナリしたんですけど、本編はそのゲンナリ予想を更に下回るシロモノで。物語が上手く転がってゆかない脚本がキツくて(様々な要素が散りばめてあるものの、それらがちっとも流れを作っていません)、そしてそれをフォローできるような新鮮な魅力のある映像なり演技なりが全くない、内輪で惰性で映画作ってるような感じがして。白塗りメイクのジョニーと退色した銀残し風の画とダニーのホラータッチの音があればそれでなんでも賄えちゃうし、みたいな安直さを一体何度繰り返すの?って状態で。『チャーリーとチョコレート工場』『アリス・イン・ワンダーランド』『スウィーニー・トッド』のうちどれか1作を見ていれば、別に今回特に新たに楽しめる部分はありません、みたいなクリエイティヴィティの欠如がキツ過ぎてしまって。エヴァ、クロエ、ジャッキーというご馳走役者達に食傷状態な味付けをして徹底的に素材の味を殺しまくったティムのマンネリっぷりは、やや重症。欠如した父性への渇望まで毎度のワンパターン、自らを記号化してみせるティムの永久機関に懲りずに付き合えるほど、みんなヒマじゃないんじゃない? ラストのアレもジェイソンかゴジラかって状態であまりに凡庸なイメージにびっくりだわよ。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 3点(2012-05-31 20:46:11)(良:2票) (笑:1票) 5.映像の美しさ、カメラワークの巧みさ、配役の的確さ、名演、の全てを打ち消す、たぐいまれな脚本だと思います。 ‘’トム・クルーズとスティーブン・スピルバーグの宇宙戦争‘’的印象をもちました。 【こね】さん [映画館(字幕)] 3点(2012-05-29 22:05:28) 4.《ネタバレ》 70年代の音楽を流しまくり、デップお得意の人を食ったようなユーモア溢れる演技が、200年のズレを持つ時代錯誤の男の滑稽さと相まって良さ気な雰囲気の予告編。アレを期待して本編を観ると物凄くガッカリすると思います。 時にシリアスで無駄にえげつなく、時にコメディで下らない下ネタもあり、どの層に向けたものなのか分からず中途半端としか思いませんでした。 落ちぶれた一族の末裔を含め、何かありそうなキャラクターが多く面白そうではありますが、結局何もなかったな。唐突に化けた狼少女や、幽霊が見えるという男の子が急に強気になったと思ったら死んだ母親の霊が出てきて魔女を仕留めるとか、複線も何もなく完全に観てる側は置いてけぼりでしょう。やたらと家族や一族をアピールするなら、煮え湯を飲まされてきた一族総出で勝たないとスッキリしないけどね。脚本がダメダメです。 いつものバートンらしいダークな雰囲気は抜群で色調や美術はとっても良かったんだけどな。 【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 3点(2012-05-24 21:18:22)(良:1票) 3.《ネタバレ》 本当に悲しく思えるくらいにつまらなかった。 ・主人公に感情移入できない ・エピソードの描き方が冗長かつ中途半端 ・微妙な下ネタ などなど、とにかく凡庸。 特に「家族が一番の財産」という父の教えを顧みず、ロジャー(デヴィッド坊やの父代わり)を出て行かせ(選択肢は与えていたけど)、罪のない人間を殺すこともやめず(しかも魔女の呪いのせいだと言い訳)、あまつさえ「血を奪った」という理由でホフマン博士を殺してしまうという主人公の行動は最低だと思います。 さらに敵の魔女の豊満なボディに誘われて、「ヴィクトリア(偽名)を守るため!」とまたも言い訳をほざきながら、「小魚作り」に励んじゃうとか・・・そりゃないよ。その後につぶやいた「残念な展開であった」はこっちの台詞だと思いました。 爆破をした濡れ衣を着せされたことや、殺人の容疑をかけられているままなのに、それもぶん投げてハッピーエンドなのも納得いかない。 結局キャストだけが救いでした。 ジョニデ様の相変わらずの頭のねじがどっか飛んでいる演技や、「ヒットガール」ことクロエ・グレース・モレッツの成長っぷり、悪役のエヴァ・グリーンのハジケっぷりは素晴らしかったです。 1970年代を代表する音楽がたっぷり使われているので、当時を懐かしめる人にはより楽しめるかもしれないけど、話がこの出来では評価のしようがありません。 【ヒナタカ】さん [映画館(字幕)] 3点(2012-05-20 23:49:42)(良:2票) 2.