みんなのシネマレビュー

フェーズ6

CARRIERS
2009年【米】 上映時間:85分
ホラーサスペンスパニックもの
[フェーズシックス]
新規登録(2010-03-28)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2023-03-31)【イニシャルK】さん
公開開始日(2010-04-24)


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キャストクリス・パイン(男優)ブライアン
パイパー・ペラーボ(女優)ボビー
エミリー・ヴァンキャンプ(女優)ケイト
ルー・テイラー・プッチ(男優)ダニー
マーク・モーゼス(男優)
クリストファー・メローニ(男優)
石田彰(日本語吹き替え版)
藤真秀(日本語吹き替え版)
加藤亮夫(日本語吹き替え版)
撮影ブノワ・デビエ
配給ブロードメディア・スタジオ
編集クレイグ・マッケイ
あらすじ
目映いばかりの陽光の中、楽しげにドライブする二組のカップル。しかし、彼らのドライブはバカンスではなく、殺人ウィルスによる絶望的な死の恐怖からの逃避行だった。そして、路上で出逢った一組の父娘。少女が感染していたことから、彼らの運命は思わぬ方向へとずれて行く…。

タコ太(ぺいぺい)】さん(2011-11-28)
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【クチコミ・感想(4点検索)】

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3.身も蓋もないことに、誰もが「自分だけは死にたくない」のです。
自分の生命を脅かすものは、切り捨てるしかない。たとえ親でも兄弟でも恋人でも善人でも悪人でも知人でも他人でも、まったく関係なく。
ただ、切り捨てる痛みの大きさが違うだけ。

もちろん、そうじゃない人もいる。
愛する人を失うのなら自分も死にたい。愛する人を助けるためなら自分は死んでもいい。そう思う人もいるでしょう。
実際、映画に出てきた父と娘はそうだった。娘を切り捨てることは父親にはできなかった。

でも、主役たちはそうではなく、「感染したら誰であろうと切り捨てる」が暗黙のルール、というグループだった。
だから仕方がない。前提がそれなのですから、ラストに至るストーリーのすべては、すでにわかっていたこと、なのです。

そこをわかっていてあえて描いた、という映画なのでしょう。
主役たちに選択の余地がないように見えていたが、実はあったのだ、ということ。
他の選択ができない彼らだから、ああいうラストになったのだ、と。ラストシーンの弟のあの思いを描くため、そのための映画だったのだと思います。

私はそうメッセージを受け取ったので、作りの甘いところ(感染防止がマスクだけって!インフルエンザか?)(ここでマスクをとったらいかんだろ?という所でマスクをとる。顔を見せたいのはわかるが…説得力が限りなくゼロに…)(全体に緊迫感がナイ…)etcは、見逃してもいいかな。

しかし、アレですね。
世の中がパニックになった時に喜び勇むのは、平常時だと希望が持てないポジションで生きている人間なんだろうな…と、関係ないことまで考えちゃいました。
それまでの社会の価値体系をすべて無にしてしまうような非常事態。そういう事態が起きた時に、その人間の本質部分が現れるんだろうな…。たぶんワタシは即感染、即死亡…。弱すぎる…(涙)。 りりらっちさん [DVD(字幕)] 4点(2013-01-18 00:11:00)

2.《ネタバレ》 まず始めに言いたいことはレンタル店の特集陳列について。
この作品を「サバイバル・オブ・ザデッド」「30デイズ・ナイト」「ハロウィンⅡ」とかと並べて“帰ってきた絶叫グランプリ”特集はないだろ。
他のレビュアー方の前述にあるとおり、どちらかというと人間ドラマに趣をおいた作品だと思います。絶対、絶叫などしない。
物語はなんの前触れも無く荒廃してしまった時間軸から始まりますが、「28日後…」のような激しいパニックホラーだと思っていると肩透かしを食らいます。
自分の愛する人、家族が致死率100%のウイルスに感染してしまったら、あなたはどうしますか?或いは、自分が感染してしまったらマトモでいられますか?というテーマを投げ掛けており、そういう意味では考えさせられた。
シネマブルクさん [DVD(字幕)] 4点(2010-10-15 13:30:20)

1.《ネタバレ》 面白そうな予告編に釣られて鑑賞。でも結論から言うと期待はずれ。感染パニックというよりは、人間ドラマがメインだった。その意味で邦題は合っていないと感じた。冒頭から死亡フラグ立ちまくりの兄は、「スタートレック」の新作で若きカーク船長を演じた俳優が演じており、破天荒なキャラクターには不思議な既視感があった。85分というコンパクトさは良いが、状況説明に時間をかけなかったのが良かったのかどうか…。物語は謎の病原菌(ウィルス)の発生から蔓延に至るパニックや脅威などは一切省かれており、登場人物達の台詞や廃墟と化した街などから想像するしかない。むしろ愛する人が致死率100%のウィルスに感染した場合、自分だったらどう行動するのか、を考えるきっかけとなる映画であり、設定につっこみどころは多くも、そして後味は悪くも、それなりに観る価値のある作品といえる。 田吾作さん [DVD(字幕)] 4点(2010-10-04 10:01:44)(良:2票)

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【点数情報】

Review人数 15人
平均点数 4.47点
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3533.33% line
4320.00% line
5213.33% line
6533.33% line
700.00% line
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