みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(4点検索)】
7.《ネタバレ》 お葬式からマルサ2まで、後世に残る名作&日本映画師に残る大ヒット・大ブームを連発していた伊丹十三監督&宮本信子主演の、超期待作『あげまん』。ちょっと照れくさいタイトルもインパクトが大きくて、もうね、公開前から『今回は伊丹十三が監督だし、絶対面白いに違いない』って、日本中が期待していた作品。だった。公開されると、あれれ?イマイチ盛り上がってないぞ?と。観た人の感想も『うぅ~~ん…』って感じ。 期待が高すぎたために期待外れ感が強く、また前年の伊丹印の『スイートホーム』と本作の2連続の不発で、伊丹映画ブームは一気に落ち着いた印象。 当時45歳の宮本信子。彼女が中学生(声は若いけど宮本信子だよな?)から大人までを演じているのが無理がある。もちろん魅力的な女優さんだけど、男をメロメロにする芸者さんにはとうてい観えない。タンポポであれ亮子であれ、普通のおばさんが、ちょっとした仕草や丁寧な描写で、徐々に女性としても魅力的に観えてくるのが伊丹映画の面白さだったけど、本作のナヨコは最初から観る側が『ナヨコは魅力的な女性なんだな』って思いながら観ないといけない。 そして肝心なナヨコ=あげまんの部分。男にどう幸運をもたらすのか、そしてそれがどんな類の幸運なのかが、観てても全っっ然わからない。最初の夫・多聞院が坊さん世界でどう出世したのかがサッパリわからない。結婚して3年(65歳の若さ)で死んでしまうのも、いくら出世したって、良いんだか悪いんだか… 主水は浮気も続けるし、出世のためにアッサリとナヨコを捨てて元サヤに戻るし、主人公としての魅力が… 主水が支店長になって、最初の挨拶でビシッと決めたのは格好良かった。ここから映画も面白くなっていくのかと思ったら、業績アップは文字で説明のみ。具体的にどう成績が上がって、ナヨコがどう影響を与えたのか、相変わらず描かれない。長編映画のデキの悪い編集ダイジェスト版を観てる気分。 【K&K】さん [地上波(邦画)] 4点(2024-01-08 13:26:55) 6.《ネタバレ》 終始タバコが気になる映画でした。 主水はいつでもどこでも煙草をスパスパ。幼稚園児の集団に絡んで行っても手から火のついた煙草を離さない。 人から質問されて回答する時も、わざわざ煙草を取り出し火をつけて、スー、プハーと煙を吐き出してから一言。(この変な間はなんだ?) ウエディングドレスの衣装合わせルームでもスパスパ。他のドレスに匂いが付くだろうに。。。 ラストは橋の上で火のついたタバコを足元にポイ捨てし、それを踏み消してナヨコと寄り添う後ろ姿で少しカメラを引いてエンディングだが、足元のたばこの吸い殻がずーと映っていて、せっかくのラストカットでその白く細長い異物がひと際目立ってましたね。 他の登場人物も煙草スパスパで、そういう時代と言えばそうなんですが、今思えばとんでもない時代だったなあと感じた映画でしたね。 【リニア】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2023-06-11 15:19:34) 5.伊丹作品にしてはパンチが効いてないのでは? 【にう】さん [地上波(邦画)] 4点(2008-10-07 00:28:31) 4.黒田福美に4点。 【けっけ(硝子の心を持つ少年)】さん 4点(2004-05-22 02:19:52) 3.二作目はさげちん(うどん映画)で俺が引き継いでやる。十三よ安らかに・・・。 【モチキチ】さん 4点(2004-04-16 12:22:37) 2.宮本信子さんを好きか嫌いかで評価が分かれそう。悪いけど私だったら芸者としては好みじゃないなぁ。いくらあげまんの君でも。 【ひろほりとも】さん 4点(2003-11-18 10:43:45) 1. 【civi】さん 4点(2003-11-05 21:42:48)
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