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女王蜂(1978)

1978年【日】 上映時間:139分
サスペンスシリーズもの犯罪ものミステリー小説の映画化
[ジョウオウバチ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-06-12)【イニシャルK】さん
公開開始日(1978-02-11)


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監督市川崑
松林宗恵(協力監督)
キャスト石坂浩二(男優)金田一耕助
中井貴恵(女優)大道寺智子
仲代達矢(男優)大道寺銀造
高峰三枝子(女優)東小路隆子
岸恵子(女優)神尾秀子
司葉子(女優)蔦代
萩尾みどり(女優)大道寺琴絵
沖雅也(男優)多門連太郎
加藤武(男優)等々力警部
伴淳三郎(男優)山本巡査
神山繁(男優)九十九龍馬
小林昭二(男優)木暮刑事
佐々木剛(男優)駒井泰次郎
石田信之(男優)遊佐三郎
高野浩幸(男優)文彦
中島久之(男優)赤根崎嘉文
大滝秀治(男優)加納弁護士
坂口良子(女優)おあき
常田富士男(男優)農夫
三木のり平(男優)嵐三朝
草笛光子(女優)お富
佐々木勝彦(男優)日下部仁志
白石加代子(女優)速水るい
冷泉公裕(男優)黒沢刑事
武内亨(男優)
原作横溝正史「女王蜂」
脚本日高真也
桂千穂
市川崑
音楽田辺信一
大橋鉄矢(音楽ディレクター)
作詞松本隆「智子のテーマ愛の女王蜂」
作曲三木たかし「智子のテーマ愛の女王蜂」
編曲田辺信一「智子のテーマ愛の女王蜂」
撮影長谷川清
木村大作(ノンクレジット)
製作馬場和夫
東宝映画
企画角川春樹事務所
配給東宝
美術阿久根巌
編集小川信夫
長田千鶴子
南とめ(ネガ編集)
録音矢野口文雄
宮内一男(録音助手)
斉藤禎一(録音助手)
照明佐藤幸次郎
その他IMAGICA(現像)
土屋テル子(記録)
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【クチコミ・感想(4点検索)】

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10.《ネタバレ》 石坂金田一第4作。昭和27年の秋が舞台だから、悪魔の手毬唄と同じ年、同じ季節の話ってことになるか?
まずこの4作品の上映スパン。犬神('76/10)→悪魔('77/04)→獄門('77/08)→女王('78/02)。いくら当時の映画界が元気だったとは言え、このペースで名作を作り続けられたらバケモノだわ。
満を持して作られた犬神家と、構想が膨らんで作られた悪魔の~と、ブームだからと作られた獄門島以降の作品では、完成度が落ちるのは必然。

本作は前の3作にあった、ドロドロした田舎の跡目争いといった、戦後のバタバタした空気が浮き彫りにした気味悪さ、私が勝手に言ってる戦後の怪談映画の雰囲気はなく、探偵が推理で事件を解決するサスペンスに落ち着いている。唐の間や時計塔で行われる殺人は血まみれで、綺麗な死体が多かった獄門島で消化不良だった、惨殺死体は出しているけど、どうも表面上の怖さに終止している。古びた和洋折衷の建物、複雑な人間関係は過去作と同様におどろおどろしい雰囲気はあるけど、月琴の里と京都を行ったり来たりするので、その土地に根付いた風土、習慣の怖さが感じられない。怪談面ではイマイチだけど、加藤武、坂口良子ほかシリーズおなじみの面々に過去の3女優共演と、キャラクターは満喫出来るので、割り切って楽しんだほうが良ささそうだ。

『唇にミステリー』ネットで調べたら、劇中のお母さんの形見の口紅が、まんまカネボウから売られてたみたいで、なんか思いっきりでスッキリしたわ。
あの場だけの秘密としていた真犯人を、なぜ等々力警部が知っていたのか謎だけど、4作目にして金田一と仲が良さそうな等々力警部を観られて、こっちもスッキリ出来た。これがシリーズ最後というか、3部作+オマケの1作って感じで作られたんだろうか?
でも'79/5にもう1作公開されるんだよな… K&Kさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2021-10-04 14:32:48)

