みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(3点検索)】
3.《ネタバレ》 これはとんでもない映画ですよ。悪い意味で。 特撮シーンの大半は過去作の使い回し。支離滅裂で子供騙しにすらなっていない幼稚なストーリー。こち亀・宇宙戦艦ヤマト・銀河鉄道999らしきものまで唐突に登場します。挙句の果てはライバルのゴジラを揶揄するような描写まで。 ここまでくると、当初の期待とは別の面白さがありますけどね。 そんな中で、マッハ文珠の圧倒的存在感は光ってました。ガメラよりも目立っています。むしろこの映画の主役はマッハ文珠と言っても過言ではないでしょう。ガメラのどうしようもなく低レベルな特撮シーンよりも、マッハ文珠の格闘シーンの方がよっぽど見応えがありました。これで当時21歳ですよ。びっくりです。こんな威厳のある21歳女子を私は知りません。マッハ文珠の素晴らしさを気付かせてくれたので3点です。普通に考えれば、滅多にお目に掛かれないくらい酷い映画であることは受け合いです。 【もんでんどん】さん [インターネット(字幕)] 3点(2016-04-19 00:55:03) 2.《ネタバレ》 別のガメラ映画では過去映像を長々と使い回ししていて落胆したが、この映画は初めからそういうものとわかって見たので個人的には問題ない。 内容としては、一度は手放したカメがガメラになって戻って来て、最後は宇宙に去るというのは昭和ガメラ第一作への回帰を意識したのかと思える。が、それ自体にそれほど重い意味はなさそうである。また過去映像が重厚なのに劇伴が妙に軽快で、ドラマ部分も30分番組程度の軽さであり、ちょっとお色気の場面(おねえさんが短パンでアクション)もあるのは東映TV特撮を見ているようだった。ほか主人公の少年の歌う「ガメラのマーチ」(=主題歌)は、どう頑張ってもちょっと受け入れがたいものがある。 ところでこの映画ではガメラの存在感が薄い代わりに、善悪計4人のおねえさんが出ているのが少し豪華で、うち失敗続きで哀れっぽい悪玉のおねえさんを応援したくなるのは製作側の狙い通りだろう。善玉のおねえさん方は武器を持たない宇宙人とのことで、戦力不保持の平和日本に滞在しているのはふさわしいと思えるが、ガメラにばかり頼るわけでもなく自己犠牲も厭わないのはなかなか覚悟が据わっている。大きいおねえさんはいかにも強そうだったが、小柄に見える2人にももっと活躍してほしかった。 ほか具体的な場面として、亀有交番の警官の台詞には不覚にも笑ってしまった。一方でゴジラ映画を揶揄するような場面も挟まっていたが、これは笑えるというより、他人のことなど言えるのかという感じだった。これが昭和ガメラの最後というのはやはり寂しいものがあり、ぼくらのガメラもここまで落ちたかというのが正直なところだが、ただ過去怪獣総登場の上に他メディアからの引用やパクリまで入れ込んだ賑やかさは、「ゴジラ FINAL WARS」の雰囲気に通じるものがあるように思われる。 【かっぱ堰】さん [DVD(邦画)] 3点(2013-01-19 10:07:17) 1.こち亀の実写化がこんな所にもあるとは思わなかった、亀つながりか。 過去のシリーズの名場面を、毒にも薬にもならないような 退屈な新作ドラマでつないだ、詐欺同然の作品。 新作部分は子供向けというか子供だましで、 金もかかってないし緊張感がないから全然おもしろくない。 過去のシリーズを観てきた者にとっては新作部分にあえて観るほどのものはないし、 シリーズを知らない人のための入門編というにも無駄が多すぎる。 これはまさに作ってはいけなかった、ガメラのヒストリーのなかでもただ汚点でしかない作品。 点数のほとんどは幼稚園のお姉さんのミータンに。 【且】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2009-08-19 22:46:11)
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