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ブラック・スキャンダル

Black Mass
2015年【米】 上映時間:123分
犯罪もの実話ものヤクザ・マフィア
[ブラックスキャンダル]
新規登録(2016-01-12)【DAIMETAL】さん
タイトル情報更新(2017-05-27)【イニシャルK】さん
公開開始日(2016-01-30)


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監督スコット・クーパー〔監督・1970年生〕
キャストジョニー・デップ(男優)ジェームズ・“ホワイティ”・バルジャー
ジョエル・エドガートン(男優)ジョン・コノリー
ベネディクト・カンバーバッチ(男優)ビリー・バルジャー
ジェシー・プレモンス(男優)ケビン・ウィークス
デヴィッド・ハーバー(男優)ジョン・モリス
ダコタ・ジョンソン(女優)リンジー・シル
ジュリアンヌ・ニコルソン(女優)マリアン・コノリー
ケヴィン・ベーコン(男優)チャールズ・マグワイア
コリー・ストール(男優)フレッド・ワイシャック
ピーター・サースガード(男優)ブライアン・ハロラン
アダム・スコット(男優)ロバート・フィッツパトリック
ジュノー・テンプル(女優)デボラ・ハッセー
W・アール・ブラウン(男優)
平田広明ジェームズ・“ホワイティ”・バルジャー(日本語吹き替え版)
落合弘治ジョン・コノリー(日本語吹き替え版)
三上哲[声優]ビリー・バルジャー(日本語吹き替え版)
安原義人チャールズ・マグワイア(日本語吹き替え版)
脚本ジェズ・バターワース
撮影マサノブ・タカヤナギ(高柳雅暢)
製作スコット・クーパー〔監督・1970年生〕
パトリック・マコーミック
製作総指揮ブレット・ラトナー
配給ワーナー・ブラザース
編集デヴィッド・ローゼンブルーム
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【クチコミ・感想(4点検索)】

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4.バルジャーを観ていると、最近ハマっている野良猫動画でイケメンボスとして偉そうにしているキジ白猫も極悪ボス様(惚れてます)を見た途端すっ飛んで逃げるイキッたチンピラ猫に過ぎないのが思い浮かびました。登場人物殆どが小者感が漂ってタラタラ語られるストーリーも退屈なだけでした。ベネディクト・カンバーバッチ無駄遣い感がイタイところです。 The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 4点(2023-12-24 16:27:32)

3.《ネタバレ》 ギャング映画としての水準が低いです。抗争や流血に伴う憂いはすっぽり抜け、展開もスリリングとは言い難い。バルジャーの息子の死や、ダチのFBI捜査官の家庭崩壊、職場での意見対立といったサブストーリーも本筋を引き立てる機能をほぼ果たしていません。箇条書きみたく挿入されるだけです。
極道でなければ生きられない者の刹那が様式美となって訴えてこないと、ギャング映画は輝きを放ちません。
脚本にも問題はあると思うけど、このバルジャーって人は結局チンピラレベルのワルだったんじゃないですかね。描かれるスケールの小さいこと。娼婦まで自分で出向いて殺すんかい。敵対する組織の本部に盗聴器を仕掛ける見返りに、FBIに要求したことといえば「相手側の自販機を全部撤去しろ」だって。なんじゃそりゃ。自販機のアガリってなんぼほどの問題なんだろう。
それに、あのみすぼらしいすだれハゲはなんとかしたらどうなのか。おそらくモードに敏感なイタリアマフィアならもっとかっこ良く処置してるはずだ。別の映画で観たけど「アイリッシュマフィアはビンボーだからな」とイタリア系に馬鹿にされていたくだりがあった。
やっぱりセンスって大事だよなあ、とそんなことを思いつつジョニデの熱演を眺める120分でありました。 tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2017-11-05 00:12:05)

2.皆さんおっしゃるようにジョニデの演技は必見です。浪平ヘアーとハリセンボン箕輪はるかと同じ歯なのに、、おぞましいほどの恐怖感が伝わってきます。まさに役者冥利に尽きます。

実話が元になっているのでストーリー自体は結構地味です。コノリーが主役のはずなのにバルジャーの怖さばかりが際立っていて、ストーリーがいつ破綻するかといったヒヤヒヤ感は感じません。むしろ、バルジャーの静かで淡々とした恐怖ばかりが目立って悪寒がしてくるほどです。

大したメッセージ性もないのでサスペンス物、ジョニデファン、新しいもの好きな方以外にはあまり収穫がない映画かもしれません。あと一ひねりの起伏を作ってフィクションとしたほうが映画としては華やかになったかもしれませんね。この部分が少し惜しいような気もします。しかし、バルジャーの母親の一件や息子の一件、弟とのやり取りなど雰囲気としては非常に素晴らしいものがありました。

もう少しやりようがあったと思われるだけに、、惜しい映画です。 アラジン2014さん [ブルーレイ(字幕)] 4点(2017-01-16 11:38:06)

1.《ネタバレ》 元はバリー・レヴィンソンの企画だったものの降板し、代わりにメガホンをとったのがスコット・クーパー。この人はクリスチャン・ベール主演のクライムサスペンス『ファーナス/訣別の朝』を撮った監督さんなのですが、『ファーナス』は雰囲気こそ良かったものの、作品の要となるようなインパクトの強い見せ場や、2時間に渡って観客の関心を引き続ける強力なストーリーテリングを生み出せておらず、致命的な欠点はないものの、さして面白くもないという凡作に終わらせた実績を持ちます。この監督が、同じくクライムサスペンスである本作をどのように仕上げるのかについては不安が大きかったのですが、案の定、『ファーナス』と同じ傾向の作品となっています。各構成要素は悪くないのだが、2時間を引っ張るだけの強力なものがありません。
最大の問題は、監督が一体何を作品の主軸に置いているのかがよく分からないこと。ジョニデ演じるヤクザの成り上がり物語なのか、武闘派ヤクザの狂犬ぶりなのか、ヤクザとの癒着を暴かれそうになって背中に火が点いたFBI捜査官の転落劇なのか。元となった事件が10年以上に及んだだけに構成要素はパンパンであり、どのエピソードを落とすかという取捨選択が必要だったのですが、監督は乱雑にエピソードを詰め込んだ結果、個々のエピソードがぶつ切り状態で2時間を貫く大きな流れを生み出せていません。
そもそも、誰の視点で語られる物語なのかが不明確。FBIの事情聴取に応じる下っ端ヤクザが冒頭に登場するため、『グッドフェローズ』のレイ・リオッタのように彼がストーリーテラーになるのかと思いきや、冒頭を除くとこのヤクザは空気同然の存在感。その後、ジョニデの元右腕だった殺し屋が語り手として登場したり、ジョニデ自身の家族エピソードになったりと視点がめまぐるしく変動し、結局、感情移入の寄り代がないため物語に集中できないのです。せっかく豪華な出演者を揃えたのにこの出来は残念でした。スコット・クーパー、私の中の要注意監督の仲間入りをしました。 ザ・チャンバラさん [ブルーレイ(吹替)] 4点(2016-08-10 00:42:35)(良:2票)

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【点数情報】

Review人数 25人
平均点数 5.88点
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5416.00% line
6728.00% line
7624.00% line
8312.00% line
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review2人
2 ストーリー評価 5.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review3人
4 音楽評価 3.50点 Review2人
5 感泣評価 1.50点 Review2人

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