みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(4点検索)】
3.《ネタバレ》 シリーズ40作目。邦画が眼中に無かった当時から「…なんじゃこのタイトル?」って思ってました。サラダ記念日って全然覚えてないけど、当時流行ったんでしょうね?私が産まれる前からやっていた寅さんと、流行りモノのコラボに、何か居心地の悪さを感じた記憶があります。 シリーズ50作のタイトルを並べて、観てない人に『変だと思うタイトルは?』ってアンケート取ったら、きっと本作か『寅次郎頑張れ!』のどっちかが1位になると思います。 どうしたんでしょうか?この頃の寅さん。新規開拓に余念が無いのか、ずいぶんと必死さを感じてしまいます。この必死さは、最近で言えば、大御所演歌歌手が、若者にウケてるアニメ主題歌を熱唱しているのを観てしまったような。自分がどの立場で聴けば良いのか戸惑ってしまう、そんな居心地の悪さ。ずっと寅さんを観てきたファンも困ったことでしょう。そして俵万智のファンは…どれだけ観に行ったんでしょうね? 作中の早大生・原田由紀ちゃんが、俵万智の事だったと、後になって気が付きました。 サラダ記念日もそうですが、ドラマとの繋がりを意識して三田佳子に女医さん役をやらせたっぽいこと。長渕・志穂美回もそうでしたね。でもそんな事しないでも、マンネリでも良いから手堅く創るか、創るのをお休みしてもいいのにって、思ってしまうのが私の結論です。 今回のマドンナは老婆=中込キクエと言えるかもしれません。寅さんと良い出会いをして、悲しい別れをしました。ワットくんの話が出てきたのは懐かしかったです。(あ、ワットくんの回は私が変なタイトルだと思う頑張れ!の回だ) 最後、満男の疑問に寅が答えるってパターンが、今後定着してくるんでしょうか? 今回、説明もなく『とらや』が『くるまや』になってたのにびっくり。あとあけみが出なくなって、今後は三平ちゃんがレギュラー化するそうで、ちょっと残念。あけみ良いキャラだったのになぁ。 【K&K】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2024-01-28 22:18:33) 2.《ネタバレ》 ついにサブタイトルでオリジナリティを放棄してしまって、その時点で制作側の志の低下が窺えるのだが、さらに問題だったのは、マドンナの三田佳子の造形から何からが、その2年前の大河ドラマ「いのち」の主人公そのまんまだということ。監督は一体何がしたかったのだろうか?そんなに慌ててシリーズを埋めなければいけなかったのか?●そんなわけで、そのままだったらシリーズ最大の駄作というか愚作となることは間違いなかったのだが、それを大きく救っているのは、何といっても前半のお婆ちゃんとのやりとりです。電球1つがあるだけで、夜になれば座っている空間以外の周辺は全部真っ暗という木造家屋。やっぱり寅さんにはこういう舞台が似合う。小諸の病院への駆けつけシーンも、ああそういえばこのシリーズは、「自分にどうしても会いたいと言ってくれる人がいれば、すべてを放ってでもすぐ会いに行く」という行動の美しさを描いてきたんだなあ、と思い起こさせる。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2021-01-12 01:38:38) 1.今作から実家の「とらや」が大人の事情で「くるまや」へ名称変更してた。調べてみたらこの頃に帝釈天にある「柴又屋」という団子屋が「とらや」に名前を変えてしまい、これでは宣伝になってしまうので止む無く映画の中では「くるまや」に変えたそうだ。商標登録とか出来なかったのかな、残念。ストーリーも、、、寅さんの勢いなし。三田佳子さんがやってた医者ドラマに寅さんがゲストで出たような気もしなくはない。時代背景も現代に近づいてきた。シリーズも終盤、こっからは寅さんの元気がなくなるかな。タコ社長もなんだか痩せちゃって、せつない。 大学で講義した20作目のワット君の話がもはや懐かしく愛しく感じた。 【movie海馬】さん [地上波(邦画)] 4点(2013-01-11 19:10:56)
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