みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(4点検索)】
11.《ネタバレ》 ジーナ版と比べるのはフェアではないとわかってはいるが。これは。 初めのうちこそ、愛人顔のシャロンをジーナのような組織の重鎮クラスに置かず、ボスの使い捨て情婦役にしたのは的確だと思ったのだけど。 オリジナルと比べるとどこもかしこも細部まで劣る。冒頭、一家惨殺に及ぶ組織の恐怖感は十分の一ほどに減り、全編にわたって敵役が怖くない。不必要なグロリアの姉の登場、ハンパにオリジナルを真似た子役の性格設定。グロリアと子供の心の交流描写の繊細さなど、どこにも無い。その象徴たる墓地、ここは家族の還る場所としてオリジナルではすごく大事なキープレイスだったのに。まるっとカットか。まあそれはいい。でも代わりに持ってきたのが教会か。神父に相談てグロリアあんた極道のプライドはどうした。 何よりシャロンの大根ぶりは目を覆う。子供と絡ませたのは大失敗だ。イライラしてるか慈母めいた声を出すかのどっちかしかないの。「いいお母さんやってます」というベタすぎる芝居にはホントかよ、と思わず声が出た。 ラストシーンはバカンスにでも出かけるようなお気楽さだ。家族の死を乗り越えて再生する場面だろう。これでいいのかね。 シャロンはタイトルに“グロリア”と冠することのできる玉ではない。“ザ・エスケープ~逃げのびろ!この子は絶対に渡さない”とでもしとけば良かったんですよ。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2015-04-23 00:35:39) 10.《ネタバレ》 シャロン・ストーンの存在感、あばずれ感は良かった。少年との心の交流話。ラストで乗った飛行機を爆破されるのかとビクビクしました。オリジナル版よりも好き。 【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 4点(2014-06-30 00:11:54) 9.《ネタバレ》 オリジナル未見。ヒロインのキャラクターが非常に中途半端で、女性としても母親としても共感ゼロ。ラストの母性とってつけた感が最悪。可哀想になあ、そんな親子ごっこ絶対うまくいかないのに…と思えてしまい、感動も何もあったもんじゃない。生意気さが可愛いはずの子役が可愛く思えない点も残念。 【lady wolf】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2012-10-08 21:47:40) 8.《ネタバレ》 オリジナルは観ていません。シャロン・ストーンさん、容姿だけで生きてきたけど、それが曲がり角に来たオンナって感じはよく出ていました。彼女と組織の距離感の描写が不明瞭で、盛り上がりに欠けた印象です。別れ際に子供を慰めるシーンがイイなと思いました。金髪女を口説けとか、お酒を飲めとか、競馬をやれとか。言ってる内容はハチャメチャだけど、伝わります。説得や慰めはボキャブラリーではなく、「気持ち」のプレゼンテーションであることが分かります。さて、二人で暮らすことにしたみたいですけど、ホントにこの先、仲良くやって行けるだろうか? 賭けろと言われたら、上手く行かない方に手を挙げますね。だから4点です。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2012-05-02 21:41:29) 7.《ネタバレ》 オリジナルは未見。前半はおもしろいぞと思ったが、カーチェイスあたりからグダグダになった。そもそもグロリアがなぜあそこまでニッキーを心配するようになったのか、自分の生い立ちとかと重ねての同情なのか、母性本能なのか、最後まで腑に落ちないまま終わってしまった。ルビーは意味深なセリフを残したまま行っちゃうし、ラストはハッピーエンドらしいのにBGMは悲しげだし、後味もかなり悪かった。そこのところオリジナルをみてちゃんと納得したい。 【ちゃか】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2007-07-19 14:44:34) 6.元ネタ、観てません。純粋にこの作品だけで考えれば、まぁ時間つぶしにはなるかなって感じ。