9.まだシリーズ4作目なのに、これまでの登場女優オールスター勢揃い!みたいな真似をしている時点で志の低さが透けて見えますが、内容もやはりその程度でした。とにかく、横溝作品に必須の、登場人物の禍々しさや重苦しさがほぼ感じられず、まるでメロドラマみたいな雰囲気になっているのは致命的。事件そのものも、あれじゃほとんど何の謎も意外性もないし。役者陣で唯一、謎めいて魅力的に撮られていたのは、序盤で出番が終了してしまう萩尾みどりでした。 Oliasさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2020-06-17 00:39:00)

8.《ネタバレ》 終わったか、と思わせてそれからが長い。というか全体的に退屈な展開と内容で正直面白くないなぁ。強いて感心したのはからくり壁?の構造かな(笑)。出演者が豪華なのは大変素晴らしいことなのだけども、それがプラスに働いてないような気がします。なかなか難しいものですね Kanameさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2015-12-01 10:17:01)

7.石坂金田一の四作目。この間に渥美清の「八つ墓村」が制作されているので、
横溝ブームが始まってからは五作目の作品になる。キャストは相変わらず豪華だし、
見所はしっかり押さえているのだが、シリーズ物は基本的に、
おもしろい原作から映画化されていくものなので、さすがにここまでくると、
お話の内容もスケールも小さくなったなという印象は受けた。
もちろんストーリー自体はしっかりしており、映画の出来としては悪くはないのだが、
これまでの他の作品と比較すると、やはり評価は下げざるを得ない。
横溝ファンならそこそこ楽しめるとは思うけど・・・。 MAHITOさん [地上波(邦画)] 4点(2011-08-03 03:16:20)

6.あの部屋はどうやって中からカラクリ仕掛けを動かしたん?
古谷一行のほうがやっぱり好きです。 Skycrawlerさん [DVD(字幕)] 4点(2007-11-30 00:31:55)

5.《ネタバレ》 やはり、中井貴恵の演技が致命的になってる。智子の存在感が命ともいえる作品なので評価は低くならざるをえない。高峰三枝子や司葉子にあんなしょうもない役で出てもらうくらいならば、「犬神家」の島田陽子に智子役として再登場してもらったほうがよかったのでは?内容のほうもどうもいまいち。昔の殺人で原作にない設定で動機の強化をはかるのならば、現在の殺人のほうの動機もうまく脚色してほしかった。原作では犯人がかなりひどい人物になっているのであの動機でもありかなと思わないでもないが、映画版の犯人はそう悪く描かれていないのであの動機で人を殺すのかなと・・。 陽炎さん [ビデオ(邦画)] 4点(2007-07-28 06:16:58)

4.仲代達矢の学生服&全裸ダッシュ、それに神山繁のロン毛が笑えます。だけど、それ以外はいま一つ。前三作に比べて、遺体発見現場に驚き(笑い)はないし、因襲ドロドロも弱い感じ。なんかふつうの推理ドラマになってます。せっかく往年の三大女優が共演してるのに残念。ちなみにヒロインの中井某は魅力なし。 眉山さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2007-05-08 19:03:10)

3.《ネタバレ》 前作といい、これといい、「この役いらないんじゃないかいな?」と思う人が・・・。
中井貴恵は、新人だし・・・台詞少ないし・・・まあ、いんじゃないでしょうか。
あれ以上台詞があったらイカンが。
それにしても岸恵子さん、キレイですねぇ~。
いや、当時の女優さんってキレイですよね。
でも仲代達也の学生服姿は・・・・いただけません。 あずきさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2007-05-03 22:37:20)

2.泣きの演技がくどいね! kさん 4点(2004-01-26 12:28:14)

1. 皆さん御指摘の通りでヒロイン・中井貴恵に責任の大半は求められると思う。兎に角、魅力無さ過ぎ。弟の貴一共々、お父っつぁん(佐田啓二)とはエライ違いだ。尤も、学生服仲代もやや貢献しているが。一番致命的なのはシリーズ自体のマンネリ化だろう。天才・市川崑と言えど4作目ともなればネタ切れは止むを得まい。キャスティングで犯人がネタバレになっているってのも痛し痒し。横溝原作&市川崑ファンとしても4点がイイとこ。ま、実は原作も今イチなんだけどね。 へちょちょさん 4点(2003-04-25 03:08:59)

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【点数情報】

Review人数 47人
平均点数 5.17点
000.00% line
100.00% line
212.13% line
324.26% line
41021.28% line
51531.91% line
61531.91% line
724.26% line
824.26% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.00点 Review1人
2 ストーリー評価 5.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 5.33点 Review3人
4 音楽評価 4.66点 Review3人
5 感泣評価 1.50点 Review2人

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