みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(4点検索)】
9.《ネタバレ》 なんか汚い映像だった。 バレエもので、しかも「白鳥の湖」なんだから、もう少し綺麗な映像を期待していたのに、残念。 ナタリー・ポートマンは、ニナを、せめて5才若い時に演じるべきだった。演技がどうとか綺麗とか言われてますが、これ、若いバレリーナの体じゃないよ…。 痩せてりゃいいってモンじゃないし、衣装で隠せない部分はひどい…。若くて絶頂期のバレリーナには全然見えない(涙)。 そーゆうところは、アメリカ人は寛容ね。肌のキメとかたるみとか、筋肉と脂肪のバランスとか、気にしないんだろうか。 ストーリーもこじんまりとまとまって、言っちゃなんだが少女漫画よりスケールが小さい。いいとこ、レディコミの読み切り漫画。 頭の中はバレエだけの世間知のないガチガチ優等生の娘、娘で自分の人生をリベンジしようとするステージママ、主役と正反対のタイプのフェロモン系のライバル、男とチャラチャラ遊んでセックスすれば女の色気が出るハズと考える浅知恵の監督。 ステレオタイプな登場人物たちが、安っぽいセオリーにのっとってストーリーは進行していくのですが、そのストーリーもご多分に漏れずよくある主役の妄想物語。 そして、妄想の果てに見せてくれたのは、CGに補完された黒鳥の踊り。 か、勘弁して~~(涙)。 なんか、下北沢の小屋で、必要以上に気合いが入った小作品を見せられたみたいなのデスが…ホントにアカデミー賞ノミネートいっぱいされた作品なの?コレが??? よっぽど他にいい作品がなかったのでは…。 まあね、題材が元々ちっこいスケールだから、仕方がナイ部分もある。 稽古場と家と舞台と酒場しか出てこない、ヒロインの頭の中の閉じられたインナーワールドの話だから。 だからこそ、最後の舞台はもっとすばらしいものを用意してほしかったな。 あんな稽古場みたいな古くて小汚い小劇場なんかじゃなくって、華やかで近代的な大舞台と大観衆を用意して、そこでニナを踊らせてくれたら、最後の「パーフェクト」というセリフも、もう少し迫力を持ったのかもしれない、と思う。 ナタリー・ポートマンが頑張ったとかとは別の話で、もっと美しい白鳥と黒鳥のバレエを観たかった。それにつきる。残念です。 【りりらっち】さん [DVD(吹替)] 4点(2012-07-30 22:24:29)(良:4票) 8.《ネタバレ》 何かに魂を売り渡さないと、到達できない芸術がある、というような価値観は嫌いです。 このニナという人は、完璧に踊ったのかもしれないが、同時に完璧に壊れちゃってます。たまたま鏡の破片で刺したのは、自分自身だったけど、他の人を刺していたかもしれません。そこまでしてやるべき事ではないし、ここまで人を追い込んで良い訳はありません。 昔、「未経験の人間は、経験を演じられない、というのは『演技』というものを侮っている」というような討論をしている、役者の映画を見たことがあります。その魂を感じられなくても、演技する、踊るというのが、演者でありダンサーだと思います。 ここまで役にくわれてしまって、感動するでしょ?と言われても、「ハイ」とは言えません。 【Tolbie】さん [DVD(字幕)] 4点(2011-09-17 09:05:27)(良:3票) 7.《ネタバレ》 最後の演舞シーンのCG演出が全て台無しにしている。ナタリー・ポートマンの名演技がもったいない。 【わさび】さん [DVD(字幕)] 4点(2012-05-18 02:50:58)(良:1票) 6.同監督の「レスラー」の完成度に感激して、いつかブラックスワンも。。 で、やっと見ましたが正直疲れました。暗い&怖い&ナタリーとかバレエとかあまり好きじゃない私が見るんですから、、もともと無理は承知でしたがやはり辛かったです。 絶賛している方も多いですが、こんなにも苦労してまで何かを極めたいと思わない私は感情移入ゼロです。裏を返せば、、芸術やスポーツを本格的に習ってらっしゃる方でしたらかなり熱中できる映画だとは感じました。(余談ですが、お母さんに傷が見つかり”パッと”服をはぎ取られて、パンティの後ろ姿に思わず引き込まれたのは私だけか?) 【アラジン2014】さん [インターネット(字幕)] 4点(2017-04-05 23:55:09) 5.《ネタバレ》 女性同士の競争という話題が狭苦しい感じだし、親からの遅延した自立という話題も安易かな。 とにかくこれはもうホン(スジ)の問題。1スジ 2ヌケ 3ドウサ と言われる(マキノ省三)。 【ひと3】さん [DVD(字幕)] 4点(2012-04-09 01:16:30) 4.これといってなにがしかの感情を喚起されず。 【K】さん [DVD(吹替)] 4点(2012-01-05 18:27:09) 3.《ネタバレ》 何て言うか・・・、感想を書くのが難しい作品だなあ・・・。 ホラーではない。 スプラッタでもない。 サスペンス・・・なの・・・か・・・? ところどころ、出血する映像なんかが出てくるが、スプラッタ的な『痛そう』な映像というより『生理的に気持ち悪い』映像なのだ。 娘に異常な愛情を抱いている母親、常に誰かを蹴落とそうとしているバレエ団の女達。 そうか、これは女独特の陰湿な世界を描いた作品なのか。 女性なら分かると思うが、女の世界ほど、摩訶不思議で恐ろしい世界はない。 この作品では、バレエという特殊な世界をフィルターにして、さらにギュッと濃縮した女の世界を美しく、恐ろしく描いている。 で、面白いかと聞かれたら、私はちっとも面白くなかった。 女の世界の恐ろしさは現実だけで十分だからだ。 ただひたすら、映像美を楽しむのなら良作品かもしれないが、ストーリー自体は全く引き込まれなかったのでこの点数。 【ななのじ】さん [DVD(字幕)] 4点(2011-12-24 21:49:35) 2.基本「ショーガール」みたいなバカ映画なのに全体に暗すぎじゃなかろうか。終始陰々滅々としていてどこにもカタルシスがない。ヒッチコックみたいに最後の舞台のシーンくらいはぱぁ~っと華やかだったらいいのに。華も迫力もアイデアもない舞台シーンからは「これじゃあもともとそんなに騒ぐほどの公演じゃないんでないの?」という残念感が。淫乱なブラックスワンを演じきれるかどうかというヤマもメークと効果音と表情の違いだけで、踊りの本質的な違いは感じられなかった。あんな一夜干しみたいな女はどう頑張ってもエロくなりようがないか。絶対的に盛り上がるはずの楽曲の使い方もあまりに断片的で中途半端。隔靴掻痒感ばかりが残った。 【皮マン】さん [映画館(字幕)] 4点(2011-06-28 09:24:32) 1.《ネタバレ》 現実と妄想の境界がないのが、正直後半になるに連れ鑑賞上きつくなっていく。一人の人間の苦悩のみで108分というのにそもそも無理がある。これを過剰な演出で盛り付けたら、ただただ疲れる映画ができました、という感じ。これは成長の話ではない。 自分の夢を娘に託す母、奔放なライバル、ステレオタイプな登場人物との人間関係によるあまりにステレオタイプな悩み。 映画界でナタリー・ポートマンは同じような経験を積んできたのだろうと思えば、見所が主演の演技だけになるのは当然か 【楊秀清】さん [映画館(字幕)] 4点(2011-05-27 00:53:49)
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