みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(4点検索)】
6.この本を書いた人間と自分は、価値観から何から、まったく合わないんだろうなと思った。 冒頭、中谷美紀が「こんな女」と言った時点で、彼女も一気に「その程度の女」になってしまった。 寝取った女を批判するばかりで、そういう女になびいたくだらない男を選んだ自分に対する反省は無し。 宮本信子演じる老女も、お嫁さんから「こんなにもらっても困る」と言われているのを知っていてそれでも持って行く嫌な女だし、とにかく脇役含め登場人物がみんな不快で、見てる間中イライラし通しだった。 人間の良さ・温かさよりも、醜さの方が際立っていた気がする。 台詞回しも全体的に嫌味たらしくて、とてもほのぼの、まったりとした気持ちになどなれなかった。 迷惑おばさんに対しても「少し静かにして頂けませんか」と注意すればよいことで、「常識ある大人」ならあんな対応はしないだろう。 実は自分は物心ついてから数十年、ずっと今津沿線に住んでいる。 三度引っ越したが、この沿線を選び続けるほど愛着がある。 それがこういう映画になってしまって本当に、本当に残念だ。 【猫の足跡】さん [地上波(邦画)] 4点(2012-05-06 17:38:28)(良:2票) 5.《ネタバレ》 どこかスバルのCMを連想させるような、ちょっとジーンとくる、電車の乗客のショートストーリー。この映画を観て原作は読んでみたいと思いました。原作小説は恐らく、一話完結の短編集なんでしょう。 映画の方は、往路と復路で季節を変えて、同じ人物のその後を描くなんて、かなり素敵なアイデアです。そして日本の映画界&ドラマ界で主役を張る、名だたる名優達が共演しているんですから、どう組み立てたって素晴らしい作品になる事でしょう。…でも何がどうしてこうなったのか。 阪急電車という共通点だけで、それぞれが独立したお話だったら、テレビドラマの短編枠で魅力を発揮できたと思うけど、映画として全部のショートストーリーを繋げてしまったから、却ってまとまりが無く感じてしまいました。 主人公が辛い目に合うけど、アレコレあって元気を取り戻す&スカッと解決するという、あまりにステレオタイプなパターンの、単に盛り合わせという感じ。 一番辛かったのはうるさいオバちゃん。『誰かがビシッと文句を言って、スカッとさせるパターンだな』とは思いましたが、往路も復路もず~~っと、ず~~~~~~~っとギャアギャア騒ぎまくるのを観るのは、正直辛い。最後のスカッとが割に合わないくらい、アレを観つづけるのがしんどかったです。 戸田恵梨香のDVも可哀想だったし、小学生のイジメも生々しくて嫌だった。女子高生が、彼氏とヤッたかどうか恥ずかしげもなく話すのも生々しいし、そうなると喫茶店でデキ婚を問い詰める修羅場も、あわせ技で辛い方に入ってしまう。この映画、スカッとホンワカする率より、辛くしんどく感じる率の方が3:7くらいで高いんじゃないか?と 中谷美紀の電車でウエディングドレスはパンチと意外性があって良かったです。ホテルでバスタオル一枚の有村架純を抱かない彼氏もカッコ良かったです。 大学生カップルの話は終始ほのぼのしてて良かったですが、CGの漫画チックな表現は、私はあまり好きではありません。ずっと前から、実写にアニメみたいな表現って、何か浮いてる気がして合わないと思っています。アメリカン・ビューティの薔薇くらいだと違和感無いんですが… うるさいオバちゃんにビシッと言う前の宮本信子の“独り言”も、ちょっとアニメっぽい表現で、実写では違和感を感じます。ここに限らず作品全体がアニメっぽく、私は「こんな人現実に居ねぇよ」と、実写としてのリアリティを感じられなかったです。いっそアニメにしてしまえば、シックリしたかもしれません。 う~ん…やっぱオバちゃんだな。往復ともずっとうるさいオバちゃんに注意アナウンスもしない阪急電車ってのが、顧客満足度低そうに思えてしまって、誰得の映画なのか解りませんでした。 【K&K】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2024-06-21 19:41:22) 4.