みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(4点検索)】
3.《ネタバレ》 大金持ちのアンソニー・ホプキンス、休暇で訪れた先の山岳地帯で飛行機が不時着してサバイバル。しかも生き残った一行の中に妻の浮気相手であるボールドウィン長男がいる、という、呉越同舟っぽい趣向。そこでドラマが生まれる・・・はずだったんじゃないのかい。 中盤はクマとの対決が中心に描かれるのだけど、その戦いを通じて二人の関係が微妙に変化する、のかと思いきや、これといってたいした変化もなく、これなら、クマとの対決の部分は全部カットしたって物語が成立してしまいそう。 動物との対決、危機感を盛り上げるならやっぱり「立て籠もり」ですが、本作ではそういうのもなくって、スタコラサッサッサのサと逃げ回るだけ、これじゃあ、なかなか盛り上がりません。絶望感の乏しさよ。そういやシートン動物記の「少年とオオヤマネコ」って、ホント面白かったよなあ。 で結局、最後まで「金持ちはよくデキた人」「それを妬むのはロクなヤツじゃない」という路線のまま突き進み、ホプキンスとボールドウィンと間に真の融和が訪れたのだか何なんだか。おそらくはそういうことなんだろうとは思うものの、なにせボールドウィンは最期まで腹黒そうな顔のままなもんで、最初っから最後まで大した変化なかったなあー、という印象だけが残る。一体この作品は何が描きたかったんだ、と。 おっさんたちのサバイバル。事件を通じて人間的に成長するにも、限界があるのかねえ。 【鱗歌】さん [地上波(吹替)] 4点(2018-10-08 11:46:39)(良:1票) 2.《ネタバレ》 「山での遭難」という分かりやすいシチュエーションを用意した割には、何に焦点を絞るべきかが曖昧で中途半端。 基本的にドラマに絡むメイン登場人物は主役を含めふたりしかいないし、揉め事が女関係なので、どうにも話がみみっちい。ホプキンスの役柄は人間的に出来すぎだし、その他の登場人物はさっさと退場させられてしまう始末。ラストも決着をつける前にライバルが落とし穴に落ちて有耶無耶になる、という展開もちょっといい加減すぎないか? また「大自然の驚異」といっても単に熊に襲われるだけで、極限状況と言うほど差し迫ってはいないのでサバイバルものとしても物足りない。 全体的にテンポは良いので最後まで見ていられるが、作品としては人間ドラマかサバイバルかのどちらかに特化して欲しかった。中途半端。 【FSS】さん [地上波(吹替)] 4点(2006-11-08 21:46:45)(良:1票) 1.《ネタバレ》 アンソニー・ホプキンス=食べるという方程式がプンプン臭う。 まぁ別に狙った訳ではないと思うが、本人も些か乗り気なとこも(笑)。 それにしてもツッコミドコロ満載の作品で上げるとキリがない。 いくらサバイバル状態に追い込まれたからといって襲ってくる熊を 逆に襲って終いには食べるという発想をするか?とか 血が付いたシャツを樹に吊るして干して置いたからって嗅ぎ付けてくるのか?とか。 アレックとの疑心暗鬼+葛藤状態をもう少し深く掘り下げてくれたら 結構いい作品になれたのでは。 ラストあれだけの体験をして助けられて記者団に涙ぐみながら会見をしていたが、 涙ぐむ描写の背景が意味判らない。 単純に助けられたのが嬉しいという理由であるならば些か稚拙過ぎるのでは? 熊の演技に3点。アンソニー・ホプキンスの頑張りに1点。 【sting★IGGY】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-11-14 22:27:09)
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