みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(4点検索)】
9.開始1時間たっても、盛り上がりがなく、退屈。 【へまち】さん [DVD(邦画)] 4点(2018-03-28 22:06:05) 8. この映画を観た後の教訓は「雪山を甘く見ない」、これに尽きる。題材からして雪中行軍を描くことは自明だから、厳寒の中で撮影を行ったことは評価するがこれほど長尺にする必要はない。 過酷な雪山の表情に時折見せるレンゲツツジやリンゴの花などが心を癒す。佞武多や桜、菜の花も含め雪山だけでなく四季の移ろいや山野の表情が描かれたのは好ましい。 何事も一度始めると止めることが難しいこの国において、上層部の責任の重さ、指揮命令系統に問題はなかったか等、現代にも通じる問題意識がある。それだけに、リーダー・部下それぞれの心情の描写不足は惜しい。 ラストの老村山伍長(緒形拳)の表情が余韻を残す。 【風小僧】さん [映画館(邦画)] 4点(2017-02-12 18:21:29)(良:1票) 7.ひたすら雪山を歩く映画 【もんでんどん】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2013-08-08 10:59:22) 6.ものすごく昔に、天は我々を見放した、という台詞と共にその予告編が鮮烈に焼き付いていましたが、何十年という時をこえて今回ついに、初鑑賞することとなりました。感想としては、もっと発狂しておかしくなってしまう人が続出するのかと思っていたら一人しかいなかったのと、高倉健の部隊は無事だったことに、想像との違いを知りました。それにしてもよくまぁ撮影したもんです。スタッフも役者も相当大変だったでしょう。それだけの力作ですから、作り手の魂は十二分に伝わってくるのですが、いかんせんこれは映画です、娯楽作品です、その点を考えるとどうしても回想シーンがあまり効果的になっておらず、むしろくどいし、編集の下手さが目立って仕方なかったです。辛くて厳しいという大まかなことは伝わってくるんですが、肉体的にまた精神的にどう辛いのか、その辺りの描写がもう少し掘り下げてあったら、見ているこっちも一緒になって、凍え死ぬ様な思いになれたかもしれません。大作映画はどうしても「小の描写」よりも、「大の描写」におもむきを置きがちになる悪い傾向がありますね。 【Dream kerokero】さん [DVD(邦画)] 4点(2013-06-29 19:33:23) 5.《ネタバレ》 大作、力作、そんな言葉がぴったりの映画だけど、正直それほど楽しめなかった。簡単に言えば「八甲田雪中行軍遭難事件」の単なる再現映像になってはいないか?ということだ。映画ならば人間ドラマを見せてほしい。そこが希薄だと感じた結果、せっかくの豪華キャストもありがたみが無くなってしまった。加山雄三は当時落ち目だったのかもしれないが、緒形拳、丹波哲郎あたりは役不足でしょう…。苦難の連続も、徳島大尉も神田大尉も、その他の人らも面白みに欠ける。ただただ雪との闘いでこれだけ長いとかなり疲れる。 【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2012-08-26 12:30:12) 4.当時、多大な費用をかけた宣伝で、それまで邦画に興味がなかった若者層の観客にも映画館に足を向かわせた、功績の大きい映画。また、同時に映画館に足を向かわせた若者層を含む多くの観客に、宣伝の割にはつまらないと、二度と邦画を観に映画館へ足を向かわせなくした、A級戦犯的映画。 【ダルコダヒルコ】さん [映画館(邦画)] 4点(2010-05-14 00:13:35)(良:1票) 3.《ネタバレ》 大変不親切な映画だと思います。よく商業映画としてヒットしたなと。 まず、何にも予備知識の無い人間がこの映画を見て、二つの隊の状況、ルート、違いを理解できるでしょうか?無理だと思いますが。 そしてただでさえ暗くて見づらい画面に加えて、頻繁に説明無しに切り替わる二つの隊の映像、これは福島隊、これは神田隊と瞬時に見分けるには、かなり集中力がいるのでは? まるでわざとわかりにくくしてるような演出だと自分には感じられました。 ただし、もし手元に何かこの事件を記した本(できたら地図付)があれば、話は全然違います。 そういうものを参照しながら見れば、どれほど一つ一つのエピソードが丁寧に描かれてるか良くわかるんです。 だからこそ、最初に言った不親切さが残念な映画ですね。 しかし、こんなわかりづらい映画が商業映画として大ヒットするって昔の映画観客は随分ゆるかったと感じます。 参照する本さえあれば7点、しかし普通はそんなもの頼れないのでー3点です。 【rhforever】さん [DVD(邦画)] 4点(2009-11-21 14:46:12) 2.《ネタバレ》 完全版なるものの方を鑑賞。どこまで史実に基づいているのかは謎だが、単純に長いだけで面白くは無い。二人の隊長の対照的な運命はそれだけで面白くあるはずなのだが。山に入ってからが雪降ってるし帽子被ってるしで、誰が誰だか良く判らなくなる。高倉の隊の映像なのか、北大路の隊の映像なのかも時々分からなくなる。もう少し編集なり構成なりでどうにかなるはずだが、その編集自体が非常に稚拙。なんでそんなカットが入るんだ?ってことも少なくない。ばらっばら。これでは編集の技量でなんとか、などとは望むべくも無い。とにかく散漫に映像を並べてある。三時間弱もかけて、どこまで脚本通りに撮られているのだろうと疑念すら沸く内容。やけに叫びたがる演出は悲壮感を出したいが故か。メリハリなく、逆効果ですよ。氷を蝋で表そうとするのはいかにも時代ですな。撮影は大変だったろうなぁとは思うものの、作品はその労力に応えるものになっていなかった。 【MARK25】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2008-10-20 21:10:48) 1.この映画の何が面白いのか、まったく分かりません。だもので、もう一度見直そうか…とは、やはり決して思いません(笑)。確かに撮影は大変だったろうし、作り手の苦労が画面からヒシヒシと伝わってくる。けどさあ、それが作品を救うどころか、ただうっとうしいだけに終わっているってのが、最大の”悲劇”でしょう。唯一記憶に値いするのは、秋吉久美子に高倉健たちが「礼っ!」と敬礼する時の、彼女のはにかんだ笑顔だけ。やっぱり映画を「救う」のは、女たちなんだな。 【やましんの巻】さん 4点(2003-08-04 11:24:03)
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