《ネタバレ》 原作本を読み終えたタイミングでの鑑賞です。別に原作本が面白かったわけではなく、契約しているサイトにたまたまあるのを見つけたので鑑賞しました。なので、活字を映像化したことの確認作業的ニュアンスが大半です。結論から言えば良く出来ていると思いました。それは映画としてと言うより、原作が持っている様々な要素を余すことなく表現できている点です。これなら原作ファンも納得出来るんじゃないでしょうか。正直言ってお話自体は原作もこの映画も、マンガ、マンガしすぎている気がして、ちょ~っと現実味に欠けるな~なんですが、まあ逆に言えば、マンガなんだ、と割り切ってしまえば、それはそれで良い味わいになります。それとキャスティングが絶妙!もうね、これに尽きます。とにかく天才か!て言いたくなるくらいキャスティングが素晴らしすぎ。みなさん演技が達者すぎて、マンガチックな世界に、リアリティの風を運んでくれています。ほんと、名演技の品評会みたいでそれだけで楽しめました。あと有村架純ちゃんがまだ初々しくって、超絶可愛かったです。 エンディングに出てくる「生」の字は、原作知らないとチンプンカンプンでしょう。 【Dream kerokero】さん [インターネット(邦画)] 4点(2017-09-16 08:32:30) 3.この安直な感動ものは、まるでコンピニの菓子パンのようだ。食べる前はおいしそうに見えるけど、半分くらいで飽きてくる。人工的な甘みで、食後に残るのは不快な膨満感。 【la_spagna】さん [DVD(邦画)] 4点(2014-09-08 01:22:34) 2.《ネタバレ》 登場人物は多いのですが、思ったよりもそれぞれの関わり合いは薄く、"仕掛け"や"工夫"を勝手に期待していたため、物足りなく感じてしまいました。 最初の中谷美紀の話でつかみはインパクトがあって良かったのですが、その後は尻すぼみな印象。 田舎者大学生の駅階段シーンや、受験生が大学入口で話しかけるシーンなど、ベタなようで実際まずない不自然な場面に気が散ってしまいました。 こういったホノボノ雰囲気を楽しむ作品なのかもしれませんが、いまいち物足りないのは私が男性だからなのか? それともひねくれているからなのか? 【午の若丸】さん [DVD(字幕)] 4点(2013-08-02 14:39:39) 1.《ネタバレ》 わたしもすでに45を過ぎました。このところ、年のせいですか、気のせいですか、つまらぬ事でも、涙腺が緩みがちな、今日この頃でございます。独身の身寄りのない日々も長きにわたり、そのためか、この作品の、かげのある登場人物たちの境遇に、いつのまにか、、、、、、、自分をかさねあわせてしまう訳でございます(?)。関西の電車のなか、おたがいに名も知れぬ、御ひとたちのなにげないこころ使い、ご親切、優しさ、強さ、お気持が、ふれあいが、しみじみと、わたくしのこころに、ぼんやりと、伝わってくるのでございます、、、、、、、、それでは、長くなりましたが、冷えてまいりましたので(??)、みなさまごきげんよろしゅう、、、、、、、、フーーー(?!!?)なんつってね!!なんつってね!!ったく冗談じゃねぇぜ!やってらっれかよ!!臭すぎて、ほーんまに、背筋が寒くなったわ!!(ホラーでないのに寒がらせて、どうするつもりよ!!?)グルメなおばはん達!!!正しいのはあんたらだけや!もっと、大騒ぎせえや!!わてだけは応援するで、このくそったれが!!!(モンプチ送るで!) 芝居も全員、そろいもそろって、イモ!ダイコン!特に(べつに、、と読む)”降臨!!”中谷美紀嬢はいいかげん、もう、放っておきましょう!あー!これぞ町内会よせあつめ小芝居!紙芝居!猿芝居!の巻。(でも、上に書いたが、こんなんで、ちらっと、泣けました、、、、、、年のせいか。、、、、、あー、遠ーくへゆきたい?) 【男ザンパノ】さん [映画館(邦画)] 4点(2011-05-01 22:37:33)
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