みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(3点検索)】
2.レザーフェイスのチェーンソーを、通販でお馴染み高枝切りバサミに持ち替え(いや、普通の植木バサミですな)、13金ジェイソンよろしくキャンプの若者を惨殺しまくる、要するにパクリ精神のみで作られた激安ホラーの一本。ではあるのですが、我々の世代にとっては、当時の宣伝のインパクトゆえ、スプラッタ映画のスタンダードともなっている作品であります。後に、新13日の金曜日では同様の凶器が登場し、ホラー映画界、パクリパクられ、持ちつ持たれつ。 実際に作品を観れば、殺人鬼の名前が「バンボロ」ではないことに気づくのですが、それでも当時の宣伝ゆえ、日本では永久に「バンボロ」と呼ばれ続けることになるんでしょうなあ。 で、本作なんですけれども、イイ感じにクラシカルで、なかなか殺人鬼が姿を現さずに徐々に恐怖を盛り上げる・・・と言いたいところですが、いやこれがホントにムダに、引っ張る、引っ張る。ムッツリスケベ男の覗き事件だの何だの、つまらんカマシばかりがこうも繰り返されるのでは、正直、ダレてきます。キャンプの若者がムダに多いのも、実にムダ。 前半は殺人事件がほとんど発生せず、さんざん待たされた挙句に、後半ようやくバンボロの活躍が始まるのですが、その頃には観てるコチラも、「今更出てこなくってもいいわい!」という荒んだ気持ちにもなろうってもんです。そんな我々の気持ちを知ってか知らずか、ズバズバと植木を剪定するかのごとく豪快に人間を切り刻みまくるバンボロ。斬られる人間が植木に見えてくる。 で、なぜか挿入される、あの宣伝でお馴染みの、植木バサミを振りかざすシルエット。あ、ごめん、正しくは「ギロチンバサミ」でしたっけ。 最後までイマイチ存在感を示せないまま、クライマックスでは凶器をガスバーナーに変更してしまい、刃物でなくっちゃ迫力も半減、いや10分の1以下。これではなかなか、シリーズ化という訳には。シリーズ化したそうな終わり方でしたけれども。さよなら、バンボロ。 ああ、バンボロじゃないんだっけ・・・。 【鱗歌】さん [DVD(字幕)] 3点(2019-05-21 22:48:21) 1.《ネタバレ》 小さい頃、街でハサミを振り上げた怪人のポスターを見かけてから何だかんだで40年近く経ったけど、やっと見ることができた。演出や特殊メイクは今の感覚で見ると全然だけど、キャンプ場の暗い森や湖の不気味な雰囲気などはなかなか良い感じ。で、バンボロ(クロプシー)だが、どんな奴か判らない方がラストの顔見せが生きてくると思うので冒頭でわざわざ只のオッサンだった頃の顔は見せないほうが良かったように思う。それとリック・ウェイクマンの音楽はほぼ効果音的な使われ方だったのでもったいないなー。 【J.J.フォーラム】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2018-10-29 23:23:14)
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