みんなのシネマレビュー

さよなら、さよならハリウッド

Hollywood Ending
2002年【米】 上映時間:112分
コメディロマンス
[サヨナラサヨナラハリウッド]
新規登録(2005-01-16)【すぺるま】さん
タイトル情報更新(2010-11-16)【S&S】さん
公開開始日(2005-04-23)


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監督ウディ・アレン
キャストウディ・アレン(男優)ヴァル・ワックスマン
ティア・レオーニ(女優)エリー
トリート・ウィリアムズ(男優)ハル・イエガー
ジョージ・ハミルトン(男優)エド
デブラ・メッシング(女優)ロリ
ティファニー・ティーセン(女優)シャロン
マーク・ライデル(男優)アル・ハック
マーク・ウェバー〔男優〕(男優)トニー・ワックスマン
ダグラス・マクグラス(男優)バーベキューの客
グレッグ・モットーラ(男優)助監督
角野卓造ヴァル・ワックスマン(日本語吹き替え版)
渡辺美佐〔声優〕エリー(日本語吹き替え版)
原康義ハル・イエガー(日本語吹き替え版)
脚本ウディ・アレン
作曲ロブ・ゾンビ"Grindhouse (A Go-Go)"
ハリー・ウォーレン"Serenade In Blue"
ジェリー・ホック"Too Close For Comfort"
ナシオ・ハーブ・ブラウン"Going Hollywood"
撮影ウェディゴ・フォン・シュルツェンドーフ(撮影監督)
製作レッティ・アロンソン
ドリームワークス
製作総指揮チャールズ・H・ジョフィ(共同製作総指揮)
ジャック・ロリンズ(共同製作総指揮)
配給日活[JP]
美術サント・ロカスト(プロダクション・デザイナー)
トム・ウォーレン[美術](アート・ディレクター)
編集アリサ・レプセルター
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【クチコミ・感想(4点検索)】

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5.《ネタバレ》 2002年のカンヌのオープニングを飾って以来、約3年間ほったらかしにされていたアレンの作品。その理由は映画を見ればだいたい分かる。
心因性の失明に陥った映画監督がそれを隠して映画を創るというストーリーだが、本作も眼が見えない人が創ったようなピンとぼけた映画となっている。
この映画が(本来)伝えたかったことは、①眼が見えないことをヴァルが必死に隠そうとする姿と周りがそれに気付かないギャップを楽しむドタバタ劇、②父と息子の復縁する姿、③ヴァルと前妻エリーとの愛を再燃していく姿だと思う。
そして①~③を通して、眼が見えていたはずなのに見えなかったことが、眼が見えなくなったことで見えるようになっていくというストーリーを描くつもりだったのではないかと思っている。
しかし、①に関しては、どっちの時計や銃がいいかという小手先のネタや、高いところから落下する姿が描かれるのみで、肝心の映画「眠りなき街」の撮影シーンがほとんど描かれていない点が問題だ。また、面白いキャラクターもいるのに上手く活かされていない。
バレそうになるところで何とか乗る切るのがこの手の映画の面白いところだろう。
中国人カメラマン→エリー→ロリ→ハル→記者の順でなんとかごまかしていく方が良かったと思われる。変人だからの一言で済ませ、誰も疑問に思わないというのは致命的な欠陥のあるストーリーだ。特にエリーだけは疑問に思って欲しかった。「自分と会わないのはおかしい」という疑問は持っていたが、ヴァルのことを死ぬほど分かっているといっていたのに結局、何も見えていないのではないか。
②に関しては、精神科医が突然トンチンカンな訳の分からないことを言い出したかと思ったら、本当に息子が出てきやがった。しかもストーリーと全く意味なし。出すのならヴァルが再び眼が見えるきっかけに使うべきだろう。
③に関しては、ヴァルの嘘に気付き、エリーと二人三脚で映画を創る姿をきちんと描かなければ誰も納得しないだろう。眼が見えたときの「君はなんて美しいんだ」とニューヨークの美しい景色だけでは騙されない。ヒットはするものの金のことしか興味のない婚約者に嫌気をさすというストーリーの方が本質的ではないか。見えなかったものが見えるというテーマに対しては。
結論としては、良かったのはラストと原題のタイトルだけ。タイトルは二重に意味があり面白いとは思う。 六本木ソルジャーさん [映画館(字幕)] 4点(2005-04-24 01:31:20)(良:1票)

