みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(4点検索)】
14.ケータイ小説を彷彿とさせる、中二病観念的残酷青春映画。負のエネルギーが充満する要素が中学生たちに重くのしかかり、美しい田園地帯が残酷さを際立たせる。自分にはリリイ・シュシュはいなかったが、生き甲斐と言えるもの、居場所があったから、自殺したくてもそこから免れた。映画に幸せや救いを求めるのなら見ない方が良いだろう。現在の中学生はこれ以上に残酷で虚無感に満ち溢れた、救いのない世界を生きている。理解できない、融通が利かないから目を背けるしかない。そういう無責任を監督は観客に突き付けたかったのではないか。「じゃあどうすればいいの? 答えをすぐ映画に求めるなよ」みたいな禅問答。私もまたそこから目を背けた傍観者だ。悲しくて救いがなくても、死が救いという場合もある。沖縄編は冗長でいらない。 【Cinecdocke】さん [DVD(邦画)] 4点(2018-07-24 21:34:32) 13.《ネタバレ》 川崎市で島から越してきてイジメで殺された子の事件を連想してしまいただ胸くそ悪く、監督の自己陶酔全開の気色悪い映画でした。もう少し救いがあればいいですけど、ただ痛みだけを見せられても気持ちの行き場が無くなります。 【映画大好きっ子】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2017-06-15 23:19:47) 12.監督と相性があわないということがあるが、自分にとってそれは岩井俊二がまず挙がってしまう。というか、かつてCMを撮っていた監督とはどうも合わない。この作品でもそうだったが、監督のどやっ(監督は関西の人ではないと思うが)という顔がふしぶしから感じられ、途中で滅入る。カメラがどこかフラフラした感じで常に固定されていない感じなのも自分には合わなかった。が、ハッとさせられるようなシーンもいくつかあり、特に蒼井優が凧揚げするシーンはただ単純に良いなと思った。 【峠のわが家】さん [DVD(邦画)] 4点(2010-12-17 20:54:17) 11.《ネタバレ》 とっても救いようの無い映画でした・・・。 学生の頃、見たいなぁと思っていたのに、 機会がなく、社会人になった今頃見てしまったのが原因かもしれませんが、とってもとっても悲しくて、目を背けたくなるシーンがいっぱいでした。 それがエンディングまで続いてしまって、どうしようもなかったです。もう、観ることはないでしょう。 【リノ】さん [DVD(字幕)] 4点(2009-03-09 15:44:31) 10.《ネタバレ》 文字通り痛くなる映画。これだけ、痛みを残すのだから、映画としては成功なのかもしれないが、もう一度、見ようとは思わない・・・が、蒼井優の映画デビュー作が見られたのはよかった。淡々と感情を押し殺して生きていくしかない地獄のような日常の中で、カイトを操った時に見せた晴れやかで無邪気な笑顔。この一本で、名女優としての路線が敷かれたのがよくわかる。蒼井優を世にだしたことだけでも、この映画の価値は大きいね。あと、伊藤歩が痛すぎる役なので、他の作品で、明るい役どころの彼女を見ると、なんとなくうれしくなってしまう。 【フラミンゴ】さん [DVD(邦画)] 4点(2009-02-12 21:00:25) 9.《ネタバレ》 最近かわいいと思った蒼井優や伊藤歩の役が悲惨な事になってしまって悲しい(>_<) 最近のイジメをリリィ・シュシュの歌にのって淡々と進んでいく様が物悲しい…あんまり共感出来なかったので世代が違うのかなぁ。。老けた自分が1番悲しかったり(苦笑) 【うさぎ大福】さん [DVD(邦画)] 4点(2007-01-30 22:12:54) 8.映画鑑賞には他人(=監督)の人生観を覗き見するような性格があると思います。この作品はいろいろな人に多くの共感を得ているみたいですが、残念ながら僕にはリアリティを全く感じることができませんでした。