みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(4点検索)】
5.《ネタバレ》 人物造形の浅いこと、表現の典型的なこと。あまりにベタすぎてとてもつまらなかった。 あらすじについて何も知らなかったけど、もう始まって数分の流れで「あ、これドレイファス死んじゃうんだろうな」と分かるし、J・グッドマンは狂言回し役の良き友人でブラッド・ジョンソンはいずれヒロインとくっつくであろう若い男、と先が読めてしまう実に凡庸な脚本。 本来切ないラブストーリーですから、人の心の動きを丁寧に掬えば感涙ドラマになったはずです。‶ゴースト”はそこんところが上手かったのです。 結果、‶ゴースト”の方が評価・知名度ともにずっと上回り、先出しの今作はヘプバーンの遺作ということでしか意義が無くなってしまっている感があります。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2022-08-27 22:41:06) 4.《ネタバレ》 同時期に製作された『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』と同じく導く者と導かれる者の物語であり、あちらが導かれる側の視点であれば、こちらは導く側の視点でした。 死んだ熟練者には後進育成の義務がある、死者は生者と直接のコミュニケーションはとれないが深層心理に影響を与えることはできるという本作独自のルールはユニークだと思うのですが、残念ながら面白さには繋がっていないように思いました。 死者と生者という立場の違いを設けることで、若い人間に言いたいことがなかなか伝わらない年長者の苦悩という普遍的なテーマを扱ったものと思うのですが、主人公・ピートがコミュニケーションで悩んでいる様子を見せないために、この要素はほぼ死んでいます。しばしば比較される『ゴースト/ニューヨークの幻』ではコミュニケーションというテーマが掘り下げられていたことを考えると、本作はツメが甘いと感じました。 また、パイロット養成学校への入学時のドタバタや、レイチェルと良い感じになりそうなところでムードぶち壊しの話をしてしまう件などから本来のテッドは残念なイケメンであることが伺え、そんなテッドが逞しく成長していく過程にこそドラマが生まれたはずなのですが、この点もさほど掘り下げられていません。気が付けばテッドはパイロットとして一流になっているし、レイチェルに誘われた時にはダンスを断っていたテッドが、ドリンダと良い感じになった時には逆に誘う立場になっている。この辺りはピートによる指導の賜物という見せ方になっていればいいのですが、何か重要な場面を見落としたかと思うほどテッドが唐突に成長するために、特に感じるものがありませんでした。 ピート・ドリンダ・テッドの三角関係もうまく機能していません。レイチェルとの関係を進展させてやりたくてピートは口説き方や立ち居振る舞いをテッドに指導していたが、事もあろうにドリンダがピートの面影を持つようになったテッドに惹かれるようになった。ピートとしては現世に残した元カノが誰かのものになるなんて受け入れられないが、そうはいっても死者の自分がドリンダを幸せにすることもできないので、最終的にはドリンダとテッドの仲を祝福することにした。これが本来意図された図式だと思うのですが、まずピートがどの程度テッドに影響を与えたのかが不明確であるために、ドリンダがテッドに対して抱く思いに唐突感がありました。また、後進を育てたことが一時的にでも自分の悩みの種になるという因果な物語にもできておらず、こちらの要素も不発に終わっています。 スピルバーグのキャリアを振り返ると師弟関係をテーマにした作品はほとんどなく、天才として20代前半から活躍してきたスピには理解できない分野なのかなと思いました。同様に恋愛映画もほとんど作っていませんが、こちらも不得意分野なのでしょう。スピにとっての不得意が二つも重なってしまった本作は、非常に残念な出来に終わっています。 【ザ・チャンバラ】さん [インターネット(字幕)] 4点(2018-07-17 18:55:53)(良:1票) 3.《ネタバレ》 主人公が死んだ後の設定が甘いのか、あまり感動しませんでした。 【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 4点(2006-12-16 12:42:48) 2.スピルバーグ監督作品にしては、珍しく面白くないです。何もこんな凡百のファンタジーを撮らなくても…と思います。俺の中では、観たことを覚えておく必要のない映画の一つに入っています。 【金子淳】さん 4点(2004-08-05 18:14:06) 1.ヘップバーンがこのような姿に・・・ 【ボバン】さん 4点(2003-11-06 23:07:32)
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