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進撃の巨人 ATTACK ON TITAN

2015年【日】 上映時間:98分
アクションホラーSFアドベンチャーファンタジーシリーズものパニックもの特撮ものモンスター映画漫画の映画化
[シンゲキノキョジンアタックオンタイタン]
新規登録(2015-04-24)【DAIMETAL】さん
タイトル情報更新(2023-11-29)【かっぱ堰】さん
公開開始日(2015-08-01)


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監督樋口真嗣
キャスト三浦春馬(男優)エレン
長谷川博己(男優)シキシマ
水原希子(女優)ミカサ
本郷奏多(男優)アルミン
三浦貴大(男優)ジャン
桜庭ななみ(女優)サシャ
松尾諭(男優)サンナギ
渡部秀(男優)フクシ
水崎綾女(女優)ヒアナ
武田梨奈(女優)リル
石原さとみ(女優)ハンジ
ピエール瀧(男優)ソウダ
國村隼(男優)クバル
清野菜名(女優)立体機動兵
仁科貴(男優)
諏訪太朗(男優)
原知佐子(女優)
高橋みなみ(女優)
神尾佑(男優)
橋本じゅん(男優)
屋敷紘子(女優)
原作諫山創「進撃の巨人」(講談社コミックス)
脚本渡辺雄介
町山智浩
音楽鷺巣詩郎
北原京子(音楽プロデューサー)
編曲SEKAI NO OWARI「ANTI-HERO」(トイズファクトリー)
鷺巣詩郎(音楽編曲)
主題歌SEKAI NO OWARI「ANTI-HERO」(トイズファクトリー)
撮影江原祥二
市川修(Bカメラ)
製作市川南〔製作〕
東宝(「進撃の巨人」製作委員会)
講談社(「進撃の巨人」製作委員会)
電通(「進撃の巨人」製作委員会)
ホリプロ(「進撃の巨人」製作委員会)
博報堂DYメディアパートナーズ(「進撃の巨人」製作委員会)
朝日新聞社(「進撃の巨人」製作委員会)
読売新聞社(「進撃の巨人」製作委員会)
東宝映画(製作プロダクション)
プロデューサー山内章弘(エグゼクティブプロデューサー)
配給東宝
特殊メイク梅沢壮一
特撮尾上克郎(特撮監督)
大屋哲男(テクニカルプロデューサー)
佐藤敦紀(VFXスーパーバイザー)
三池敏夫(特撮セカンドユニット 美術)
白組(VFX)
美術清水剛
西村喜廣(特殊造形プロデューサー)
竹谷隆之(キャラクターデザイン)
貞本義行(キャラクターデザイン)
衣装柘植伊佐夫(扮装総括)
編集石田雄介
録音柴崎憲治(音響効果)
照明杉本崇
あらすじ
100年以上前、突如現れた巨人たちに人類の大半が捕食され、文明は崩壊した。かろうじて生き延びた人々は巨大な壁を三重に築き、その中で暮らしていたが、ある日突如壁が壊され、巨人たちが攻め込んでくる。その混乱の中でエレン(三浦春馬)は幼馴染のミカサ(水原希子)とはぐれてしまう。2年後、調査兵団に志願したエレンら一行は農業地区を取り戻す為、夜間に車両部隊で廃墟と化した門前地区を移動するが、巨人たちの襲撃に遭う。

DAIMETAL】さん(2015-08-02)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想(4点検索)】

別のページへ(4点検索)
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12. 突っ込みどころがたくさんあるのは知っていました。
 CGはまぁまぁ頑張っているかもしれないけど、まだテレビゲーム程度のレベルです。 海牛大夫さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2018-12-24 23:29:27)

11.抑揚がなく大仰な演技、違和感しかないセリフ回し。
石原さとみに代表されるアニメ的なセリフ、人物描写、テンションなどを実写に持ち込んでしまっているので、門外漢の自分には、ただただ薄ら寒く感じてしまう。人間が出てくる、ドラマ部分は酷い出来であったと思う。
BGMの使い方や度々差し込まれる、フラッシュバックもどれもくどい。
ただ、巨人それぞれにある個性の描き方、表情の不気味さ、人を食べる描写はすごく良かった。 ちゃじじさん [DVD(邦画)] 4点(2016-05-30 19:36:20)

