みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(4点検索)】
3.《ネタバレ》 何だか終止色々な“偽り”が積み重なって、大事になって、結局有耶無耶な形で決して、「え?」となる映画だった。 要は、女たらしの英国諜報部員がスキャンダルによって左遷され、追いやられたパナマで半ば自暴自棄な“大嘘”をでっち上げて、各国の政治の思惑から大金をかすめ取ろうとする話だ。 話の種類としては、他の映画には無い社会性を孕んだサスペンスで面白いと思う。 ただし、どうも話の展開が分かり辛いというか、ストーリーテリングが下手糞過ぎたと思う。 主人公は本質を決して見せない陽炎のようなキャラクター設定なのだろうが、その性質をピアース・ブロスナンがきちんと表現出来ているとは言い難く、ヒーローとも悪党ともつかない酷く中途半端なキャラクターに映ってしまい、そのことは観客をストーリーに引き込みきれない大きな原因となってしまっている。 主人公と対峙するジェフリー・ラッシュやその妻役のジェイミー・リー・カーティスは、印象的な存在感を放っていたけれど、全体的にキャラクターの描写が薄いので、言動の「理由」がぼやけてしまっていた。 特にラストの顛末には、ストーリーを結する説得力がまるで無く、この映画自体の立ち位置を揺るがしてしまっている。 ブルーレイの特典映像には別バージョンのエンディングが観られたが、そちらの方がずっと説得力があり理解が深まった。なぜ、このエンディングを選択してしまったのか、理解に苦しむ。 すべてのスタッフ、俳優が最高のパフォーマンスを見せたならば、もっと質の高い映画になっていた可能性も見え隠れするだけに、残念な出来映えと言える。 なんだか矢鱈にエロいシーンの多いジェイミー・リー・カーティスは、熟女好きの映画ファンにとっては見所と言えるかもしれないが……。 【鉄腕麗人】さん [ブルーレイ(字幕)] 4点(2011-07-06 14:45:50) 2.話がうまくいきすぎ。 【フィリップ・バルカシジク】さん 4点(2004-12-25 00:40:19) 1.ジェフリーラッシュ見たさにレンタル屋でかりたのだが・・・単に私が馬鹿なのか話についていけず、あれよあれよというまにすごい展開になって気がついたら終わってた・・・。そんなに悪くはないんだろうけど、なんでジェフリーはこれに出たのかなぁ・・・ 【ヨッシィ】さん 4点(2003-11-29 02:19:55)
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