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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(4点検索)】
3.《ネタバレ》 結論からいうと最後は感動しました。彼らを見ていた視点もそういうことなんでしょうね
ただ、挿入歌を極力入れず生活音中心に日常を淡々と映す映画は視聴者にとってギャンブルなんですよね、退屈と戦いながら耐えて耐えて最後に感動させないと怒りしか沸かないケースが多いんですよ。俗にいう「俺の時間を返して!」ってやつ
最初に走る少年達をカメラで追うシーンでリアリティなくて監督の自己満足作品になりそうな予感プンプンだったし、場繋ぎの田舎の風景なんか田舎育ちには見慣れた風景なので珍しくも美しくも感じない、生活感を見せる目的なんですかね?「登場人物はこういうところで暮らしてるんやで」みたいな意図は分かるんだけど、それにしちゃ時間割きすぎ、芸術を分からない俺が悪いと言われたらそうなんでしょうけどね。
僕は退屈な映画は毎日10分おきに観て行くんですが、あまりにも内容が薄くて次の日には忘れそうなので一気に観るしかなかった程です。生瀬勝久さんや兵頭祐香さんの名演がなければくじけてましたよ。
でもラスト30分は、いい意味で裏切られました。感動をありがとうと言いたいけど前半耐えたぶん差し引きで及第点ってとこか(偉そう) 【花山卓】さん [ビデオ(邦画)] 4点(2023-05-20 04:43:20)
2. なんだか謎だらけなんですねぇ。新しい試みとか実験的とか、それ自体はいいと思います。ただその映画が面白かったか、と聞かれれば、NOと答えるしかないと思います。
【海牛大夫】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2007-07-14 17:11:32)
1.別にちゃんと研究したわけではなくあくまで素人考えだけど、90年代くらいからドグマ95なども含めて「新しいリアリズム」を模索する動きが見られるようになってきた気がする。例えばドキュメンタリー的な手法を用いる、人工的な照明ではなく自然光を生かす、日常的な言葉づかいの台詞やアドリブを多用する、或いはいわゆる「芝居臭さ」を消すために敢えて演技経験のない素人を役者として起用する・・・などなど。さかのぼればジョン・カサヴェテスの「アメリカの影」あたりが起源なのかもしれないけど、とにかくそういう手法が、特に日本の若い監督に目立つような気がする。例えば最近話題になった是枝裕和とか、大谷健太郎とか、山下敦弘とか。で、河瀬直美もその一人。僕はこの「ネオネオリアリズム(?)」はとても刺激的な試みだし、良いと思うのだけど、だからと言ってその手法を使えば良い作品が出来るという訳ではない(CGを取り入れたからといって面白い作品になるとは限らないのと同じ)。そういう意味でこの「沙羅双樹」という作品は、ちょっと「何だかなあ」ってな感じ。家族の喪失と再生、或いは人々の文化の奥底に根付く伝統、とか、言いたいことは分かるけれど、一つの作品としてまとまってないような気がする。生意気言うようだけど映画(に限らず「作品」)というものは「作る」と同時に「生まれる」ものでもあると思う。でも、ただ「奔放」なやり方で撮っただけで良い作品が生まれるわけでは、ないと思うんだけどなー。
【ぐるぐる】さん 4点(2004-11-03 18:53:44)
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【点数情報】
Review人数 |
10人 |
平均点数 |
5.60点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 1 | 10.00% |
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3 | 1 | 10.00% |
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4 | 3 | 30.00% |
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5 | 0 | 0.00% |
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6 | 1 | 10.00% |
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7 | 1 | 10.00% |
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8 | 1 | 10.00% |
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9 | 2 | 20.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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