ただただ嫌悪感の残る長い寓話を眺め続けた、という印象です。未熟な人間が、いくら未熟だからとはいえこれほどの残虐性を持つ人生観に、何を持って共感できるのか、僕の想像力では思い及びません。人は常に考え鍛え、必ず再生します。子供が理解できない人は『泥の河』を観ましょう。再生を信じられない人は『ユリイカ』を観ましょう。 【アクシス】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-11-27 20:16:15) 7.《ネタバレ》 とてもインパクトがある。それはなにか幼年時代に求めたものを具現化してくれているからかもしれない。しかし無駄に長い。沖縄旅行しかり、音楽祭しかり。そこまでひっぱって結局レイプや自殺だなんて終わり方にがっかり。もっとすっきりさせたほうがこの少年の世界が分かりやすかったのではないだろうか。 【ぷりんぐるしゅ】さん 4点(2004-12-02 09:23:15) 6.背景はきれいでとても好き。でもこの映画から伝わってくるものはなかった。なにが伝えたいのか全く分からない。後味はそこまで悪くはなかったけど、結末もよーわからん映画でした。 【LYLY】さん 4点(2004-06-22 20:03:29) 5.いろいろ工夫されてるんだけど意外と楽しめなかった。 【北海道日本ハム優勝】さん 4点(2003-12-30 09:47:49) 4.なんというか、現実社会の抱える少年非行を過度に描写してしまったために、リアリズムが損なわれた感があります。今作に至ってはその失敗がすべてであり、よって4てん。 【ノマド】さん 4点(2003-11-16 18:57:43) 3.最後まで安心してみることのできない映画。正直疲れる。ただ映像はすばらしいと思った。タイピングのよくわからない文字に興味をそそられた。全体的に映像で楽しんだというかんじ。 【だす】さん 4点(2003-03-05 10:14:43) 2.人間や主となるストーリーがめちゃくちゃ薄い。それをカバーするために副ストーリーの沖縄の旅行映像やリリイ・シュシュ(たぶん架空)という歌手についての言葉を延々見させられる。そんなの少しでいいよ。そもそもタイトルからして疑問なんだが、映画をなんで歌手を中心にさせようとするかね。中学生も現実に近いけど微妙。監督はオジサンだから当たり前だけど少年犯罪で感じた事を大人が勝手に想像して大人(他人)の視点で創った映画。表面だけしか、描かれていない。人間や主となるストーリーがめちゃくちゃ薄い。それをカバーするために副ストーリーの沖縄の旅行映像やリリイ・シュシュ(たぶん架空)という歌手についての言葉を延々見させられる。そんなの少しでいいよ。そもそもタイトルからして疑問なんだが、映画をなんで歌手を中心にさせようとするの?中学生も現実に近いけど微妙。監督はオジサンだから当たり前だけど少年犯罪で感じた事を大人が勝手に想像して大人(他人)の視点で創った映画。表面だけしか、描かれていない。でも、なぜか映画を見ていて現実で感じている同じような気持ちを感じた。偽善ドラマの金八先生(生涯最高の勘違いドラマ)よりは全然リアルで良い。監督が本当は何をしたかったのかだけは伝わる。偽善だらけの世の中では貴重。しかし新鮮とは全然感じなかった。残念ながら駄作。 【まりも】さん 4点(2003-01-06 12:40:07) 1.暴行シーンがあまりにも不快だったので、先に観た友人に意見を聞くとどうやら「築き上げた友情が壊れる悲しいストーリー」とのこと。確かにそう言われると切ない気もするけど、リアルというより生々しいだけだし、全編がネガティブで閉塞感が息苦しいムードにとても疲れた。リリイ・シュシュの過剰な信仰も正直不可解。個人的に「バトルロワイヤル」よりも問題がある作品だと思うんだけど…。 【びでおや】さん 4点(2002-09-09 00:58:22)
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