みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(4点検索)】
8.今どき、傷害事件を起こした生徒の父親が著名な政治家でって展開には笑っちゃうのだが、そこから父ちゃんが『ロッキー』のような猛特訓シーンを経て決闘で決着するという実にバカバカしい単純ストーリーに大いに喜ぶ。こういうの好き。須藤元気のそんなヤツおらんでってな完全悪党もマンガチックでよろし。岡田准一のカリスマ性は抜群。サラリーマンを応援する高校生軍団のコメディ部隊もよろし。ただ、もうちょっとコメディの部分は頑張ってほしかったかも。コメディの中にシリアスなテーマを含んでいるというよりはコメディのふりしたシリアスドラマ寄り。そこが気に入らない。だから堤真一の中途半端なへなちょこぶりもイマイチ(もっと笑かせ!)。バスはいらん。とってつけた感動はいらん。でも大筋は面白い。 【R&A】さん [DVD(邦画)] 4点(2009-03-02 17:57:49) 7.《ネタバレ》 韓国版を先に見ていたので、その比較を中心に。結果的に韓国版の方がおもしろかったのだが、これは、日本版の欠点を研究することができる、後発の強みだろう。 まず、テンポが悪すぎる。導入部がやたらに長くてもたもた。韓国版だと、開始5分程度で、病院で教頭と話し合う場面(夜中の病院の暗さが、主人公の心情にオーバーラップして、実によいシーン)になるのだが、いったいそこまで、何分かかってるんだろう。 それと、画面のトーンが、全体に鮮やかすぎて安っぽい。堤真一と岡田准一が並んで木の枝に座り、語り合う大事なシーンのバックが、異常に鮮やかなオレンジとブルーのコントラストの夕映えで、まるで書き割り。せっかくのいいシーンがコントのようになってしまった。 なにより、堤真一がかっこよすぎるのが一番の敗因。もともと背が高く、体つきも締まっているし、トレーニング前とトレーニング後の差があまり見えない。一度も脱がないし。 岡田准一はかっこよかったけど、やはり堤真一よりも小柄なので、そのあたりで損をしている。それに高校生には見えないやね。仲間のほかの子たちもそうだけど。 韓国版では、須藤元気の役は二枚目のお坊ちゃんタイプ(でも筋肉隆々)の子がやっていて、原作通り、テレビのインタビューにすごく感じよく答える、というシーンがあったんだけど、須藤元気じゃ、まるでチンピラみたいで、当然そういう表向きいい子ぶりっこのシーンもなし。 主人公がかっこよくて、敵役がわかりやすい悪人面っていうのも、物語を浅くしている。 韓国版は、主人公が走るシーンのスピード感がよかった。音楽もよくあっていたし、バスと競争する最初のクライマックスも、屋台のおじさんが水を手渡したりと、小技もきいていたし。日本版は、走るシーンのカメラワークが凡庸で、つまらなかった。 妻と娘が内緒のトレーニングを知ることになるシーンも、日本版は時系列順に出てきて、おもしろみがないが、韓国版は、最後にネタバラシをするので、カタルシスがある。 岡田クンのファン以外には、かなりびみょーなでき。 【yhlee】さん [DVD(邦画)] 4点(2007-07-27 10:18:49) 6.小説は未読なので(面白いって聞いてますけど)よくわかりませんが、もう始まったときから「ああなって、こうなって、こういう感じで終わるんだな」ってわかる映画ですよね。小説としてはどうなのかはわからないけど、映画としての意外性は全く感じない。じゃあ見所はというと、役者の演技、あるいはビジュアルってことになってしまって…でも脇役のキャラは全然たってないし、結局堤真一のだめっぷり演技(かなりうまい)と岡田准一のかっこよさみたいなものを観るしかないのかな? それにしても岡田准一って人は「東京タワー」といい、なんか恵まれてない。今が旬な感じがするし、賞味期限もあるだろうし、ここらへんでちゃんとした映画に出演しといた方がいいのにと思う。ストーリーを上からなでただけっていう脚本がやっぱりチープにしちゃった原因のように感じられます。 【はちかつぎひめ】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2006-09-30 07:32:46) 5.《ネタバレ》 CMを見てとても期待してみたのですが、なんだか微妙。笑いと感動の要因っぽい高校生&おやじ達も空回りだし一ヶ月ちょいで体力付きすぎ&強すぎ。全体的に中途半端な感じがしました。でも話の軸的なものはとてもいいと思います。感動と笑いを巧く見せてください。 【伊藤さたけ】さん [DVD(邦画)] 4点(2006-05-20 00:51:15) 4.《ネタバレ》 後半になって高校生たちの棒読みでいい事言ってるぞと言いたげなせりふが聞いていてうんざりしてくる。本当の戦いの部分が意外にあっさりしていたのは、よかった。 【HK】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-03-05 01:27:41) 3.原作が好きで非常に期待した分やられた感じです。 原作の金城一紀が脚本も担当したんですが、 やっぱ餅は餅屋なんでしょうかね、同じ物書きでも専門外といったところでしょうか 映画の為というか、主演二人の為にイロイロとアレンジを加えて脚色したようで、 原作のよいところをなくしてしまいました。 伝えたいテーマを無くし、非常に安っぽいものに仕上がった感がします。 まぁ、その分主演の岡田准一と堤真一の二人の演技が際立って素晴らしかったです。 映画の評価としては最悪に近かったんですが、二人の演技だけが点数になった感じです。 それでも一応最後のほうの遊園地のくだりはよかったかも。 以下なんとなく思ったもの 娘役の星井七瀬がよかった 監督へたくそ、こいつの演出とかでぶち壊しのところがチラホラ 須藤元気がむかつく 主演以外の演技どうにかしたれよ… エキストラ指導とかちゃんとやれって 山下が不幸じゃなくて、ただのドジっ子になってる スンシンのイメージが… 【ひで太郎】さん [映画館(字幕)] 4点(2005-10-29 14:08:47) 2.演出が古い、台詞が不自然、ワキ役の子たちの演技力のレベルが低すぎ(役者が本職じゃない須藤元気に明らかに負けている)、話の流れもあちこち無理があり、最後まで入り込めずに終わりました。期待していただけに残念です。朴くんが在日であるという設定も使いこなせていなかったように思えるし。ただ、娘を想う父親の気持ちには感動。あとケンカのシーンはどれもリアルでよかったです。てことで、申し訳ないけどこの点数が精一杯。 【エムラ兄妹】さん [映画館(字幕)] 4点(2005-07-19 05:49:57) 1.娘が被害を受けた傷害事件をきっかけに一念発起し、家族の信頼と自らの尊厳を回復していくサラリーマンの姿を描くスポ根ファンタジー映画(?)。「GO」の金城一紀がオリジナル脚本を手掛けている所為か、岡田准一君の役が意味も無く在日という設定になってますけど、彼はもの凄くカッコ良く撮れてるのでアイドル映画としては成功してると思う。しかし、物語の流れや設定がもの凄くチープなので、肝心の堤真一の物語は白けてしまう。ありがちな特訓や、悪役が代議士の息子だったりする陳腐な設定以上に、主人公の日常を全く描いていないことが最大の失敗だと思う。だから彼の変化が全然伝わってこない。そもそも、何で彼は警察に被害届を出さないのか? ファンタジーには確たる現実感が必要なのです、4点献上。 【sayzin】さん 4点(2005-03-12 00:11:17)
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