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【クチコミ・感想(4点検索)】
3.《ネタバレ》 やましんの巻さんの後にレビューとは僭越ですが、辛口でいきます。 ドラえもん映画と思わないで見れば良作かもしれません。しかし、オールドファンにとってドラえもんの映画に欠かせない要素が今作には無いのが残念。すなわち、ドラえもんの主題歌と武田鉄矢の映画主題歌であり、頼りになるドラえもんであり、友情に厚いジャイアンであり、最後に男を見せるのび太であり…。それらが今作ではまったく出てこない。ドラえもんは最後まで何にも解決せずに道化の存在として終始する。ドラえもんというのはのび太を暖かく見守ると同時に母性を併せ持ったロボットであったはず。それがトラブルを笑って誤魔化すような存在にまで堕ちてしまった。のび太と恐竜ハンターの一騎打ちという名シーンもカットされ、彼が男として自立し世界を守るといった描写も見られない。彼らは受身の存在から脱することなく物語はエンディングに向かってしまう。 ピー助を白亜紀に帰すために1億年前まで旅立つストーリーは夢があるけれど、ピー助と別れを告げるまでの物語も薄い。変に表情やキャラクターのオーバーリアクションで表現しようとする作画も稚拙に見えてしまう。オープニングの「ハグしちゃお」で、もう過去のドラちゃんとは別物なんだと覚悟はしていましたが、見事にそれを認めざるをえない気持ちです。鉄人兵団や海底鬼岩城、魔界大冒険といった一大物語に往時をしのぶばかり…。 ドラえもん最盛期をリアル世代で育ったからこそ、現在のドラえもんには違和感を覚えます。ドラえもんというのは原作を読めば分かるようにブラックな描写もいとわない大人も楽しめる漫画・映画であったはず。飴玉のように甘くして、表面上の画だけ藤子先生のテイストを取り入れても脚本がこれでは台無しです。頼りにならないドラえもんはドラえもんじゃない!そう感じたリメイク版でした。 【トト】さん [映画館(字幕)] 4点(2006-03-16 22:11:59)(良:2票)
2.《ネタバレ》 トラブルの原因を自分が作っていることに気付かないのだろか?恐竜の卵の化石を発見して、それをタイム風呂敷で1億年前に戻してしまう。それこそドラえもんが恐竜ハンターに説教していた「歴史改変」そのものではないか。すぐに戻せば良いものを10mまで育てて、マスコミにばれそうになり、あわてて1億年前に戻す。そんな昔に戻す必要ななく、化石が地中にあった少し前でよかったのだ。あの恐竜は生まれることのなかった恐竜なので、生きて戻すことは「歴史改変」になる。無事現代に戻って仰天。誤って恐竜をアメリカに置いてきたことに気付く。再びタイムトラベルするが、途中恐竜ハンターに攻撃され、1億年前についたもののタイムマシンは故障してしまう。しかたなく恐竜を連れて途中まで竹コプター、その後は徒歩で日本まで歩くことに。そこになら戻れる時空のドアが開いている。桃太郎印の黍団子があるのだから、翼竜の背に乗って移動すればよいことに気づかない。途中で恐竜ハンターに捕まるが、時空警察により救助される。敵役は恐竜ハンターと恐竜コレクター。人間はどうしてこうわがままなのか。最初は恐竜の全身化石が欲しかっただけ。それが本物の恐竜となり、育ててみたくなり、育ちすぎるとあわてて過去に戻すが、今度は別れが辛くなる。死者が蘇ったのはフランケンシュタインの怪物。悲惨な最期を遂げるが、あの化石から甦った恐竜はどうなるのか。神のみぞ知る。 【よしのぶ】さん [DVD(邦画)] 4点(2011-09-17 23:20:00)(良:1票)
1.北アメリカ大陸からベーリング海峡を経由して日本列島まで近過ぎです。また、桃太郎印のきびだんごを食べたティラノザウルスの無表情が気味悪過ぎです。目蓋に焼き付いてしまいました。悪夢に出てきそうな予感・・・。 【クロ】さん [地上波(邦画)] 4点(2007-03-10 22:26:45)
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