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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(4点検索)】
4.《ネタバレ》 主人公が死んでは入れ替わっていく構成。そして、視点が移り変わっていく過程で物語の裏側を見せて行く。人間の弱さ愚かさ、虚飾に満ちた生き様。出演者各人の振り切った演技にも支えられた魅力的な作品ではあります。
ところが、ホラー作品として観れば、本作はコテコテのジャパニーズホラー流演出のオンパレード状態。冒頭のカットでお約束の如く虫が這いまわったりして、思いっきりジャパニーズホラー感を投げ付けられては個人的には引かざるを得ませんでした。
一方、必要以上の物量攻撃的な流血っぷりや登場人物の過激な死にっぷり、そして何よりラストの超自然的バトルからは、洋画悪魔系ホラーのエッセンスを感じさせらます。加えて、設定やら何やらアニメの実写版かと思わせられるような極端な非現実感を伴います。
要は、ヒューマンドラマ的な部分では魅せられつつもホラーとしては失望させられてしまう作品。少々テンコ盛りし過ぎたのでは?と感じざるを得なかった作品でした。原作を読んでから観た方が良かったのでしょうか?否、読まないで観た方が正解なのか?微妙なところです。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [インターネット(邦画)] 4点(2024-01-06 00:02:30)
3.《ネタバレ》 前半のドロドロした人間ドラマまでは非常に面白かった。だが、後半のクソっぷりは目を覆いたくなるレベル。
前半に関しては、「悪霊やお化けなんかよりも、生きてる人間のほうがよっぽど怖い」という昔からある決り文句を言いたくなるなかなかにホラーな人間模様であった。
子供想いの素敵なパパだと思ったら救いようのないクソ夫、母の気持ちも分からずわがままをいう子供、子供をほっぽって遊びに出かける妻に、裏切リ者の夫の友達。
とにかく、見ていて気分が悪い。まるで視聴者に嫌がらせでもしたいのか?とばかりに胸糞悪いシーンが続く。、
特に親父が会社から電話をかけてきて、母親がせっかくご飯を作ってるのに外食に行こうとなって、子供がオムライスとぐずりだすシーン。もう見てられない。
あー、こういう時、自分も児童虐待をしちゃうんかな、とか考えさせられるくらいにイライラさせられた。
これらはもちろん褒めて言ってるいるのである。いいよ、この不快感!
そして、このドロドロした人間関係がどう霊に結びつき、どう解決するのかと思いワクワクしていた。ところが、そのドロドロの当事者が子供を除いて全員死亡……。え?
代わりに、完全な第三者の主人公や、よく分からん霊能者妹のマコトに主眼が移り、話の焦点はその2人の過去や子供への想いになる。
おいおい、なんだよそりゃ!お前ら関係ないだろ!
あの子供の苦しみとか、霊が取り憑いた原因とかは、あの家族にあるんだろ。
その当事者の家族のことを全くすっぽかして、なんで、後からぽっと出てきたまことや主人公が、あの子供について、悲しみが~とか語ってんの?全く意味がわからない。
そして、そもそもとして、あの霊は結局なんだったんだ?あの子はなぜ霊に取り憑かれたんだ?そして、あんな小さな1家族のもめごとで、どうしてあんな行政が動き出すレベルの悪霊騒ぎになってんの?
意味不明なんだけど。
最後も、盛大な除霊の儀式の中、ナイフで刺したり、マンションから突き落としたり、血が襲ってきたり、建物がぶっ壊れたり、もうめちゃくちゃ。
何をどうやったらこんなクソみたいな展開にできたのか。
まあ、霊能力者が出てきた時点であまり期待はしてなかったからいいけど。
「霊能力者が出てくるホラー映画はほぼ間違いなくクソつまらない」という私の説を補強してくれるクソつまらない映画だった。 【椎名みかん】さん [インターネット(邦画)] 4点(2021-06-27 23:27:41)(良:1票)
2.《ネタバレ》 人々の心の闇に忍び寄る得体の知れない“それ”の恐怖を描いたエンタメ・ホラー。僕の大好きな中島哲也監督の最新作ということで、かなり期待して今回鑑賞してみたんですけど、うーん、これはさすがにあかんでしょ。なによりまず脚本が支離滅裂すぎます!現実離れしたあり得ない設定や原色を多用した毒々しい世界観、そしてぶっ飛んだ演出などはいかにも中島哲也監督らしくていいのですが、それらは今までしっかりとした脚本の力があったからこそのものだと思うのです。対して本作のこの脚本のダメっぷりはいかがなものか。前作の『渇き。』も含め、ちょっとスランプに陥っているのかな。中島監督、次こそ頑張ってもらいたいものです。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 4点(2019-07-14 01:10:17)
1.《ネタバレ》 これは・・・除霊エンタテイメントとでも呼ぶべき作品だけど、結論を言えば中島監督の大失敗作品だ。妻夫木聡のダメイクメンぶりは「世の中のイクメンなんて一皮むけばこんなもんでしょ」とでも言いたいのか、黒木華のぶっ壊れっぷりは「ダメ母はしょせん遺伝するでしょ」とでも言いたいのか、どのキャラも画一的ステレオタイプで、しかもそんな自分に向き合うことも無くあっさり退場する。これをエンタテイメントと言われても正直全然面白くない。そんな中で小松菜奈だけは人間的にまともなキャラだった。中島監督のよほどお気に入りなんでしょう。反面、松たか子は相変わらず人間性の崩壊したキャラだった。「告白」は新しいと思ったが、その後だんだんパターン化してるようで今回は一番満足度が低かったです。 【ぴのづか】さん [映画館(邦画)] 4点(2018-12-08 21:13:18)
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【点数情報】
Review人数 |
42人 |
平均点数 |
5.79点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 1 | 2.38% |
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2 | 1 | 2.38% |
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3 | 3 | 7.14% |
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4 | 4 | 9.52% |
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5 | 9 | 21.43% |
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6 | 10 | 23.81% |
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7 | 5 | 11.90% |
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8 | 7 | 16.67% |
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9 | 1 | 2.38% |
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10 | 1 | 2.38% |
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【その他点数情報】
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