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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(4点検索)】
7.《ネタバレ》 昭和ガメラをしっかり観たこと無くて、ガメラが敵の怪獣の背中を木琴代わりに叩いて『強いぞガメラ』を演奏していた記憶が薄っすらあるだけ(どの作品か不明)…記念すべき第一作ということで観たけど、最初はガメラも人類の敵だったんだねぇ。
オープニングからもったいぶらずにガメラがしっかり映ってて、どんな顔してるか良く観えるわ。バストアップはなかなか迫力あるんだけど、引きの画で観ると、思いのほか甲羅が薄いのね。なんか胴体がペタンとしててアタマがデッカイ印象。目の電球と火炎放射器が入ってるからなのかな?
登場する航空機は拘りを感じさせる。アメリカ軍のF-102(またマニアックな…)は木型から造ったっぽいし、アラスカ基地(?)のF-104は基地から離陸するだけでなく、隅っこに滑走路に向かってタキシングする機体を再現するなんて芸が細かい。ガメラが飛行しながら空港を破壊するシーンは、想像以上の大爆発。飛び散る火の粉が飛行機に引火する表現はなかなか…飛行機愛溢れる作品です。
銀座に現れるガメラ。天井が壊れたビルの中を逃げ惑う人々に容赦なく火炎吹きかけるガメラが怖い。一番感心したのはTowaビルを襲うシーンで、窓の中に逃げる人が見える。影絵の応用だって解ったけど、こんなアイデアよく思いついたものだわ。
Zプランの巨大なカプセルの本来の使い道が気になって仕方ない。“人類の手に負えないから火星に放り出してしまえ”って結末もエゴ丸出しでブッ飛んでる。
アトランティス大陸とガメラの伝説とか、後の平成ガメラって、昭和ガメラの適当な初期設定を上手にフォローした名作だったんだなって、改めて思った。
人間なんてお構いなしにちどり丸や銀座を破壊する中で、なぜか俊夫くんを助けたガメラの謎。平成ガメラ3の助けられた子供のシーンは、ここに掛かってたんだろうな。子供の思い込みをあっさり捨て流したガメラ3に対し、“ガメラはチビの生まれ変わり”“ガメラはいいヤツ”って思い込みで突っ走るクソガキ俊ちゃんに焦点を当てたのが本作で、この子がすんげぇウザったい。
怪獣が出てきたのに灯台に登る。時間稼ぎのガソリン電車に勝手に乗る。伊豆の大島行きの船に密航する。周りの大人の寛容さも含めて、どうして誰もこのガキをビンタしないんだろう?と疑問ばかりが膨らんだ。
俊夫の切れ長の目、特徴があるなぁって思ったら、この前観た“高校生ブルース”の昇じゃないか!
このクソガキがわずか5年であんなクソガキになるなんて。子供の教育って大事だわ… 【K&K】さん [インターネット(邦画)] 4点(2023-01-14 18:39:29)
6.《ネタバレ》 ○歴史あるシリーズの1作目はこんなもんだったのかというのが感想。○79分と短く、都合よく話が進んでいく。○どうも少年が邪魔で仕方ない。 【TOSHI】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2016-10-29 23:17:23)
5.《ネタバレ》 そもそもガメラのアイデアは、大映社長の永田雅一が旅客機の中で観た空を飛ぶ亀の夢なんだそうです。まあそれを映画にしちゃうところがワンマン社長の面目躍如なんですが、いくら怪獣とはいっても生物としてのリアリティを決定的に欠いたキャラが、大映という会社自体が消滅してしまったのになんと21世紀まで生き残るとは驚きですね。松竹のギララや日活のガッパはあえなく一作で消滅ですからねえ。 昭和の各社の怪獣映画の中でも大映のは脚本のいい加減さではやはりピカイチですね。その割には妙に凝ったところもあって、たとえば本作では原爆搭載機を撃墜するのは明らかに米空軍機ですし、船越英二と浜村純は東京大学と北海道大学の教授という風にかなり現実社会にリンクしています。東宝特撮では絶対考えられないことで、あっちでは“ロリシカ国”“東都大学”“毎朝新聞”が定番ですからねえ。でもそれとストーリーにリアリティがあるかは全く別問題でして、東大と北大の学者さんが考えた対ガメラ作戦が「カメはひっくり返ると自力では起き上がれないので、餓死させる」と来るんですから、それも大真面目に。そしてガメラが火を吹いて回転しながら逃げてしまうと、「カメが空を飛ぶとは…」と北大の先生、もうそれは観てるこっちがいうセリフじゃ(笑)。 特撮技術自体は同じ大映でも京都撮影所が製作した『大魔神』には足元にも及びませんが、当時としては頑張っていた方でしょう。ガメラの吐く火炎は口にバーナーを仕込んで本物の火を出したそうで、いやはや何とも凄いアナログ撮影ですがスタッフの熱意というか根性は伝わってきます。そしてガメラ映画にはお約束の子供はこの第一作目から始まってますが、このガキがまたとことんウザいんです。いろんなところに勝手に潜り込んできて危うく助けようとした大人ともどもガメラに殺されそうになり迷惑このうえなしです。でもあれだけガメラ・ガメラと執心だったくせに、大島のロケット基地を観たら途端に「僕も大人になったら立派な科学者になるんだ」と宗旨替えしちゃうんです。もういいから、お前早く死ね!(怒) 【S&S】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2015-12-12 22:11:56)
