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デビルマン

Devilman
2004年【日】 上映時間:116分
アクションドラマホラーSF漫画の映画化
[デビルマン]
新規登録(2004-02-19)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-11-09)【イニシャルK】さん
公開開始日(2004-10-09)


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監督那須博之
演出野口彰宏(アクションコーディネーター)
キャスト伊崎央登(男優)不動明/デビルマン
伊崎右典(男優)飛鳥了/サタン
酒井彩名(女優)牧村美樹
渋谷飛鳥(女優)ミーコ
宇崎竜童(男優)牧村啓介
阿木燿子(女優)牧村恵美
冨永愛(女優)シレーヌ
ボブ・サップ(男優)モリソン(ワールドニュースのキャスター)
永井豪(男優)神父
松本博之(男優)デーモン特別捜査隊
中原裕也(男優)デーモン特別捜査隊
仁科克基(男優)牛久雅夫
金山一彦(男優)青山
きたろう(男優)上田
的場浩司(男優)銃を受け取る車椅子の男
嶋田久作(男優)地下鉄の乗客
鳥肌実(男優)
布川敏和(男優)中学校の先生
今井雅之(男優)沼田
大沢樹生(男優)重森隆夫
小林幸子(女優)隣人の中年女
船木誠勝(男優)ジンメン
KONISHIKI(男優)アジトのデーモン
染谷将太(男優)ススム
小倉一郎(男優)ススムの父
洞口依子(女優)ススムの母
モロ師岡(男優)佃の同僚
有福正志(男優)佃の同僚
鈴之助(男優)
真田幹也(男優)
並樹史朗(男優)
原作永井豪『デビルマン』
脚本那須真知子
音楽安川午朗
津島玄一(音楽プロデューサー)
主題歌hiro[1984年生]「光の中で」
撮影さのてつろう
製作東映(「デビルマン」製作委員会)
東映アニメーション(「デビルマン」製作委員会)
テレビ朝日(「デビルマン」製作委員会)
バンダイ(「デビルマン」製作委員会)
東映ビデオ(「デビルマン」製作委員会)
黒澤満(「デビルマン」製作委員会)
東聡(「デビルマン」製作委員会)
早河洋(「デビルマン」製作委員会)
杉山登(「デビルマン」製作委員会)
製作総指揮泊懋
企画木村純一
遠藤茂行
森下孝三
配給東映
特殊メイク若狭新一
中田彰輝
特撮佛田洋(特撮監督/VFXプロデューサー)
野口光一〔特撮〕(CGスーパーバイザー)
東映アニメーション(VFX製作)
瀬下寛之(CG)
三池敏夫(美術)
美術和田洋
衣谷遊(キャラクターデザイン)
寺田克也(デビルマンコンセプトデザイン)
編集只野信也
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【クチコミ・感想(4点検索)】

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1


11.この作品が、人間の持つ悪魔性・不寛容・残酷さをテーマにしていることを考えると、この作品を見た原作コミックファンの怒りというものはすでに作中に予言されていることになる。とは言え、それは一種のマッチポンプなので、本当に予言と呼んでよいのかどうか、物事の因果関係を捉える際には注意が必要である。
そもそも、いくらファンが拒否反応を示したところで、映画に永井豪本人が出演している、という「お墨付き」を得ているのだから、周囲がとやかく言っても仕方がないのだけれど、『日本沈没』に登場した小松左京がやたら嬉しそうだったのに比べ、永井豪の表情がやたら「心配そう」に見えてしまうのは、気のせいか?
いずれにしろ、結果的に誰も止めることができず、こんな作品が出来上がってしまった、という事実は動かせない・・・。