10.《ネタバレ》 原作(最新話も見ている)+アニメを全部見ているのに
「なんでそんな行動取ってんの」って何度も思ってしまう映画でした。

がっつりネタバレしますが、

・海の絵を見て「海あるで!」とマジで考えるアルミン。
・壁が壊されて直撃したら即死しそうな落石が落ちてきてるのに、とりあえず待機する主人公たち
・巨人がガンガンに入ってきてるけど、とりあえず待機する住人達
・壁や街を壊す巨人が来てるのに建物に立てこもる住人達
・さらに閂を外せば出れるのに、特になにもしない住人達
・訓練したと思えない兵士達。(訓練が足りてない設定ですが、それでも酷い)
・立体機動装置をほとんど使わない兵士達
・餓死がでるぐらい活動範囲が狭いのに、トラックや照明をガンガンに動かせる燃料を保持
・トラックや照明があるぐらい文明が進んでるけど、斧とか弓と剣で戦う兵士達
・声を出すなって言ってるのに、やたら騒がしい
・声を出すなって言ってるのに、いちゃつき出す兵士達
・赤ちゃんの声につられて単独行動ちゃう兵士
・うなじが弱点って教えられてるのにそこ以外を攻撃する兵士達
・「これがエレンだよ」と、ちぎれた腕をミカサに見せるサイコパスなアルミン

と、ぱっと浮かんだだけでもこんな感じに出てきました。

原作を変えるのは面白ければ良い派なのですが
この映画は悪い方向に向いちゃってますね。

「駆逐してやる」ってセリフがこの映画でも登場してますが

エレンの母が一話で食われた(力があれば助けられた)事が前提にあるので
巨人の駆逐しか考えてないので
「巨人を駆逐する」という行動原理は理解できるのですが、

この映画のエレンはそうでもない。ので、
「駆逐してやる」って言われても、「いやいやいや」。お前それほど思ってないだろ」ってなってしまう訳です。

登場人物だけでなく背景を含めた話の掘り下げがあまりなされていないので
軍の作戦も、思いつきだなぁって思いますし
兵長ぽいシキシマも小物感がやばいのです。

兵長やミカサが突出して強いのは
原作ではヒントがありますが、後編ではそこら辺の説明があるんですかねぇ
(前編をみる限り教えてもらったので強くなったみたいな印象が)

とはいえ、良いところもありました。

・超大型巨人の描写と巨人が人々を襲うシーン(実写になるとグロいだろうなぁって思ってましたし)
・アニメのハンジさんに一番近かった石原さとみ
・汚れようが可愛さが全然消えきれないハンジさん

あと、アニメ版の音楽を担当した澤野弘之は偉大だと思いました。 シネマレビュー管理人さん [DVD(邦画)] 4点(2016-05-11 11:53:53)

9.《ネタバレ》 この映画を見るために、DVDを全部みて、まんがを全部読んで、さあ映画館だあ。と思ったのですが、このサイトをみて、やめました。しかし、評判よりはまあまあでした。〈4点で高めです〉ただ、はまったのは石原さとみさんだけでした。こんなに失敗すると、原作通り作った方がよかったんではないかと思います。しかも、10作以上作るという暴挙にでるのです。または、この作品なら、成人映画にして、水原さんの濡れ場を作り、愛憎をキチンとえがいた方が良かったと思います。ただし、次も見ます。最後までみないとね。作った人の根性が少しでも感じたいからです。エンディングの曲も良かったです。ただ、エバンゲリオンのように、途中で流れた方が合うと思いました。また、壁を壊した巨人が出るときは、ゴジラのような音響が聞きたかったです。なんせ東宝なのだから。第2のゴジラになれずに残念です。まあ、ゴジラの時は原爆に対する怒りがきちんとありました。この作品にはなんの哲学も感じません。魚だって、大きな魚は小さな魚を食べるのです。人間だけが自然の摂理に逆らっているのです。地球の怒りがあれば良かったのにと思います。 matanさん [DVD(邦画)] 4点(2016-02-22 20:51:19)

8.《ネタバレ》 原作はほぼ未読。アニメはほぼ鑑賞。映画では話が飛ぶから抜けたところをアニメの話で補完しようとすると、映画とアニメは設定が違うことに気づいて混乱します。どうやらエレンたちの隊は最後の隊で訓練もろくにやっていない部隊のようです。統率も取れず、部隊から抜ける人や自分の世界に入ってしまう人が多く、立体機動も使ったことがないらしい? 敷島隊が途中から出てきますが何人いるのかよく分からない。巨人の特撮はよくできているし、エレンが巨人化したあとの爽快感はあるので、特撮巨人に+2点。 Banjojoさん [映画館(邦画)] 4点(2015-11-22 21:10:49)

