みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(4点検索)】
2.《ネタバレ》 ソダーバーグ版「娼婦はつらいよ」です。 十八番の時系列いじりやシャープでいかにもなアート映像はこの監督ならでは。私はソダーバーグ作品については好きなものが多いのですが、これは退屈してしまいました。思うに主人公の渇きや孤独に共感しづらい、というのが一因じゃないかな。 一時間で2000ドルも稼ぎのあるトップ・エスコート嬢だもん、だって。地道に働く彼氏もいて、仕事を黙認してもらっているというのも驚異的に幸運な環境だ。ところが彼女が盲目的に信じているのは「人間学」なんだとか。なんてことはない、つまりは占星術じゃねえか。占い上相性の良い一見客のために現実の彼氏を振るシマツ。女の私でも何やってんだあんたはと思う。 雰囲気の似ている「セックスと嘘とビデオテープ」の市井の人間たちとは環境が違いすぎる。アンやシンシアの気持ちは分かってもチェルシーの感覚はぶっとびすぎて掴めないわあ。 本職の売れっ子ポルノ女優さんだそうですが、彼女のルックスがさほど魅力的に思えないのもノレなかった理由のひとつ。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2018-11-10 16:40:41) 1.《ネタバレ》 【あにやん】さんでは無いけど、メンズデーで1000円だったので視聴(笑)。 よくわかんないですね。高級エスコートの日常をコラージュ形式で撮っているという所なのかな?でも、シーンの展開に脈絡が無かったりして、一体何を撮りたいのかがこちらに全く伝わってこないんですね。 ソダーバーグってもうちょっとしっかりした映画を作る人っていう認識だったから、思わず頭を抱えちゃいました。あまりに面白くないのと、日頃の疲れと上映時間が夜とう事もあり、お陰で意識が跳びそうなのをこらえるのが大変でした。 ドキュメンタリータッチなんで、余計にコラージュ的な編集している事が分かりにくくした原因なのかもしれないですね。 それと、非常に拙いなぁと思ったのは、主人公の彼氏の行動まで表現していることですよね。これは物語として必要かというと、多分、その大きな理由は主人公と主人公の彼氏の収入のギャップにある筈なんだけど、それをあまり明確に打ち出す部分は殆ど無いので、どうしても必要には見えないんです。おまけに彼をラスベガス旅行に誘うフィットネスクラブの男性会員って、これだけ見たら完全にホモ関係への誘いに見えてしまうしね。結果的にそういう事にもならなくて、ではあれは一体ナンなんだ?という事になってしまうと思う訳です。映画の撮り方が撮り方なんだから、こうした場面の演出をもっと考えるべきではないのかなぁ? 【奥州亭三景】さん [映画館(字幕)] 4点(2010-09-29 12:25:28)
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