正直言うと、この作品、今まで見たことなかったんです。興味が無いというより、むしろ、積極的にスルーすべき「接点を持っちゃいけない」地雷作品だと思ってたもんで。だもんで、監督が誰かも知らず、最近になって「えっ、まさか、那須博之だったのか」と知ってしまい、こうなると興味が湧いてくるではないですか。興味と言っても、作品に対してというより、どうしてそんな無茶な起用が行われたのか、という背景の方に、ですけれども。
それはともかく。
いろいろと、意表を突かれました。まさか、タレちゃんが登場しないとは。
ってのはどうでもいいですが、まさか、フルCGのデビルマンがチョイ役で、基本は若手俳優が上半身ハダカでペインティングしてるだけの「デビルマン(これが?)」だとは。ゴメン、本当にゴメンね、だけどコレ、貧相と言わずして何というか。
撮ってて、あるいは編集してて、マトモに物語が繋がっていないことに気づかないはずは無いのだけど、どうしてこんなツギハギのパッチワークみたいなオハナシになってしまうのか。それは、繋がりを無視しても何か描きたいものがあったんだろう、と思いたいところなのですが、それが何なのか、見つからず。(見つからないと言えば、出演者の中に名前があった男色ディーノは、どこに出てたんだっけ?)
こういう作品はよく、「ツッコミどころ満載」とか言って揶揄され、満載なんだったらそんな一言で片づけずに片っ端からツッコんであげたらいいんじゃないの?とも思うのですが、たぶん、それって、ノーガードで迫ってくるボクサーに対してはかえって、どこに打ち込めばいいのか、パンチを出すことを躊躇してしまう、みたいな感じなんじゃないでしょうか。
そういう、ノーガード戦法の作品です。これは。
でもまあ、日常から終末論的な世界観への移行、という独特の雰囲気は、それなりに味わえるのではないでしょうか。
宇崎竜童・阿木燿子夫妻を「日常」と呼んでよいのかどうかはともかく。 鱗歌さん [インターネット(邦画)] 4点(2024-04-29 07:16:09)

10.この映画の良いところ、何よりデビルマンのデザイン。役者も演技はともかくビジュアルは悪くない。ストーリーはほぼ原作に忠実で人間のエゴやグロテスクな描写にも容赦がなく全く媚びていない(迫力があるとは言わない)。いや実際脚本は結構悪くないと思いますよ、出てくる絵面がトンチキなだけで。ビー・バップ・ハイスクールの那須博之ですので学園のシーンはそこまで悪くないです。仁科克基関係の友情ドラマは丁寧に描かれてます、一番感情移入できる部分です。でもジンメンは適当に処理されすぎです。個人的に一番感心したシーンは戦争をビルの狭間から火花が飛び交うのを見せるだけで表現するところです。単に予算がなかっただけなんでしょうが、続く窓から炎の光が差し込む中でのキスシーンも含めて暗闇の中に差し込む火という象徴性を帯びています。暴徒に襲われる牧村夫妻が寄り添い灯すマッチの火もそれに対応していると思います。明が了にお前キレイだなあというシーンはススムがミーコにキレイだねお姉ちゃんというシーンと対になっています、演出で生かせてたら割と感動的になったかもしれません。というか染谷将太って子役時代にこの映画に出てたんだ…。今見直すと2000年代の空気が詰まった懐かしコンテンツとしての需要もあるかもしれません。こんな時代だったな~懐かしいな~だけどそれほど良い時代でもなかったな~という微妙な気持ちにさせてくれます。 Сакурай Тосиоさん [インターネット(邦画)] 4点(2023-03-24 23:24:11)

9.《ネタバレ》 「評判悪いなあ。これってキャシャーンと同じ感じじゃないの?キャシャーンも世間の評判は悪かったけど、個人的にはそんなに酷いと思わなかったし、コレもそうなんじゃないのかな?」と思いつつ観てみました。……いやっ、こりゃ酷い!! 主役2名の演技の大根っぷりは凄まじいですね、特に明が酷い。了の「はぴばーすでー、でびるまん!」にも大笑いしてしまいました… ◆まあ、デビルマンの設定自体は好きなんですけど、それは原作の功績であって映画の功績ではないよなぁ。しかし意外に嫌いではないのでこの点数です。話がむごいので憂鬱になれますけどねー、いくらなんでも今となってはあんな集団ヒステリー描写は時代錯誤のような気が。しっかし「私は魔女!」→刺される→「私は魔女じゃない!」のコンボは反則だ。 ◆ところであの絵描き志望の友達は「牛久」って名前なんですよね? 明のろれつが回ってないせいで「牛くん!!」と言っているようにしか聞こえない…なんでまたそんな難しめの名前に… えむぁっ。さん [DVD(邦画)] 4点(2011-01-18 02:25:50)(笑:3票)

