みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(3点検索)】
4.《ネタバレ》 これ、アカデミー賞VFX賞を受賞したとか……ずいぶん大盤振る舞いだねぇ。 最近のSF大作とされる映画は皆、この程度のCGは使ってると思うんだけれど? まあそれはともかく、これって結局VFXだけの受賞なんだよね。つまりは特撮技術だけが評価された、と。まあ、然も在りなん。 それほど厳しい目で観てるつもりも無いんだが、どうにも褒める所が見つからない。 序盤にチョロっとゴジラと呼ばれる恐竜みたいなモンスターが出てきて整備兵の小隊を全滅させ、一応の期待を煽るわけだが、そこから後がとても退屈な話が続く。30分が過ぎたくらいで「俺は何を観てたんだっけ……?」と思わずパッケージを確かめた。 40分ほどが過ぎた頃に、ようやく吉岡秀隆や佐々木蔵之介らが登場。TVシリーズの『Dr.コトー診療所』ファンだった自分は、吉岡と神木の2ショットに「ああ、神木、大人になったなぁ。コトー先生、変わらんなぁ……」と違う意味で感慨深いモノが込み上げて来たが、それはまた別のお話。 そしてお話は、おんぼろ船に乗ってモンスターに襲われ、モンスターの口に爆発物を入れて銃で撃って爆発させ撃退するという、どこかで聞いたような話をじょーずに描いて見せ、やっとこさゴジラ映画が始まる。 結局、すったもんだ、アレやコレやの末にゴジラを倒すんだが……。 序盤に『ジュラシック・パーク』やって、それから『ジョーズ』、特攻は『ID4』(まあ、あれはあれで『宇宙戦艦ヤマト』の真田さん殉死のパクリなんだが……)、で最後は、あれだけの未曽有の大惨事の中、主人公の身内だけは誰一人欠けずに大団円という『宇宙戦争』と、スピルバーグの映画の詰め合わせを見せられた様な気分。いつ神木がゴジラと人差し指を突き合わせて見つめ合うかと、違う意味でハラハラしたわいな。 また、頂けないのは、神木がずっと真新しいG-1ジャケット着てるんだよねぇ。重箱の隅突くようで申し訳ないが、特攻から逃げ、ゴジラから逃げて多くの仲間を見殺しにして「僕の戦争はまだ終わってないんですっ!」とか叫ぶ奴がG-1? それ敵国だったアメちゃんの海軍航空隊の正式ジャケットなんですぜ? そしてラスト、ゴジラの吐く放射能炎の爆風を浴びてあれだけの勢いで吹っ飛ばされた浜辺美波が生きている。典子の首筋に残った黒い痣は……世間では「あれはゴジラ細胞だ」とか「放射能による後遺症だ」などと憶測が飛び交っているが、あれは本当に典子なのか? いや、典子にこそ、粉々に吹っ飛ばされた細胞から全身を再生する特殊能力があったに違いない! というわけで、次回作では顔と心は典子、体はゴジラ(ちょっとカワイイな……w)という『デビルマン・レディ』ならぬゴジラ・レディとして、巨大化した浜辺美波にゴジラと対峙して頂きたいものです。 【TERRA】さん [DVD(邦画)] 3点(2024-12-23 23:14:14) 3.《ネタバレ》 一度レビューを書いたあと、なぜこの映画が気に入らないのか理解できたのでレビューを書き直します わかりやすいのでシンゴジラと比較しますが、シンゴジラでは映画の中の人間は基本的にゴジラに関係する話しかしてません。ずっとゴジラにフォーカスしています。 しかしこの-1.0の方は、基本的にゴジラと関係ない話ばかりしています。赤ちゃんがどうの特攻隊がどうの銀座のモガはサザエさんカットだよね云々、ゴジラが出てないシーンは基本的にゴジラと関係ない話ばかりしています。てかもはやNHKの朝の連ドラです。 「NHKの朝の連ドラに劇中イベントみたいな感じでゴジラが絡んでくる」それがゴジラ-1.0。 そんなのゴジラ映画じゃありません。 ゴジラなんだからゴジラの話をしてくださいよ だってタイトル「ゴジラ」なんだよ? 関係ない内容がメインでどうするよ… という事でこの映画は個人的に大嫌いです。 アカデミー賞受賞はおめでとうございます。嫌いですけど。 【あばれて万歳】さん [インターネット(邦画)] 3点(2024-05-03 16:25:10) 2.《ネタバレ》 初めに言っておきますが、評価低いです。理由は後述。 まず普通にいいところ。 ゴジラの造形。無機質でシン・ゴジラよりも無気味。意味は分からないが熱戦を出す前のひれの変化もかっこいい。無造作に人々を踏み潰すのが怖い。 海上の戦いが迫力十分。どうやって撮って、いや作っているのだろう。艦船の無力感がすごい。 あとは、子役の女の子が上手、終戦後の銀座の風景がすてき、浜辺美波がきれいなど。 普通に悪いところ。 何を考えているかわからないのがゴジラの怖いところなのに、なぜ蚊のような戦闘機の攻撃であれほど激高するのか。目的(そもそもわからないけど)を忘れて海に戻っていくのが不思議。 神木隆之介はなぜ大戸島で機関砲を打たなかったのか。脚本上の都合としか思えない。撃ったところで意味がなかったのは青木崇高にもわかるはず。 フロンガス攻撃で本当に倒せると思ったのか。浮上作戦はより意味不明。オキシジェンデストロイヤーは偉大だった。 吉岡秀隆の「脱出装置もない戦闘機」のセリフと青木崇高のコクピット説明の場面は、どちらかもしくは両方が不要だった。直前でラストが分かってしまう脚本はいかがなものか。 浜辺美波が不死身すぎ。SISUの主人公と同じくらい。生きているんだろうなと思ったら、案の定だった。脱出装置と同じくらい意外性がない。さらに言うなら浜辺美波と何年も一緒に暮らして手を出さない男はこの世にいない。 で、それだけなら評価6くらいでもいいが、どうしても嫌なのは全編に漂う戦争礼賛の空気。 「戦争っていいもんですなあ」「まったく! 人材育成には欠かせません」「戦争に行ってなくても役に立つでしょう」「戦争に行ってないやつでも出来ることはあるんだ」…。登場人物のそんなセリフが聞こえてきそう。 ほかに方法がないことの説明が不十分なままでの神風特攻隊再現は、さすがにやめてほしい。脱出装置があったからいいというものではない。お国のためなら命はいらないという考え方は、我慢できない。神木隆之介が特攻から逃げたのは、結局いけないことなの? 【漣大五郎】さん [映画館(邦画)] 3点(2023-11-09 13:21:31)(良:4票) (笑:3票) 1.《ネタバレ》 残念ながら、私には全然ダメな映画でした。やっぱり「山崎貴は山崎貴のまま」としか思えません。 ゴジラが暴れるシーンは悪くはないのですが、その合間のジメジメしたシーンがまあ長いこと。なぜドラマの部分をあそこまでウェットにしてしまうんでしょう。あと、主人公の敷島が乗り込む機雷処理船の乗組員3名の演技も凄く苦手(特に、ちょこちょこ挟んでくる吉岡秀隆の「おどけ芝居」)。 ゴジラが日本へ上陸して破壊の限りをつくしても、民間で対応するしかないという展開についても劇中で納得できる説明があったとは思えません。 とにかく観ている間中モヤモヤしっぱなしで、全然楽しめませんでした。 【ebcdic_ascii】さん [映画館(邦画)] 3点(2023-11-05 00:00:47)(良:3票)
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