7.いつになくハイテンションな役づくりでキャラクターに挑んでいるらしい石原さとみが、「こんなの初めてーーーー!!」と絶叫する予告編を観て初めてこの作品に対しての食指が動いた。
脇役を演じる女優の台詞一つが気になって、映画館まで足を運んだことは記憶に無い。まあこういう“きっかけ”もあって良いと思う。

原作は“ほぼ”未読。話題の漫画として売れ始めていた頃に、一度第一巻を手に取ったが、絵柄の趣味と展開の稚拙さがあまりにも合わなくてすぐに読み進めるのを止めてしまった。
不気味な巨人の群れが人間を襲う描写とストーリーテリングは、斬新な表現だとは思ったが、そんなに騒ぎ立てる程のものとは思えなかった。
以来、益々拡大していったブームをスルーしたまま、今作の鑑賞に至った。

原作のストーリー展開を知らない分、対比による不満を避けられたことは、ある意味幸運だったと思う。
日本特有の“特撮映画”として楽しめる要素は充分にあったと思う。
特にこの“前編”のクライマックスである“ある展開”は、原作を読んでいなかったからこそ素直に楽しめた。
原作の持つ雰囲気とはテイストが大いに異なってはいたが、特撮で映し出された巨人は、善し悪しは別にして禍々しさは際立っており、それなりの恐怖感を醸し出せてはいた。
そもそも“特撮映画”を観るつもりで映画館に足を運んだ者として、最低限の満足感を得られたことは間違いない。

ただし、やはりその他の大部分においては、とてもじゃないが一つの映画作品として褒められたものではない要素が多すぎた。
冒頭のシーンを筆頭にドラマパートは総じて、演出面、演技面両面において稚拙過ぎる。
どんなにスペクタクルシーンで力を入れようとも、人物描写がこれ程までにお粗末では、結局白けてしまう。
今作は“前編”とはいえ、ストーリー展開的にも腑に落ちない点は多く、一々突っ込むことすら馬鹿らしくなることも否めない。

どう転んだとしても結局「批判」は避けられなかった難しい企画であることは間違いなく、それでも日本映画としてこの映画化に挑戦した意義と価値は確実にあったことは認める。
少なからず「後篇を観たい」という気持ちを持たせただけでも、良しとすべきだろう。

「後篇」にも期待はしたい。
でも、おそらくそれを観た後には、「やっぱり、大人しくギレルモ・デル・トロ監督あたりに権利を譲渡すりゃあよかったのに」とか思ってしまうのだろうな……。 鉄腕麗人さん [映画館(邦画)] 4点(2015-10-13 23:55:46)

6.《ネタバレ》 原作未読、アニメ未見のカラッポ状態、酷評の噂は知りつつ
後輩から「リアルタイムでデビルマンを観るチャンスですよ」と言われ行ってきました

いやーよかったですよ!デビルマンよりは!

原作を全く知らないので最後の展開も「おぉ!」となってしまいました
巨人の描写は全くの情弱からすると驚けるもので、薄気味悪さ、残虐さは非常に出ていたと思います

しかしながらカラッポ状態の私からすると話の展開という点で興味は持続しますが、
繰り広げられるアクションや人物描写、ドラマ、世界観というものには惹かれませんでした
特に立体起動装置の描写はもう少し丁寧にしてもらわないとボバ・フェットも理解できません
この世界は見張りの概念がないのかなとか巨人は人の声に敏感だから大声は出すなと大声で言うとか

ただ残念な面が多い映画でしたが非常に頑張っている映画だということは感じました
もちろんこれを面白い!人に勧められる!としてしまうと今後人に映画を勧められなくなるので出来ませんが
非常に頑張っている映画ということは断言できます!なので私も頑張って後編を見に行こうと思います! HARD PUSHさん [映画館(邦画)] 4点(2015-08-28 22:22:05)

5.《ネタバレ》 一般常識的にやってはいけないこと、するべきではないこと。
それは映画内でこそどんどんやればいい。現実の場ではないのだから。
軍律的におかしな行動だろうが何だろうが、それが出来るのが映画の特権だ。
そもそもこれは荒唐無稽な『怪獣映画』の一種ではないか。

騒いで、性交して、規律違反して、トラブルを積極的に呼び込み、周囲をそれに
巻き込んでこそ戦争アクション映画のキャラクターの王道だ。
話題の前田某らは数々の戦争映画主人公のアナーキーな迷惑キャラぶりも知らぬのかと。
最前線での性愛シーンなどだって、普通にいくらでもあるだろう。

