みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(4点検索)】
2.ドラマ部分のカットをそれぞれほんの一呼吸ずつ短くして、勿体つけるところを無くして、似た流れの繰り返しになるアクションは一度で終わらせて、あからさまなギャグシーンはサラッと切り上げて……と、要するにクドい部分を削れば、愛されB級邦画になれるポテンシャルを十分に持った作品。 複数相手の大立ち回りやピーター・ジャクソン的スプラッタギャグなど楽しい部分はたくさんあるのに、それをテンポの悪さが邪魔している感じ。 特に冒頭のスパゲティを食べているカット等の繰り返しがまずい。一度やれば意味を為すことを何度もやるので、第一印象から「あ、この映画チンタラしてそうだな」と思ってしまう。状況と雰囲気の説明はパパパッと終わらせ、アクションを急ぎで持ってきてもらえれば、「おっ」と驚けたかもしれない。せっかく派手でスピーディな殺陣だったのに勿体無い。 尺を盛ってテンポが悪くなるくらいなら全編70分で良いので、逆ディレクターズカット版とでも銘打ってスッキリと編集し直してみてはどうだろう? いや、まあ、無理なんだろうけど。 ともあれ、テレビ局主導の鬱陶しい感動系映画なんかに比べたら、十分に楽しめる部類の邦画ではある。 好きかどうかと言われれば好き。ダラダラ寝っ転がって見るぶんには買いだと思う。 【肛門亭そよ風】さん [DVD(邦画)] 4点(2013-11-22 18:44:34) 1.《ネタバレ》 『平凡ポンチ』で女優・秋山莉奈に興味をもち、本作の鑑賞に至りました。こういうキワモノ役でどれ程やれるのか観てみたかったのです。ところが残念なことに不発でした。もっともこれで秋山を責めるのは酷かもしれません。こんな特殊な役柄をこなせる日本人女優はそうはいないと思われます。まずはルックス面。主人公は漆黒のゴシックロリータファッションに身を包みますが、意外なほどハマっていません。瞳は大きいし、童顔なのに何故?面長だから?一見、鳥居みゆきソックリなのですが、たぶん鳥居の方がこのコスが似合います。『下妻物語』の深田恭子のようにはいきませんでした。次にアクションについて。『芸者VS忍者』の小原監督ゆえアクションの質は悪くありませんが、秋山についてはほぼ吹き替えでした。“下手だけど頑張りました”的な言い訳が無いのは潔いとも言えますが、ここまで露骨だとちょっとガッカリ。感情は常に押し殺し、台詞も少なめ。これで特色を出すのは、今の秋山では難しいでしょう。次回作に期待、としておきます。むしろ独眼2丁拳銃で弾けまくっていたエルちゃんこと百瀬美咲嬢の方が輝いて見えました。作品全体のテンションとしては、『片腕マシンガール』に近いですが、ギャグは上滑りぎみ。根が真面目な監督なのでしょうか。 【目隠シスト】さん [DVD(邦画)] 4点(2011-08-25 20:23:41)
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