みんなのシネマレビュー

ヤング≒アダルト

YOUNG ADULT
2011年【米】 上映時間:94分
ドラマコメディ
[ヤングアダルト]
新規登録(2012-02-28)【3737】さん
タイトル情報更新(2019-09-07)【Olias】さん
公開開始日(2012-02-25)


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監督ジェイソン・ライトマン
キャストシャーリーズ・セロン(女優)メイビス・ゲイリー
パットン・オズワルト(男優)マット・フリーハウフ
パトリック・ウィルソン〔男優・1973年生〕(男優)バディ・スレイド
エリザベス・リーサー(女優)ベス・スレイド
メアリー・ベス・ハート(女優)ジャン
J・K・シモンズ(男優)メイビスの担当編集者
コレット・ウォルフ(女優)サンドラ・フリーハーフ
魏涼子メイビス・ゲイリー(日本語吹替)
桜井敏治マット・フリーハウフ(日本語吹替)
咲野俊介バディ・スレイド(日本語吹替)
込山順子ベス・スレイド(日本語吹替)
久保田民絵ヘッダ・ゲイリー(日本語吹替)
鈴木れい子ジャン(日本語吹替)
脚本ディアブロ・コディ
音楽ロルフ・ケント
撮影エリック・スティールバーグ
製作ジェイソン・ライトマン
ディアブロ・コディ
シャーリーズ・セロン(ノンクレジット)
製作総指揮ネイサン・カヘイン
ジョン・マルコヴィッチ
配給パラマウント・ジャパン
美術ケヴィン・トンプソン[美術](プロダクション・デザイン)
衣装デヴィッド・C・ロビンソン[衣装]
編集デイナ・E・グローバーマン
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【クチコミ・感想(4点検索)】

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3.《ネタバレ》 いや、コレ動物虐待女の話ですよ。
あんな扱いされてもシッポ振ってじゃれてくれる、健気なドルチェでした。

ブラックコメディというには痛すぎる、全然笑えませんでした。
見苦しくて見てられないメイビス、同級生の赤ちゃんの命名パーティという一生に一度のお祝いの場を台無しにしてまで
ぶちまけた割にはなーんも変わらずさっさと故郷を後に。結局「あなたは昔から美人で輝いてて、田舎に埋もれず都会に出て”作家”になった憧れの人」それを誰かに言ってほしかったのかなと。で、褒めたたえてくれた人が一緒に行きたいと言うもあっさり却下「私と同じになろうなんて思わないでよ」ってことでしょうかね。

成長なしの自分探しものってとこですかね、
人によっては身に染みるとか自分と重ね合わせることになると思います。

しかしあのママさんバンドは下手くそでした、唯一笑えたところ。 envyさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2019-02-10 21:05:15)

2.《ネタバレ》  序盤にて(うわぁ、嫌な女だなぁ……)とゲンナリ。
 中盤辺りで(あぁ、でも結構可哀想だな。彼女なりに幸せになろうと頑張っているんだな)と同情。
 そして終盤にて頭を抱え込まされるという、良くも悪くも、観賞中ずっと主人公に釘付けになってしまった映画ですね。

 基本的には暗い作風なのですが、何処か軽快でオシャレな匂いも感じさせる辺りは、この監督さんの持ち味なのだと思います。
 過去作の「JUNO/ジュノ」に比べると、どうにも主人公の成長を感じられない内容だったりするので、それが意図的なのかどうかも気になるところ。

 印象的な場面は幾つもあるのですが、特に「離婚した旦那との写真が、実家に今でも飾られている」件なんかは、本当に上手いなと感心させられましたね。
 その一事だけでも、主人公が実家に帰るのを忌避する理由が把握出来たし「失敗した結婚なんだから、何時までも飾っておくのは止めて」と訴える気持ちも分かります。
 帰省する車内にて、楽しそうに聴いていた「元カレとの思い出の曲」を、彼の奥さんが歌ってみせるのを目の当たりにして、呆然とするシーンなんかも良い。
 それらの積み重ねがあるからこそ、主人公が単なる「嫌な女」で終わらずに、感情移入出来る存在となっているし、無茶苦茶な行動を取っても、何処か納得させられる説得力があるのですよね。
 主人公が元カレの家に乗り込んで、二人で駆け落ちしようと迫るも、当然のように断られてしまう件なんかは、本当に痛々しくて目を背けたくなりましたが、彼女が何故そんな行動を取るのか理解出来ないという事は無く、混乱せずに見守る事が出来るのだから、凄い脚本なのだと思います。

 ただ、彼女の最大のトラウマが「流産した事」というのは、少々安易に思えてしまって残念。
 それほど独創的なネタでもないでしょうし、それなら終盤にて、さも驚きの真実のように告白させる形ではなく、もっと前の段階で分からせていても良かったんじゃないかな、と感じられました。

 元カレに固執する理由が「一番良い時の私を知っているから」というのは、過去に囚われた彼女を表す台詞として、非常に良かったと思いますね。
 その後、友人の妹から「この町は最低。都会で暮らす貴方が羨ましい」と言われて元気を取り戻す事になるのですが、正直そこに関しては、どうしても賛同する気持ちになれず、カタルシスを得られませんでした。

 「相手の男を放ったらかしにして、一人だけベッドから抜け出す彼女」というシーンを、序盤と終盤とに挟む事によって、彼女が成長していない事を描いてみせる表現技法などには感心させられるのですが、それが感動にまでは結び付かない。
 事故で傷ついた車のまま走り出すラストシーンなんかも「傷付きながらも生きていく女性の力強さ」を象徴しているようで、爽快ではあるのですが(結局、彼女って他人を思いやる優しさを持たないまま終わっているよなぁ……)と、ついつい考えてしまいます。
 最後の最後で主人公を救う解決法が「他者を否定する事によって自己を肯定する」という形であった以上、どうしても後味が悪かったですね。

 丁寧に作られた、クオリティの高い品である事は、疑う余地が無いと思います。
 だからこそ、ラストシーンの主人公に共感出来ない事が、勿体無く感じられる映画でした。 ゆきさん [DVD(吹替)] 4点(2016-06-23 15:45:08)(良:1票)

1.期待し過ぎちゃいましたかねぇ。もっと笑える話だと思ってたんですが、それほどでもなく、感動的な話でもなく、教訓めいた話でもない。絶対に叶うはずない主人公の願望を長々と見ていると、痛々しく思えてきました。 shoukanさん [映画館(字幕)] 4点(2012-03-23 23:02:06)

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【点数情報】

Review人数 37人
平均点数 6.41点
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100.00% line
200.00% line
312.70% line
438.11% line
5513.51% line
6924.32% line
71027.03% line
8821.62% line
912.70% line
1000.00% line

【ゴールデングローブ賞 情報】

2011年 69回
主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)シャーリーズ・セロン候補(ノミネート) 

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