8.皆様この映画については、10点からの減点方式とられていない方が多いのではないでしょうか。0点から、少しでも気に入ったところがあればプラス1点と考えてらっしゃいませんか。確かに、及第点とってる映画とは思えませんが、もっと何が何だかさっぱりわからん、くだらん、腹の立つ映画一杯あると思いますが・・・ 。この映画原作を
ある程度忠実に表現しているし、変更部分についても、ストーリー破綻、原作冒涜まではいっていないと感じます。ただ映画としての見せ方が非常に拙かった。この作品の評価に0点をつけている人は、原作自身も嫌いな方であると信じます。この映画と「ショーシャンク」は、感情的評価が多いなぁと(それが良くないとは言いませんが)、個人的に感じております。 代書屋さん [インターネット(字幕)] 4点(2009-08-29 22:53:07)(良:2票)

7.《ネタバレ》 評判が悪いので怖いもの見たさで見てしまいました。集団ヒステリーというかいじめとそれへの闘いになんとなく引き込まれました。刀で切りつけるシーンなんかはある種のカタルシスを得ることもできました。それにおそらく莫大な費用がかかったと思われる映像もかなりきれいでした。
演技は拙く、ストーリー展開は確かにあまり工夫がなく今ひとつでしたが、原作をよく知らず、テレビで見たことや心構えが既にできていたこともありダメージはそれほど感じませんでした。
おそらく原作ものでなければここまで平均点は低くならなかったのではないかと思いました。 飴おじさんさん [地上波(邦画)] 4点(2008-04-13 21:36:06)(良:2票)

6.ここでの評価はもはや伝説の糞映画となりつつあるデビルマン、以前から気になってはおりましたがわざわざDVDを借りてまで見る気にはならず、だけど少しは見てみたい、自分の中ではそんな微妙な位置づけの映画でしたが地上波で深夜に放送されていたので早速録画して鑑賞です。ショッキングなシーンなどがかなりカットされていたようですのでその部分はネットで鑑賞させていただきました。さて、感想ですが、なんと言いますか、それほどひどくないんじゃないかなと、思ってしまったわけです。果たしてこれは0点や1点を付けるほどのものであろうかと考えてしまいました。確かに映画の出来は褒められたものではありません。ストーリーは原作の切り張りです。役者もへたくそです。登場人物の行動も突っ込み所満載です。しかし、これよりひどい映画はいくらでもあるのではないでしょうか。実写映画化に対する過剰な期待と出来上がりとのギャップがここでの低評価につながっているではないかと勝手に解釈しておりますが、もしかすると私の感性が糞映画に慣れすぎてしまったのかもしれません。 丸に梅鉢さん [地上波(邦画)] 4点(2008-03-21 21:35:45)(良:2票)

5.マガジンの連載最終回に学校が揺れたのだ。比喩はなく。
昔はねマンガを教室で回し読みしていたのだ。
あしたのジョーとデビルマンの最終回は
学校がどよめいた。
それほどみな熱くなったマンガなんだ。
その熱気を知っている世代はこの映画に腹が立って仕方がないだろうと思う。
実写でやるのは無理だと思う。
アニメにすればよかったのにと思う。
それでも最近のアニメを見ていると怪しいもんだが…。
しかし、東映映画の集大成的な要素もあってそんなに酷い映画ではない。
ヤクザ映画になったり
時代劇になったり
東映映画の要素がテンコもり。
キャシャーンよりはずっとまし。
少なくとも映画のプロが作った映画だ。
思うに、悪魔対デビルマンの前半と
人間対デビルマンの後半に分けて6時間ぐらいの映画にして
国家予算並みの予算で最高のスタッフを集めて
10年くらいかけて作れば
そこそこのものになると思う。 アホをどりさん [DVD(邦画)] 4点(2006-06-19 17:14:44)(良:3票)

