みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(4点検索)】
3.《ネタバレ》 ATGで寺山修司、そんでもって舞台が田舎の村とくれば、ある程度は予想が立つ。 封建的な村社会。 そこにはあらゆる差別が存在している。 夜這いなんぞ当たり前。 そこに貞操帯というパーツが登場。 更には殺人。 見世物小屋もあり。 とにかく、思いつく限りのネタを投じた、ごった煮映画。 寺山修司はやっぱりこのテイスト。 新宿を舞台にすると更に面白いが、田舎はどうもなぁ。 いずれにしても、ストーリーはあってないようなもん。 ごった煮でお腹いっぱいになる映画。 そして若かりし頃の、高橋ひとみが可愛らしかった。 【にじばぶ】さん [DVD(邦画)] 4点(2016-03-17 01:47:58) 2.演出や映像は面白いし、キャスティングもいいのだが、わからない。全然わからない。 日本の昔ながらの根深い土壌を題材にしている部分だけはわかるのだが、 出演者たちが話す方言もよくわからない。たぶん監督さんだけは理解してるんだろうけど、 とっかかりさえも見出せず、再鑑賞してまで挑戦しようという気力が湧かなかった。 要するに完敗の映画です。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 4点(2012-01-09 20:57:38) 1.いよいよマザー・コンプレックスから卒業して、少し前に克服した田舎者コンプレックスを発展させた形で描く寺山修司流都市論(という個人的解釈)。しかし、その表現手法は10年前の「田園に死す」から全く進歩していない。80年代も中盤に差し掛かり、昭和も終わろうとしている頃、時代の空白期間・70年代に咲いたアングラ・カルチャーという見捨てられた徒花を頑なに守り通そうとしたのは何故か? 気狂いや片端や乞食を使って何を表現したかったのか? いつまで勘違いしているのか? 気狂いを、片端を、乞食を使うのではなく、彼ら自身を描くことにこそ意味があるということが遂に解らなかったのか? それとも、デヴュー作で自己否定した異能作家は、時代に見捨てられたくて同じことを表現し続けたのか…、4点献上。 【sayzin】さん 4点(2004-09-24 16:11:48)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS