みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(4点検索)】
4.《ネタバレ》 肝臓病としか診断しない医者がヤブではなかった 終戦間近、食糧事情の悪化に伴う肝ウイルスの蔓延による国民病によって、日本の敗戦を危惧するアカギフウウの 患者への献身と医学への奉仕と身内の死と、軍部の無理解へのいら立ちと、やがて敗戦を確信するに至り、挫折して原点回帰するドラマ。 昭和は遠くなりにけり。二十世紀末にもなると、なかなか終戦前の画作りも苦労したことだろう。観た感じ、復讐するは我にありよりも美しい絵が少なく感じたのはいた仕方なしか カラッとしたコメディ調で終戦の凄惨さは控え目であったが、監督が大正生まれの方なので、その時代を生きた人の物の見方が反映されていると考えたい 【うまシネマ】さん [DVD(邦画)] 4点(2019-12-30 19:01:31) 3.《ネタバレ》 まだあどけなささえ残る麻生久美子が収容所の所長との変態プレイをしていたのにはちょっとビックリ。 出征兵士の妻なのに淫売で純粋でひたむきな女というユニークな役柄で存在感がある。 日焼けした健康的な肢体をさらしてカンゾー先生に迫るのも印象的。 出征する童貞息子のためにソノコに淫売を頼み、さらには息子のお守りにソノコの陰毛を抜いてやる母。 戦時下での悲喜劇がペーソスをもって描かれるが、少し散漫な印象を受ける。 ラストは肝臓ときのこ雲を重ねて、肝臓病を戦争の隠喩としたかったのだろうが、物語としてのまとまりや盛り上がりに欠けるようで、ストーリーよりも麻生久美子の存在感が残る。 今村監督には昭和の邦画を象徴するものを感じるが、あまり好きにはなれない作品だ。 【飛鳥】さん [ビデオ(邦画)] 4点(2013-06-04 01:05:55) 2.ロベール・アンリコの「冒険者たち」みたいに作ろうとした映画じゃないかと思うのだけど、麻生久美子の大根っぷりと、今村監督の「照れ」がそれを阻んでいる。何も、あそこまで空想の世界とダブらせることはないと思う。悪い映画じゃないけど、二度みたい映画ではない。 ◆東大の物療内科って、大正15年開設だと思うのだけど、昭和29年に創設30年パーティってどういうこと? 【みんな嫌い】さん 4点(2004-02-11 08:57:42) 1.開業医は足であるという実直さと、いい加減ではないのだが診断が全て肝臓病といういい加減に見えてしまう面白さが伝わらず、麻生久美子との関係もサワヤカすぎて面白くない。 【亜流派 十五郎】さん 4点(2003-09-24 18:58:28)
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