《ネタバレ》 CMからして『アダムスファミリー』的なブラックコメディを想像していたが全然違う。 まずコメディ要素がメインどころか味付けと見ても少なめ(CMで全体の半分位消化)で、200年ぶりに目覚めた吸血鬼のデップがお家再興に奮闘したり恋したり魔女に妨害されたり誘惑されたりするが、結局お家再興は失敗し魔女退治と恋人作りに成功しただけ・・・・用は関係者全員ロクな目に合わなかった。 こう言った話の吸血鬼って血を吸わなかったり輸血パックで代用が多いがコイツはガンガン吸いまくる(殺しまくる)。おまけに邪魔な奴も殺したり催眠術で騙したり、家族は大切にすると言っておきながら結果長男は父親を追い出されてしまい散々。しかも魔女に誘惑されるとあっさり『レッツ小魚作り』!これに対しては『恋人が呪われないため仕方ないんだ!』、ちなみに吸血殺人も『この呪い(魔女)のせいで私も苦しい』と女々しさ爆発のヘタレ発言。 そしてそう言った悪行になんの反省も報いも受けずにハッピーエンド。個人的に『因果応報』が微塵も成り立っていない作品は嫌い。 あとあらすじ見てもそれほど山場は無いのだが、無駄に場面がコロコロ変わりその1つ1つも掘り下げが出来ていないわり異常に長い。構成が悪いわけではないのだが、用は超うす味のスープを5ℓ位飲まされた感じで印象的なシーンが無い。 序盤からデップの恋人の前に現れ『助けて・・』と呟く長男の母親の幽霊も何かの伏線かと思ったら、『誰も助けてくれないんじゃ自分で何とかする!』と魔女にゴッドボイス発射で撃退、助けを求める必要無いじゃん。 あと娘の秘密が唐突過ぎ。これも周りのキャラの掘り下げが出来ていないことからくる弊害。ちなみに上述した『異常に長い』はデップ絡みのみで他キャラメインのシーンはダイジェストみたく駆け足なので全然魅力を得られなかった。そう言う意味ではデップ好きには嬉しいのかな? 雰囲気としては『永遠に美しく・・・』が近いが出来としてはあちらの方が皮肉が効いていて面白い。てか終盤の魔女とショットガン女の戦いなんてまんまそれだし。 少なくてもCMみたいな作品を期待すると損します。『ジョニー大好き!ジョニーが出てれば他なんてどうでもいい!ジョニーが幸せにさえなればオールOK』なら面白いかも。てか監督自身が『ジョニーLOVE』過ぎる、プロモじゃないんだからさぁ。 てかまた広報にだまされた。 【ムラン】さん [映画館(字幕)] 3点(2012-05-20 07:11:33)(良:4票) 1.面白くない。 序盤あたりまで見た時は、主人公がバンパイアの力を活かして事業で成功し、没落した一族を再興させる、というような展開になるのかと思って、期待して見ていたがそうはならず、物語はどんどんどうでもいい方向へ。 結局、魔女との戦いが主軸の映画。その魔女も主人公に色々しかけてるくるものの、主人公のことが好き、という設定のため、魔女に対して「こいつをこらしめてやりたい!」というような気持ちになれない。よって、非常に単純ではあるが、物語におけるひとつの王道パターン「敵がむかつく→戦う→倒す→スカッと爽快」のような勧善懲悪的な楽しみは全くない。かといって愛憎劇が楽しめるかというとそうでもなく、ドラマ性は希薄で、ただただドタバタやってる感じ。 元々がテレビドラマ作品ということもあって、あまり必要性を感じない登場人物も多く、シナリオにスマートさが欠ける。 ちょっとした笑いを随所に入れていて、笑えなくもないが、及第点にはとどかない。 その笑いも作品の雰囲気がダークなだけに「ブラックジョーク」のように思えるが、案外普通のギャグだらけ。例えば、200年間眠っていた主人公が世相に疎いために生じる齟齬を笑いにしているのが多いが、当然それはブラックジョークじゃない。もちろんブラックジョークが普通の笑いよりいいと言うつもりはない。ただ、それを期待して観に行くとガッカリするかも。あと、1970年代流行の音楽を知らないと意味がわからない笑いもいくつかある。 ジョニーデップがいつものように奇抜なメイクとともに変なキャラを演じているのでジョニーデップ好きなら楽しめるかもしれない(もしくはアリス・クーパー好きも)が、そうでないなら見る価値はあまりない。見終わった後に何も残らない作品。 【椎名みかん】さん [映画館(字幕)] 3点(2012-05-20 01:17:38)(良:3票)
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