4.テンポよく話が進むが、盛り上がる場所もなく終わった。
全体的な雰囲気が古い映画のような作りだった。 misoさん [地上波(字幕)] 4点(2014-04-17 19:05:25)

3.《ネタバレ》 今月は衛星でウッディ・アレンをやたらに放送している。レンタル屋に置いていなかった作品がたくさんあるので、見る。置いていなかった理由もなんとなく理解できたりする。
「スコルピオンの恋まじない」では、枯れ木のようなウッディ・アレンを飼って、部屋の隅に置いておきたいような気持ちにもなったのだが。
他のレビュワーさんがご指摘されているように、本作では映画業界や批評に対する内輪ウケを意識した面が大きく…というか、ほとんどそんな感じだった。
たとえば、これを、ハリウッドやヨーロッパの映画事情などとんと関わりの無い国や地域で上映したら、どんな寒いことになるだろうか。「スコルピオン」なら、それでも結構イケそうな気がするけれども。
「比喩」とか「揶揄」とか「あてこすり」だけでは、観客を「面白い」と言わすことはできないのだ、やっぱり。
「自虐ネタ」が生きるためには、もっと映画そのものに観客が惹きつけられていなければ。それは、「スコルピオン」の場合はヘレン・ハントとの絶妙なかけあい、CWのキャラが確立されていたこと、などで担保されていたと思う。
今回映画監督ヴァルという、自身に最も近いキャラを演じるにあたって、彼はプロとしての客観性を保てなかったように思う。CWの時と比べると、どうしてもそう思ってしまうのだ。
「監督ウッディ・アレン」の役柄で出演するのでないのだから、「落ち目の監督ヴァル」としての、キャラが存在しなければならなかった。だけど、ここにいるのは「ウッディそのもの」でもないし、「ヴァル」という確かな人物でもない。…だから、ストーリーが破綻していることを棚上げしたとしても、自虐ネタも「いまいちおもしろくない」し、「寒い」気持ちにすらなってくる。
あとなあ…ティア・レオーニという女優さんは、すっごくキレイだけど、ソツなくやっているけれど、ウッディ・アレンと絡んでどうなのかというと、合わない気がする。この人ねえ、本当は、ウッディ・アレンのようなチビでハゲで老人は嫌いでしょう。なにせダンナはXファイルだ。
ヘレン・ハントの時と比べると、すごーく冷たい感じがしませんか。元夫婦になんて、全然見えませんね。なんかワタシは、台本読みのお相手を務めているかのように見えたんですが。どうでしょう。
まあこの作品は個人的には没にするしかないです。波があるということで。 パブロン中毒さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2007-09-15 12:42:33)

2.目の見えなくなった映画監督という危機的状況の対応を延々見せるだけで、それ以上の展開がない。
アイロニーあふれるラストの展開へ、ちょっと甘めの採点。 カラバ侯爵さん [DVD(吹替)] 4点(2007-06-26 18:54:36)

1.観ていて全然楽しめませんでした。現在の映画界に対する皮肉たっぷりなのはいいけど、映画そのものが面白くないので後味が悪いだけ。本編のつまらなさが劇中の皮肉がより際だたせているので、ひょっとしたらそれがほんとの狙いなのかとかんぐりたくなるほどです。
はやぶささん [映画館(字幕)] 4点(2005-11-20 16:08:04)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 24人
平均点数 5.79点
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300.00% line
4520.83% line
5729.17% line
6416.67% line
7416.67% line
8416.67% line
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1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review2人
2 ストーリー評価 4.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review2人
4 音楽評価 4.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人

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