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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(3点検索)】
2.《ネタバレ》 危機感や恐怖心を煽って入信を勧誘する手法は、古今東西を問わずどの宗教でも行っている常套手段。危機は具体的に、恐怖は切実である方がより効果的です。そういう意味では、尖閣問題で外交緊張が高まる折、中国(劇中ではオウラン)による日本侵攻というタイムリーな設定を用いたセンスは正しいと感じます(ただ、武力衝突も無しに、ある日突然併合されるという設定にリアリティは感じませんが…)。さて本作の目的は、ラストに行われた主人公の演説(説法)に集約されていました。この主張を際立たせる為に100分近くが費やされたと言ってもいいでしょう。然るに、肝心の演説が全く心を打ちません。既存の宗教を全て容認すると語る一方、主人公が説く“神”による価値観の統一を強要するのは明らかな矛盾です。オウランが日本併合時に行ったダブルスタンダードな施策と何ら変わりありません(おそらくこの不条理を製作者が理解していないのが一番怖い)。演説ひとつで問題解決という点も説得力を欠きますし、その後の次第を字幕で説明という手抜きも酷いと感じました。この完成度では、もはやプロパガンダとは言えない気がします。最後にどうしても触れておきたい宍戸錠について。ほぼ役作りを放棄したとも思える大根ぶりは、晩年の丹波哲郎を彷彿とさせる異次元の味わい。こちらの方が余程神懸かっているような。(以下余談)レンタルDVDでの鑑賞でしたが、正直言って下手なAVより借りるのに勇気が要りました。長女からのリクエスト『うちの3姉妹』と次女のリクエスト『プリキュアオールスターズ』に挟んでカモフラージュしてレジに出しましたが、お姉さんの表情がいつもより怪訝そうだったのは…気のせいでしょうね。 【目隠シスト】さん [DVD(邦画)] 3点(2013-08-13 22:27:46)
1.《ネタバレ》 妻投稿■プロパガンダって、実はすごく作るのが難しい映画の分野なんじゃないのかなと思います。だって、下手に作ってしまうと、主張自体が嘘っぽくなり、物凄い逆効果になるから。この映画もその典型だと思います。全体のリアリティのなさ、特に主人公を簡単に逃がしちゃうオラン国の兵隊のへたれさは、中国(ぶっちゃけこの国がモデルだとはこの馬鹿でも分かっているのですよ)に実際に支配され苦しめられているチベットやウイグルの人たちを応援するものには絶対になり得ず、逆に「主人公のオ〇ニー演説で全てが解決するなら俺たちは苦労しないわ!」という気分にさせると思います。■まあ、これが宗教映画の限界と言うか、映画の目的が「私の宗教に入ればこの問題は解決する」と思わせる事なんですよね。でも実際はそうじゃないから物凄く嘘な映画になるわけです。宗教ってのは、「こんな糞みたいな現実でどう生きたら救済されるか」というものなのだから、実は確実な実績が必要。いくら憲法や平和主義といった「現状」を否定したとしても、そのあとが嘘だったら全然心に響かないです。 【はち-ご=】さん [映画館(邦画)] 3点(2012-10-05 23:00:42)
マーク説明 |
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★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
5人 |
平均点数 |
1.80点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 3 | 60.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 2 | 40.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 0 | 0.00% |
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6 | 0 | 0.00% |
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7 | 0 | 0.00% |
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8 | 0 | 0.00% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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