みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(4点検索)】
7.《ネタバレ》 いかにもアカデミー賞が好きそうな地味な映画。 面白いかどうかで言えば、かなり面白くない。 だって、王子が吃音を克服して国王になってスピーチを成功させるって先が読めるお話でしょ。 それを2時間引っ張るので長い。最後のほうまで吃音が治らないし。 癇癪持ちなのをうまく利用して、怒りの感情でスピーチしたら成功みたいなストーリーのほうが良かったんじゃない。 だいたい史実っぽく作っているけど、実際のところはどうだったのさ? ただ、役者の演技はさすがに唸らせるものがあった。 ジェフリーラッシュの言語聴覚士役は違和感がなく、抑えた演技ながらも上手い。 【mhiro】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2022-11-06 20:56:30) 6.面白そうな雰囲気をぷんぷん漂わせているんだけど、最後まで盛り上がらずに終わってしまった。 【miso】さん [地上波(字幕)] 4点(2019-10-20 00:26:45) 5.最後のスピーチの後に流れる曲、ベートーヴェンの「皇帝」の第2楽章でした。敵国音楽じゃないかと思いつつ、ピッタリはまっていた気がします。全編にわたる地味なストーリー展開すらも象徴している感じ。というわけで、映画としてはどうってことありませんが、「皇帝」をいい雰囲気で聴くためのPVだと思えば、それなりに楽しめます。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2018-04-24 04:07:20) 4.吃音障害に馴染みがないので心配でしたが緊張感が上手に表現されていました。オープニングの演説シーンは凄い緊張感でした。全体的にチト地味な映画ではありますが、主軸がブレず最後まで一気に見せきる仕上がりには制作陣のレベルの高さを感じます。 ある意味、現状の人生にプレッシャーを感じている人にはそれなりに共感できる内容です。例えば次期社長さん、有名な人の子供さんなどなど、否応なしに人生が進んでゆく方々には結構共感できるんじゃないでしょうか。私にも多少あります。 派手なエンターティメントが好きな方にはお勧めしにくいですが、真面目な映画が好きな方にはお勧めです。主人公のコリン・ファースの吃音は演技に見えませんでした。その点は必見でしょう。 【アラジン2014】さん [ブルーレイ(字幕)] 4点(2017-04-09 11:36:51)(良:1票) 3.《ネタバレ》 観終えて、複雑な気分である。2人の男のシンプルな友情物語として面白かった。不器用な誠意を持つ者が苦境に立たされ、権力抜きの友情に支えられ、励まされ、ついにトラウマを克服、国民に勇気を与え、喝采を浴びる…。気持ちの良い、エンターティンメント映画の素晴らしさ。(おかしな話だが途中で何度か「ロッキー」を思い出した)整ったプロットに、真っ当な演出と演技。まったく手堅いとしか言いようがない。 しかし、どうしても気になる点がある。ドイツとの戦争に雪崩れ込むクライマックスで、 演説の名手・ヒトラーの映像を挿入したのは、本作の主題を考えれば軽率だったと思う。 国民は、指導者の力強い言葉を待っている。 強烈なパフォーマンスを交えた演説で民衆を酔わせたヒトラーと、苦手なスピーチで国民を励まさなければならない主人公は、否応なく対比されてしまう。 ラストで見事なスピーチを終えた達成感は、「指導者の力強い演説に鼓舞され、励まされる民衆」という図式にすり替わってしまった。それならば、スピーチを終え堂々と手を振る国王の姿は、国民にとってヒトラーと何が違うんだろうか? そんな疑問を置き去りのまま、親友であるローグの穏やかな微笑みで映画は幕を閉じる。 最後まで潔く、2人の友情の物語として完結させて欲しかった。 【i-loop】さん [DVD(字幕)] 4点(2013-02-10 18:01:59) 2.演出がこなれていて、たいそう面白いのだがあまりに中身が無い。ナチス党大会でヒトラーに熱狂する人々と最後にスピーチを成功させてバルコニーに立った英国王に拍手する人民は本質的に同じ。そうした点に対する葛藤が一切ないのはちょっとひどい。このテーマでそこらへんを語らなければ、連合軍側の戦意高揚映画といわれてもしかたがない。それでいいのか? 【皮マン】さん [映画館(字幕)] 4点(2011-09-19 20:58:51)(良:1票) (笑:2票) 1.《ネタバレ》 この映画を日本人が楽しむのはなかなか大変ではないだろうか。 期待が大きかっただけに、これが作品賞受賞作かと寂しさを感じもする。 話は極単純だ。吃音に悩む王子が、妻の愛や言語療法士のサポートを 得て、困難を乗り越え戦時下の誇りある国王に就任するまでを描く実話 ものである。 長男である兄が人妻との恋愛で王位を返上した有名な話を絡めながら、赤裸々な 王室の内情を描いてはいるが、何か表面的で、他民族が観て特別胸を衝かれるような 真に迫るシーンは私には見受けられなかった。役者も特別上手いとは感じない。 英国人の英国人のための映画、そのような印象である。 アメリカは何時までも英国と共にあるのだなと、尊敬する兄として遇するためには アカデミーの一つや二つは御安い御用なのだなと、映画の質にこそ価値を見出すべきと 考える者には些か寂しくもなるのであった。 乱れ切った英王室を見るにつけ、我が国皇室が何時何時までも清く正しく美しくあって欲しいと畏れ多くも願わずには居られない。 【高畑カムバックプリーズ】さん [映画館(字幕)] 4点(2011-03-25 00:59:20)
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