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【クチコミ・感想(4点検索)】
2.《ネタバレ》 “キング・オブ・銅像になった実在の動物”忠犬ハチ公。
死んだ主人を迎えに駅に通い続けたというエピソードを、わかり易く映画化した作品。
東宝が南極物語のヒット以降、子象、子猫と“○○物語”という動物モノ映画が乱発された中、松竹が作った動物映画がこのハチ公物語。
当時は動物の扱いが雑で、ハチが夢の中で上野先生に飛び込むシーンとか、明らかに犬を放り投げてるのは、今ではまず撮れない映像。
そんな時代、終盤のハチの弱々しい姿が、どうやって撮られたのか考えると、ちょっと怖くなる。
実話を極力忠実に再現したのではなく、かなり創作の部分が多いようで、あくまでフィクションとして観たほうが良いみたい。
最初の、秋田から渋谷駅についた時、犬は死んでたってのは、実話ならともかく、創作なら意図のよく解らない演出。
「犬がほしい」って言い出した娘の千鶴子が、犬の世話は父任せ。アッサリ出来婚で家を出て、父の死後もハチを引き取りもしない。動物を飼うには最後まで世話をする意志が必要。って教訓だろうか?
親戚がハチを持て余し、渋々飼うことになった菊さん。史実ではハチを最後まで大事に面倒を見てくれたのに、どうしてアッサリ死ぬことにしたんだろう?
焼き鳥屋や駅員とハチのエピソードを、心温まるものに変えたのは、子供にも観せたい映画だから解らないでもないけど…
仲代達矢演じる上野先生の、溢れんばかりの本気の犬愛。演技の枠を超えて素晴らしかった。
秋田や渋谷駅、上野先生がハチと歩いた商店街の、大正~昭和初期の再現が美しい。
店のお婆ちゃんとか、クリーニング屋?の店主とか、2匹の飼い犬とか、温かい雰囲気含めて綺麗。
一方で最後のシーン、ハチが雪を被って死んでいる早朝の渋谷駅。
年々軍国化が進むような描写もあって、誰もハチが死んでるのに関心を持たないのが、リアルにも見えるけど、一方でやりすぎにも見えた。 【K&K】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2021-08-22 18:37:24)
1.引っ越し魔な自分は実は元・渋谷区民。小学生の頃イヤと言う程、道徳の時間で散々勉強した「ハチ公」の話は今でもしっかりと脳裏に焼き付いてしまい、先生に「ハチに誇りを持て!」・「渋谷区民としてハチを自分の問題だと思え!(←コレが良くわからない…)」と言われ、スッカリ洗脳されてしまいました。だからと言うわけでは有りませんが、先生からもらった渋谷区のハチ公資料と映画のギャップが…(苦)。確か、あんなにキレイな町並みでは無かったような気がするし、美化され過ぎて元・渋谷区民としてはどうも納得が行かない…。それに、あまりにも有名過ぎる実話な物語なだけに、逆に映画では感動出来ませんでした。本物のハチの為に敢えてこの点数で…。 【_】さん 4点(2003-09-24 17:21:04)(笑:1票)
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【点数情報】
Review人数 |
70人 |
平均点数 |
7.37点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 2 | 2.86% |
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5 | 12 | 17.14% |
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6 | 14 | 20.00% |
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7 | 4 | 5.71% |
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8 | 19 | 27.14% |
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9 | 6 | 8.57% |
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10 | 13 | 18.57% |
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【その他点数情報】
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