みんなのシネマレビュー

水霊 ミズチ

Death Water
2006年【日】 上映時間:102分
ホラーミステリー小説の映画化
[ミズチ]
新規登録(2006-10-17)【TRUST NO ONE】さん
タイトル情報更新(2009-05-14)【すぺるま】さん
公開開始日(2006-05-27)


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監督山本清史
キャスト井川遥(女優)戸隠響子
渡部篤郎(男優)岡祐一
星井七瀬(女優)渚由美
山崎真実(女優)野田美里
松尾政寿(男優)志度浩太郎
矢沢心(女優)目黒彩
三輪ひとみ(女優)白鳥夏美
鈴木美生(女優)矢沢弘美
でんでん(男優)殿村肇
柳ユーレイ(男優)杜川乙一郎
原作田中啓文「水霊 ミズチ」(角川ホラー文庫刊)
脚本山本清史
主題歌河井英里
撮影喜久村徳章
製作ポニーキャニオン
トルネード・フィルム
プロデューサー大橋孝史
配給トルネード・フィルム
特殊メイクピエール須田
編集高橋信之〔編集〕
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2.《ネタバレ》 大量の水を摂取し、幻覚をみる。果ては我が目をえぐり自殺する。類似事件が続発します。原因は不明。疑いの目が向けたれたのは水道水。そして呪われた水の伝説。その水の名は「しにみず」または「みずち」という…。当然、観客の興味は謎の究明です。呪いの水の正体は何か。本当に呪いか?はたまた新種の病原菌か?しかし物語は意外な結末を迎えます。数多ある「どんでん返し」系の作品を凌ぐ衝撃。ただし爽快感は皆無。困惑するばかり。「好きな食べ物は何ですか?」と尋ねたら、「実は昨日ひとり殺しちゃって」と告白された時のような。そりゃ驚きます。でもそんな事訊いてないよ。もっともそれ以上に、根本的な部分に問題がある。脚本と演出のセンスに難ありと感じました。いきなりモノが「ガタッ」。突然、肩をつかまれる。ビックリします。でもそれくらいのイタズラなら小学生でも出来る。最初のショッキングシーン。女子生徒がペンで自分の目をグサッ!ここはツカミ。重要なポイントです。でも凡庸な演出に閉口。井川が渡部のビデオメッセージを発見するシーン。部屋に入る井川→ビデオカメラを見つける→カメラの中身は無いと確認→ビデオテープ入りの手紙を見つける→先に見つけたビデオカメラでテープ再生。一見するとなんでも無いシーンです。でも違和感がある。なぜなら井川が知るはずのない“ビデオメッセージは存在する”という前提が透けて見えるから。問題視するほどの事ではありません。でも細かい部分にこそセンスが現れると思います。ジャストタイミングで自殺を図る星井と井川に至っては、もはやご都合主義では片付けられない何かを感じます。ただ型どおりに作った万人向けホラー(例『着信アリ』)よりは、いろんな意味で楽しめたかも。 目隠シストさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2007-08-21 18:35:16)

1.《ネタバレ》 意味深なタイトル然り、伝奇的に美味しそうなキーワードが多数散りばめられいる割に、物語が進んでもほとんど調理されないままラストに。これは製作側が原作の怖い設定「だけ」を借りて別のホラーを製作しようとしたことによると思われる。まあ、製作側の意図は分からないでもない。自己の世界の絶対性が揺らぐことからこみ上げてくる恐怖。不安感。そういったものを強調し、表面上の恐怖感だけを強調する安易なホラーとは一線を画すモノを作ってやろうという気概は感じられる。しかし、それを試みるにあたってこの原作はミスマッチに過ぎた。恐怖感を煽るシーンは多々あり、単純にホラーが見たいだけの人にはそれなりに楽しめる作品だが、古事記や日本書紀をからめた壮大な謎解きやストーリー展開の面白さといった、多くの観客が期待する魅力はスポイルされている。 Mum,theSanChrysさん [映画館(邦画)] 4点(2007-07-21 17:16:09)

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【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 2.89点
0111.11% line
100.00% line
2222.22% line
3333.33% line
4222.22% line
5111.11% line
600.00% line
700.00% line
800.00% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 3.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 Review0人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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