『英霊』、『内地』などの単語に大して意味は持たせていないようが、
そもそもこの未熟な軍隊の有様は図らずも現在日本の世代批評と見れなくもない。

ここで三浦春馬がみせる直情径行、情緒不安定、喧嘩早さなど映画史の中では実に可愛いものだが、
そのような性向の描写と彼に降りかかる理不尽とがあって、
クライマックスの呪詛と化身が一応はカタルシスとなるわけである。

と、誰でも批判出来る評判の悪い脚本をとりあえず擁護はしてみるが、
世評のよろしい空中飛行のショットはまるで不出来である。

夜明け前の設定によって照明は薄暗く、重量と飛翔の感覚も活きていない。
人間と巨人の、見上げる-見下ろすの視線処理も不全である分、恐怖感を削ぐ。 ユーカラさん [映画館(邦画)] 4点(2015-08-22 01:40:08)

4.映像は頑張っているのに、みなさんがおっしゃられる通り脚本がダメダメです。
オリジナルストリーにするのはいいんですが、知性を感じさせない主人公や脇役にも感情移入が出来ないし、
元ネタの『フランケンシュタイン対地底怪獣バラゴン』や『サンダ対ガイラ』のようなトラウマになりそうな
恐怖感、絶望感もあまりないです。
リヴァイ兵士長役で岡田准一が出てたらもっと違ったかな・・・それだと『永遠の0』になっちゃうが、
いっそ終戦70周年ということで、戦うことの残酷さ理不尽さをもっと表現して欲しかったです。
『進撃の巨人』17巻が最近稀に見る傑作だけに残念ですが、後編も見るんだろうな。
あと、sekai no owariのエンディングは今ひとつでした。 SHOGOさん [映画館(邦画)] 4点(2015-08-10 20:18:32)

3.話題作というだけで衝動的に鑑賞してきました。
原作の漫画はチラッと読んだことがある程度ですが、大まかな概要は把握しておりました。
観終わった感想を単刀直入に申し上げるなら、「非常に残念な仕上り」と言わざるを得ない。

これは単に、製作費の問題や監督の力量の無さだけに留まらず、根本的な部分で言えば、脚本が失敗している。
映画の良し悪しは、脚本で決まるというくらい大事なもの。ダメな脚本でも莫大な資金、監督の手腕、センスで良い映画はできるけども、監督は明らかな人選ミスでしょう。これが第2の失敗。
挙げればキリがないためこれ以上は申し上げません。

昨今の邦画界は、テレビドラマや漫画・アニメの映画化ばかり。
確かに、作品の知名度もメディア露出も良い上、他媒体とのコラボもあったりと、劇場以外での収益の見込みが立て易いのも確か。

しかしながら、これだけは言わせて頂きたい。
お金目的以外に実写化させる意味・意図がないのならば、少なくとも私はこれならアニメでも充分じゃんって感じました。
(ハッキリ言って頑張ってはいるけどCGレベルは低い。予算の問題もあると思うけど、この出来栄えでGOしてしまうあたり、作品に対する愛情は感じられない)細かい演出ひとつとってもベタ過ぎてプロ監督なのか疑うレベル。
本当に、これなら、、アニメで充分である!

決してつまらなくはない。上映時間も短いのが幸いして、チープで滑稽な演出・シーンをダラダラと見ずに済む。
ただ、これに満足しちゃったら日本の映画界に未来はない。 シネマブルクさん [映画館(邦画)] 4点(2015-08-04 09:53:11)

2.《ネタバレ》  不安定な足元の世界でキャラ達がもつれるように動いてゆきます。明確な前進のベクトルの無い、運命に囚われた世界。
 だけど映画自体が足もつれまくっちゃってるような状態で。

 特撮に期待しましたが周囲がヨイショし過ぎたせいか「結局こんなモンか」って。革新的な映像!とか視覚的興奮!とか、そういうトコには行ってなくて。「大きい巨人キタわ~!・・・って『学校の怪談2』のラスボスに似てね?」みたいな。小型サイズの巨人は普通の日本人の方々が演じていらっしゃいます、ってのがよーく見えてちょっといたたまれなくなっちゃいますし。立体機動はハニメーションみたい、つーか『キャシャーン』あたりからちっとも変ってない感じ。