4.《ネタバレ》 緊張感、恐怖感がほとんどないぬるーい映画。しかも子供を前面に押し出して、明らかに子供向けに作っている。脚本はご都合主義で展開も速いのだが、テンポが悪くだらだら感しか感じられないし、役者陣もゴジラに比べると魅力がなく、映画としての評価はかなり低くならざるを得ない。本来なら、日活のガッパ、松竹のギララ同様に、ゴジラ便乗の痛い映画なのだが、これがシリーズ化できるほどに当たったのは、本来ペットにもなりうる亀を怪獣にしたこと、子供と怪獣を積極的に絡ませたことで、子供の心をつかんだからと思われる。 【nobo7】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2009-08-23 00:15:31)
3.1965年に制作された今作は、大映が東宝の「ゴジラ」に対抗して生み出したということがありありと伺える。
亀の大怪獣「ガメラ」というキャラクター性と発想は、その時すでにスーパースターとなっていた「ゴジラ」のそれと極めて類似はしているが、ユニークではある。
でも、ストーリーという部分において、安直だというか工夫がない気がする。
特に第一弾となる今作は、ガメラの設定自体に腑に落ちない点が多い。
人間の子供を助けるわりには、東京で大暴れし破壊の限りをつくす。人間の敵なのか、味方なのか、曖昧なままストーリーは展開していく。
特撮においても、やはり東宝のそれとはレベルの違いが見受けられ、チープさに拍車がかかる。
人間側の最終手段となる「Z計画」の強引さは嫌いではないが、全体的な陳腐さの上ではそれも許されないところだろう。 【鉄腕麗人】さん [地上波(邦画)] 4点(2006-12-17 16:07:55)
2.《ネタバレ》 これは、今見ると本当にギャグ映画です。船とか戦車とか子供の頃はあれが本物に見えていたのだろうか?私の子供の頃はゴジラのほうが好きで子供の味方という設定のガメラが嫌いでした。ガメラが子供を助けるシーンもありましたが、おおむねガメラは人間の敵という設定であり、好感がもてます。ただしあのガキは映画の中の登場人物とはいえ許せん。まわりの大人も甘やかせすぎです。亀が飛ぶ 火を噴くこれを考えた人に8点 子供が-4点。 【pokobun】さん [ビデオ(邦画)] 4点(2006-07-03 22:05:01)
1.《ネタバレ》 「あれ?いったい僕はどうして助かったの?」「チビがガメラになったんだ!」「ガメラを攻撃しないで!」「ガメラは僕の友達なんだ!!」この少年は色々と考えたんでしょうね。自分の中で「勝手なガメラ像」を。いいほうに、いいほうにつくっていったんでしょうね。宇宙にガメラ、飛ばしちゃったけどね。それってなんていうか……丸投げ感? 問題は排除するっていう精神? この雑さ加減! 正直、嫌いです。これは解決とはいいません。まあ……そのおかげで宇宙怪獣ガメラとなってシリーズ化するんでしょうけど。※追加。主演の船越英二は2時間ドラマの帝王、船越英一郎の父親。彼がマンガオタクなのは、小さい頃に父親が怪獣映画に出たのが関係してたりするのかな? 【ようすけ】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2005-10-31 02:37:54)
マーク説明 |
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【点数情報】
Review人数 |
31人 |
平均点数 |
4.77点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 2 | 6.45% |
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3 | 5 | 16.13% |
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4 | 7 | 22.58% |
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5 | 7 | 22.58% |
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6 | 7 | 22.58% |
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7 | 2 | 6.45% |
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8 | 0 | 0.00% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 1 | 3.23% |
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【その他点数情報】
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