冒頭の情け容赦ないシーンまでは、そこそこ引き付けられましたけど、その後はツッコミどころだらけ。もう少し、緻密な作りにして欲しかった。結局のところ、シャロン・ストーンを魅せる作品? 【タコ太(ぺいぺい)】さん [地上波(字幕)] 4点(2005-05-05 08:15:20) 5.ルメット作品なので期待したが・・・ 【ご自由さん】さん 4点(2005-02-04 15:43:46) 4.子供に対しての気持ちが母性にしか感じられなかった。 【PAD】さん 4点(2004-10-13 11:33:09) 3.さて、ジーナ・ローランズの役をシャロン・ストーンがやるとは、まさに使用前・使用後。いやあ、やるもんだ。元映画では鬼ババアとクソガキという素晴らしい黄金コンビだったが、本作はそういう味わいも無く・・・いやいや、こちらも捨てがたい、そう、この関係はまさに「メーテル&鉄郎」ではないか!ちょっと懐かしいゾ。でも鉄郎があまりにイケ好かないのでメーテルもぶち切れ寸前。そうそう、車掌さんがいないのも物足りないな(どうでもいいっての)。ま、80年の『グロリア』があまりにも独自の世界を築き上げているので、リメイクにあたってかなりアレンジして来たのは、当然のことでしょう。それで盛り上がればいいが、バカに徹するなり何なりの割り切りも無く、よって何だか中途半端(しかしバカに徹したら、80年版のファンはさらに激怒しただろうけど)。イマ風に無難に映画をまとめつつ、それなりに元映画と付かず離れずの展開(公共交通機関を使うのがポイント)、そしてしだいに打ち解ける二人。ベッドを共にし、う~む、少年はきっと筆下ろししてもらったにちがいない(失言ですスンマセン)。ラスト、こりゃくどすぎ。感動するより笑ってしまったよ。ところで、いまだに(99年当時で)なんでフロッピーディスクなんだろう。リメイク作品が時流に乗り遅れてるのは悲しい。 【鱗歌】さん 4点(2004-06-12 02:45:16)(笑:1票) 2.オリジナルの方が良いのは言うまでも有りませんねぇ。最初に観たオリジナルの印象の強さが圧倒的に勝ってます。女性の強さなり格好良さ…のようなものが、シャロン・ストーンだと希薄に見える。やはり「グロリア」はジーナ・ローランズに限る!…と言う事です。 【_】さん 4点(2004-02-28 21:54:39) 1.<ネタバレアリ>少なくとも期待通りの作品ではなかったですね。結局この作品、ギャングとの抗争を描いているようでそうではない。最後まで見終わってしまえばギャングとの駆け引き、“子供を連れて逃げる”と言うシーンよりも、子供とシャロン・ストーンとの心の触れ合いを重視しているような。しかし “触れ合い”をテーマにしている一方、そこまでの過程がどれだけ巧く表現されていただろう? 最終的にグロリアが黒人の子供を好きになり、また家族を失ったその子がグロリアを好きになる理由にもう一つ説得力がない。観ていて勿論、寄宿舎(詳しい解説はなかったがそうであろう)に入った方が明らかに幸せになると思われるのだが、それを捨ててグロリアを選ぶ理由が示されない。どうも納得がいかなかったラスト。主人公はフロリダに保護観察のため行かなくてはいかない。しかしトラブルに巻き込まれて・・・そのリスクを背負ってまでも子供を追い掛けるのかと言えばそうでもない(最終的に間に合ったようだ)し、またフロリダまでギャングが追ってくる訳でもない。FDをコピーしておけば良いのにそうでもなし。父親が言った「このFDはお前を守る、だから大切に持っておけ」って、FDがどれほど重要だったの? そのFDが公開されてギャングの組織が壊滅する?しなければ、死んで行った子供の家族が犬死の気がした。従来のアメリカ映画なら、最後、悪い奴らがやられて(殺されて)THE-ENDを観なれているために、ラスト、ケヴィンが生きていること自体に違和感を覚えた。まあどちらにせよ、シャローン・ストーンの新境地と言うところでしょうか? しかしこれでは大したヒットをしなかったのも頷ける。私的には“シドニー・ルメット”ってネーミングに騙されたんですが・・・・・ 【☆】さん 4点(2001-11-05 23:45:04)
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