 でもね、そんなでも結構面白く見られました、巨人シーンと立体機動シーンは。
 問題はドラマ部分で、これがもう面白くもなんともなくて。なんでしょ、ドラマがちゃんとドラマとして昇華されていかない感覚、キャラにちっとも心が動いていかないもどかしい感じ、様々なエピソードや表現が上滑りしまくってる印象、脚本とか演出とか編集とか音楽とか、もうちゃんとまとめようって気が無いのかいな、っていう分裂症気味なシーンの連続なんですよね。カットごと、いや1つのカット内でも画面上のキャラごとにテンションやリズムがバラバラなの。流れが無くて混沌としていて。それは狙った混沌とは違う混沌が生じてるんでないかと。

 樋口監督は役者さんを上手く撮る人ではないので、そこを改善できないかなぁ。唐突なスローモーションに頼ってもそれが印象的になるって訳ではないですしねぇ。とりあえず目線、なのかなぁ。もっと印象的な目があれば。
 っていうか、それは巨人も同じで。平成ガメラも敵怪獣には目線が存在してないんですよね。ギャオスも成体レギオンもイリスも黒目が無いの(群体レギオンにはあったような気がしてきた・・・確認すんの面倒クサイ)。巨人は黒目があるのですが、その目で見られる恐怖ってのが薄かったなぁ、と。『大魔神』の恐ろしい目、アレが欲しかったなぁ。
 人の目を見て話しましょう、って、過去作から見てもそこら辺がウィークポイントになってるのかな。

 ただ、IMAXで見るだけのサイズ感はある映画だと思います。邦画には稀有ですから、その点だけは、はい。 あにやん‍🌈さん [映画館(邦画)] 4点(2015-08-03 06:07:18)

1.《ネタバレ》 言わずもがなの原作に加え、傑作の誉れ高いアニメまでを背景に抱え、この実写版はいかにして負け戦を戦い抜くのかという点に感心があったのですが、監督はかなり良い仕事をしています。エッジの立った世界観の醸成には成功しているし、残酷描写からも逃げていません。どうやって実写で表現するのか見当もつかなかった立体機動装置での戦闘シーンは期待以上によくできており、ビジュアル面では問題を感じませんでした。邦画の厳しい制約条件下でこれだけのものを作れたのであれば、成功と言えるでしょう。ビジュアル面ではの話ですが。
問題は、ドラマパートの出来が致命的に悪いこと。今どき青春ドラマでもやらないような臭いセリフの応酬戦には失笑の連続でした。これは役者や監督のせいではなく、マンガやアニメでは成立しても、実写でこれをやらせるとおかしいという判断ができなかった脚本家の手落ちです。脚本を務めたのは渡辺雄介氏と町山智浩氏。渡辺氏は『20世紀少年』『GANTZ』『ガッチャマン』といった粗悪品を連打している邦画界の要注意人物。一方の町山氏は映画秘宝のゴッドファーザーであり、彼の起用により、批判の急先鋒となるであろう映画秘宝を取り込み、渡辺氏に対して映画ファンが抱く懸念を中和しようとした製作陣の奇策は面白いと感じましたが、当の町山氏は映画評論家としては高名であっても脚本家としては素人同然であるため、作品のクォリティには貢献できていません。
作戦中にフラフラと個人行動をとったり、大声を出してはいけない場所で叫んだりして危険を呼び込むという、この手のパニック映画でやって欲しくない行動が多くてイライラさせられます。一応は自らの意思で志願して訓練まで受けた職業軍人でありながら、登場人物達には恐ろしく規律がなく、巨人が支配する危険地帯に足を踏み入れているという緊張感もありません。挙げ句の果てには、どうでもいい痴話喧嘩まで始める始末。エレンがミカサに惚れているのを知って「ミカサとヤってんだぜ」自慢するシキシマ、そんな二人の関係を知って落ち込むエレンに擦り寄り、「子持ちの女はお嫌い?」と言って胸を揉ませるヒアナと、もうメチャクチャなのです。安全の確保された基地でならともかく、最前線でいつ巨人から襲われてもおかしくないシチュエーションでこれをやってるのだから呆れます。
一応、完結編も見ますが、相当頑張らないと挽回は厳しいと思います。 ザ・チャンバラさん [映画館(邦画)] 4点(2015-08-02 00:57:57)

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【点数情報】

Review人数 47人
平均点数 4.11点
012.13% line
112.13% line
248.51% line
31123.40% line
41225.53% line
5919.15% line
6510.64% line
748.51% line
800.00% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.50点 Review2人
2 ストーリー評価 2.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 3.00点 Review2人
4 音楽評価 3.33点 Review3人
5 感泣評価 1.50点 Review2人

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