みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(4点検索)】
5.《ネタバレ》 初期の頃からミスティークが好きだったので、大統領を救ってヒーローになってたのは嬉しかった。 でも、過去の作品でありのままの姿を受け入れてたはずなのに仲間の前で人間の姿になるのは辻褄が合わない。 彼女がミスティークの姿で生きていくことがこの作品の感動的なテーマの本質だと思います。 クイックシルバーは学園の爆発に気付いて仲間を助けられるのにストライカーの部隊の衝撃波には気付かず気絶しちゃう。 どう考えても衝撃波より速く動けるはずなのにね。 逆にストライカーの部隊はウルヴァリンに対して銃で攻撃するのがアホ過ぎる。 銃で撃っても殺せないのは知ってるはずなんだから、衝撃波で気絶させなさいよ。 チャールズはハゲちゃってるのに精神世界の中ではまだ髪の毛が生えてて往生際が悪過ぎる。 未来はミュータントが幸せに暮らせる世の中になるって前作で確定してるので、強い敵の存在はあんまり意味がない。 チャールズとエリックがどうやって和解してミュータントを幸せに導くのかを描いた方が面白くなりそうな気はする。 【もとや】さん [インターネット(吹替)] 4点(2022-10-07 00:54:53) 4.《ネタバレ》 映画「X-MEN」の魅力はなんであったか。特殊能力を身に着けて生まれた人間(ミュータント)が、社会から恐怖の対象とされ実験台にされ、疎まれる。その中で、社会の善意を信じる側と、信じられない側が対立する。この両者のリーダーを、パトリック・スチュアートとイアン・マッケランというベテランの実力俳優が演じることで深みが生まれた。その中心には、両者の間で揺れるウルヴァリンがいて、その苦悩を怒りに変えて戦う姿に惹きつけられた。彼らの過去を描く新シリーズが始まって、最終章(?)となる今作。物語は、ただのこじつけでしかなく、ウルヴァリンはゲストでしかない。M・ファスベンダーは苦悩の象徴であるが、その苦悩の根源はナチスの迫害も絡んではっきりしない。プロフェッサーのハゲた理由が描かれわけだが、それ以外は魅力に乏しい作品である。ジェニファー・ローレンスは女優としての格が上がったからか、役柄の重要性が増してしまい、いつの間にかヒーロー扱いされていてよく分からない。 【カワウソの聞耳】さん [ブルーレイ(字幕)] 4点(2018-06-18 22:54:05) 3.《ネタバレ》 紀元前の世界から蘇ったおっさんが街角を歩いて現代をリサーチする。そのシーンにとても興味がありました。どんな文明批評を見せて貰えるのかと。でも、ありがちな安直さでガッカリでした。おっさんが現代に×印を付けた理由が分かりませんよ。 そのおっさんが適当にミュータントを集めて善のミュータントと戦う。映像を派手にするためにミュータントたちの戦いは必須ですけど、両陣営のキャラ配置に必然が感じられない。戦いの核が曖昧なバトルロイヤルは、描写が派手な分だけ逆に醒めてしまいます。 最後は世界が「ミュータントたちに救われた」とか言ってましたけど、あれだけのモノが壊れてそんな判断になるとは、私には思えません。ミュータントたちはどう見ても潜在的災厄で、そこをストーリー的に解決していない本作はテーマを持たない破壊スペクタクルでした。 プロフェッサーの頭部事情には笑わしてもらいました。あれは事故ですね。可哀想なプロフェッサー。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2017-09-30 01:44:46) 2.2011年の「ファースト・ジェネレーション」、そして2014年の「フューチャー&パスト」の連なりは非常に良かったと思っている。 今ひとつ稚拙で完成度が低かった前三部作の汚点を一旦リセットするとともに、過去に遡ってX-MEN創設の歴史を描き直すことで、芳醇なエンターテイメントを提供することに成功したと思う。 そして、過去と未来を繋いだ物語を描くことで、前三部作も含めたシリーズ全体の価値を高め、一つの幸福な大団円を紡いでみせたことは、一映画ファンとして、X-MENファンとして、多幸感に溢れた。 と、過去二作に対する満足度がとても高かったことも多分に影響しているのだろうが、この最新作は完全に「蛇足」だったと思う。 いや、きっぱりと「駄作」と言ってしまっていい。 これでもかという映像的物量は物凄い。それについてはシリーズ中随一と言って過言ではないだろう。 だがしかし、その圧倒的物量に対して、エンターテイメント大作としての高揚感がまるでまるで生まれてこない。 ストーリーテリングの愚鈍さや、キャラクターたちの言動の軽薄さが目立ち、映し出される大スペクタクルが仰々しいだけのマスターベーションに見える。 過去二作においては、60年代から70年代にかけての時代背景と、“マイノリティー”の象徴としてのX-MENの存在性を存分にドラマに盛り込み、他のアメコミヒーロー映画とは一線を画するオリジナリティを生み出せていた。 しかし今作は、そういったこのシリーズの核心とも言うべきテーマ性が薄く、ストーリーがあまりにチープだった。 古代エジプトから復活した最強ヴィラン“アポカリプス”は、その能力のチートぶりの反面、行動がいちいち回りくどく、延々とごたくを並べる割にまるで利口でない。結局グダグダやってる間に、覚醒したジーン・グレイに消し去られてしまう始末。 そして、前作に引き続き、エリックさんは色々な意味でかき乱されるだけで、結局何もしていない。ただ「悲劇」を背負わされるだけの存在として描かれ、同情をするしかない。 一応、新三部作としてはこれにて完結ということらしいが、シリーズとしてはまだヒュー・ジャックマンの“卒業記念作品”「ローガン」の公開が来年に控えている。果たしてどうなることやら。 【鉄腕麗人】さん [ブルーレイ(字幕)] 4点(2016-12-24 22:57:13) 1.《ネタバレ》 あらかじめ断っておきますけどX-MEN好きなんですよ。全部DVD持ってるくらい。なんですが、なんだか微妙な感じでしたねえ。結局アポカリプスは何をしたかったのか、よく分からなかったし、ジーンは微妙な感じだし、ストームは残念だしで、旧3部作のイメージを裏切りまくってましたし。 長々と紆余曲折を描いた割には、結局のところプロフェッサーの頭がああなった説明をした映画かよ!って思っちゃいました。 【EOS】さん [映画館(吹替)] 4点(2016-09-14 19:50:23)
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