4.《ネタバレ》 ある意味幸運な映画であり、ある意味不幸な映画。
普通こういうものは劇場公開すらされず、黙殺されるのがオチだが、この映画は原作があまりにも有名なため全国で公開された。それが幸運な点であり、それと同時に、そのあまりにも出来が悪いせいもあって、本当ならここなどで(俺含む)有志の人々に貶されるだけで済んだものを、普段は好んでこういう類の作品を見ない人々にも貶される羽目になった…それが不幸な点である。
で、実際、どのくらい出来が悪かったのかといえば、個人的な意見だが、そこまで“すんげぇ駄作”というわけではなかった。勿論、原作の持つ壮大なテーマは見事に消えうせ、ストーリー展開は「え?こんなんだったっけ?」という感じであったし、役者の演技は超が付くほどの下手さ。
悪魔特捜隊の連中が「サンゲリア2」のあの連中にしか見えなかったり、原作を2時間少々で纏め上げたせいもあって、何故サタンが人類を滅ぼそうとしたのか等というテーマ性を孕んだ部分がすっぱりカットされているなど、あげていったらきりがないが、原作と映画は違うものと思っているので(といっておきながら、恐らくジョジョが実写で映画化された日には、ものすごいこと書くんだろうなぁ…)そこら辺はあえて目を瞑り、ストーリーだけを見てみた。
とりあえず、話は進んでるなと思う。
そう、世の中には、本ッ当に全然話がわからん支離滅裂な作品てぇモンが存在するんですよ。それに比べりゃ、本作はまだマシな方。という事で、この点数。だけどね、やっぱり、演技は………。 クリムゾン・キングさん [DVD(邦画)] 4点(2006-03-29 04:32:14)(良:1票) (笑:1票)

3.この点数、私のレビュアー生命の危機かも。えーと、ネット上で散々な言われ方をしておりますが、私にとっては目くじら立てる程でもないフツーの駄作でした。脚本に全く流れが存在していない、主役の演技が壊滅的、という映画なのですが、少なくとも「地獄堂霊界通信」「新宿少年探偵団」「ビッグマグナム黒岩先生」あたりが醸し出していたデビルパワーには到底及んでいないんですよね。意外にマトモで肩すかし。中途半端に変身した明の体が貧相で情けない姿でも、「黒岩先生」でミョーにデカいヘルメットに小さな体でバイクから降り、演技なしの棒読みセリフを発声する横山のやっさんほどの破滅的インパクトはないのです。キャラクターの感情がちっとも伝わってこないし、CGシーンになると全くの別映画になっちゃうし、世界が狭すぎだし、説明不足は全部ボブ・サップの喋りで片付けちゃうしと、まー、そりゃ評価すべき点がちっともない映画ではあります。でも、じゃあ、最悪なのかっていうと、もっとヒドいモノは沢山あるでしょー、と。原作から離れて人の中に棲む悪魔、異なる個性を持った者への弾圧の部分を純化させていったら、あるいはもう少し評価できたかもしれません(補足記:それが明確に表れているミーコとススムくんのエピソードは、ブランコのシーンでの印象的な映像も含めて、この映画の中での少ない評価ポイントなのです)。だけど、それでは原作に思い入れのある人も、原作者自身も納得はできないのでしょうね。ミーコ主役の映画にしろ、って言ってるよーなモンだし。私は原作を読んでもファンにはならず、思い入れもない人間なので、怒りや憤りを感じないのかな。大振り三振を期待したら、スリーバント失敗でした、みたいな映画ではありました。 あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 4点(2005-11-30 01:39:39)(良:5票) (笑:1票)

2.みんなが言うほど嫌じゃなかったです。ただCG使い過ぎ。シレーヌの露出なさ過ぎ。乳が小さ過ぎ。主役二人が棒読み。と言いたいことはいくらでも出てきますが・・。ミーコ役の渋谷飛鳥チャンは結構好きです。 ゆみっきぃ♪さん [映画館(吹替)] 4点(2005-08-04 21:22:47)

1.那須監督の名誉のためにいっておきますと、悲惨な出来ばえには違いありませんが、原作にまったく触れていない人ならツッコミどころ満載のブラックコメディ映画として楽しめるかもしれません。正確に数えて5回は笑いました。特に主演二人の大根演技に。 シェリー・ジェリーさん [映画館(字幕)] 4点(2005-04-01 20:59:56)(笑:2票)

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【点数情報】

Review人数 179人
平均点数 1.45点
05430.17% line
17139.66% line
21810.06% line
3105.59% line
4116.15% line
5126.70% line
621.12% line
710.56% line
800.00% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 2.47点 Review21人
2 ストーリー評価 0.72点 Review33人
3 鑑賞後の後味 0.54点 Review35人
4 音楽評価 1.37点 Review29人
5 感泣評価 0.90点 Review33人

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