みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(4点検索)】
2.《ネタバレ》 昨年夏以来、二度目の鑑賞…だけどストーリーの起伏が少なく、この映画の盛り上がりドコロが掴めなかった。 勇介と圭が喧嘩して、仲良くなって、また喧嘩する。その間の、例えば勇介が反省して謝るとか、穴埋めをして許されるとか、仲直りと言うか二人が距離を縮める努力的なものが見えず、単にほとぼりが冷めた、時間が解決したかのように思えてしまう。 原作はきっと、この辺も丁寧に描かれているのかもしれないが、映画だとダイジェスト的にしか伝わってこなかった。 二人の同棲(学校的には単に同居じゃないか?)について、かなり後半に親友のハズの中山に同棲していることを伝えたが、序盤に先輩が圭を覗きに来たり、一緒に住んだりしてたので、中山や杉村さんには、とっくに同棲を伝えてるものだと思って観てしまったから… 杉村のマンションに圭が乗り込んできて、クシャクシャにした紙(試合までの注意)を渡すシーンとか、かなりの修羅場で緊張感が出ていた。勇介と圭とは対象的に、杉村のオトナな対応も凄くイイ。 坂を下る自転車、勢いそのままに激突。交差点で突然落語を始める中山。クジラのアドバルーン。序盤の薬師丸ひろ子の幼いパジャマ姿と、最後の方の「私、きれい?」の大人びた(背伸びした)スリップ姿のギャップ。最後の延々続くもぐら叩き。杉村から圭に受け継がれる集中のポーズ。印象的なシーンが結構あるが、一番グッと来たのはスナックで勇介と絵里(かな?)が酔っ払って“ケンポン”するところ。 【K&K】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2021-05-26 22:30:26) 1.ドラマのイメージが強いせいか、映画はあんまり話題になっていないように思える本作。若い頃に見た覚えがあるような、ないようなという程度で、コブラツイストやお面被ってチクリ電話するとか、モグラ叩きとかは見覚えあるのだが、名場面集で見ただけなのかもしれない。という程度の印象しかない作品。 初監督作品という事もあって躊躇や遠慮があったのか、その後の作品に比べると思い切りが足りないような。坊ちゃん・嬢ちゃんの群像劇という原作との相性がよくなかったか。初主演の薬師丸ひろ子の魅力は引き出せてはいると思うが、鶴見辰吾はミスキャストかな。基本的にウジウジ悩む優等生系というイメージが強く、それをブレイクできていない。尾美としのりと石原真理子は可もなく不可もなくだが、やや元気が足りないかな。素材は悪くないんだからもうちょっと料理できたんじゃないのかと。ちょっと期待しすぎたのか全体的には残念な作品。 【東京50km圏道路地図】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2020-07-09 14:20:30)
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