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八つ墓村(1996)

1996年【日】 上映時間:127分
サスペンス犯罪ものミステリー小説の映画化
[ヤツハカムラ]
新規登録(2003-12-03)【 - @】さん
タイトル情報更新(2024-03-19)【イニシャルK】さん
公開開始日(1996-10-26)


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監督市川崑
助監督手塚昌明
キャスト豊川悦司(男優)金田一耕助
高橋和也(男優)寺田辰弥
浅野ゆう子(女優)森美也子
萬田久子(女優)田治見春代
宅麻伸(男優)里村慎太郎
喜多嶋舞(女優)里村典子
岸部一徳(男優)田治見要蔵/田治見久弥/田治見庄左衛門
岸田今日子(女優)田治見小竹/田治見小梅
白石加代子(女優)濃茶の尼
神山繁(男優)久野医師
うじきつよし(男優)千石巡査
加藤武(男優)等々力警部
石倉三郎(男優)徳之助
大沢さやか(女優)お島
西村雅彦(男優)仙波清十郎
吉田日出子(女優)ひで
井川比佐志(男優)諏訪弁護士
織本順吉(男優)井川丑松
石橋蓮司(男優)洪禅和尚
石浜朗(男優)森荘吉
今井雅之(男優)尼子の落武者
小林昭二(男優)東坂工場長
横山道代(女優)下宿のおばさん
音羽久米子(女優)
諏訪太朗(男優)
歌澤寅右衛門(男優)初老の老人
原作横溝正史「八つ墓村」
脚本市川崑
大藪郁子
音楽谷川賢作
作詞谷川俊太郎「青空に問いかけて」
作曲小室等「青空に問いかけて」
主題歌小室等「青空に問いかけて」
撮影五十畑幸勇
清久素延(撮影助手)
製作村上光一
東宝映画
東宝
角川書店
フジテレビ
企画高井英幸
プロデューサー橋本幸治(エクゼクティブ・プロデューサー)
島谷能成
松下千秋
配給東宝
特撮大屋哲男(特殊視覚効果)
編集長田千鶴子
録音大橋鉄矢(調音)
北田雅也(効果)
斉藤禎一
照明下村一夫
その他東京現像所(現像)
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【クチコミ・感想(4点検索)】

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9.《ネタバレ》 場所の設定としては「岡山県真庭郡八つ墓村」とされている。1977年の前作では阿哲郡だったが、名前の上でのモデルと言われる「八束村」(やつかそん)が真庭郡だったことから、今作ではあえてこのようにしたのかも知れない。原作と前作では季節が夏だったが、今作は冬(から春?)の風景なのが特徴的で、景観面でも高所らしく冷涼で乾いた印象があった。現実の八束村(現・真庭市)にあるという蒜山高原の雰囲気でも出そうとしたのかと想像したが、実際のロケ地は全く違う場所だったらしい(屋敷と鍾乳洞以外は岡山県備前市の「八塔寺ふるさと村」が中心か)。

ストーリーとしては基本的に原作を踏襲しようとしていたようだが、前作では落としていた里村慎太郎を出し、これと美也子との関係を中心に据えたのが特徴である。今回の美也子は変に現代的すぎる気がするが、しかし結構いい具合に色気があり(嫌いでない)、美也子にしては意外に健気で純な思いをみせていた。
一方で、里村慎太郎と美也子をメインにしたこととの関連からか、かえって本来のヒロインである里村典子が登場する余地もできたらしく、これがこの映画の一つの売りとも取れる。何かと省略されがちな人物なので動向が注目されたが、最初から馬鹿を装っていただけのように見えながら馬鹿を装う理由が不明であり、終盤まで辰弥も単なる馬鹿だと思っていた節がある。最後に至ってやっとまともに話が通じる相手だということが明らかになっていたが、この間にどういう経過で相思相愛になったのかもわからない。年上の男女の関係が破綻した後に、若い世代の希望を示すものとして位置づけてはいたのだろうが、実際は極めて不徹底に終わっていた。
また春代さんも外見的には艶めかしい感じではあるが、個人的に好みの女優でないのと、辰弥への思いの表現が唐突で半端な存在になっていたのは残念なことである。

以上、全体的にさらりとした印象だが若干気の抜けた感じもあり、またこういうお話だとすれば、タタリとか双子婆とか洞窟(ただの地下室?)とか32人殺しとかいう濃い要素が出て来る必然性もない気がする。それがなければ映画にならないのかも知れないが。 かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 4点(2016-07-25 19:52:27)

8.《ネタバレ》 寅さん版『八つ墓村』を観てしまった今、このスケール感のなさ、トヨエツ金田一の滑舌の悪さ、浅野ゆう子のトレンディドラマ顔には萎えるばかりで、2時間ドラマと大差ない出来に心底がっかりした。落ち武者襲撃や有名な32人殺しのシーンも、通り一遍の残酷描写で、人間の情念や底のない欲望といった陰惨なムードが見事に抜け落ちている。岸田今日子の二役だけが唯一不気味な印象を残していた。 フライボーイさん [DVD(邦画)] 4点(2010-06-03 07:11:25)

7.前作も見たことがないので、初めて八つ墓村を見た感想ですが・・・まぁまぁ面白かった。でもトヨエツはキャスティングミスじゃないかとー。軽すぎと言うか。実社会であんなしゃべり方する人がいたら浮きますよ。ましてや連続殺人事件が起きてる現場で。 ぷらむ少佐さん [DVD(吹替)] 4点(2005-09-13 01:35:56)

6.双子のばあさん達かなり怖かったよ。っておれだけかなあ? rainbowさん 4点(2004-07-08 03:27:37)

5.フケが印象的だっただけ。 亜空間さん 4点(2004-02-10 16:52:20)(笑:1票)

4.市川金田一ものの復活に、期待たっぷりだったのですが、かなりガッカリ。セット内での展開が殆どでスケール感に欠け(以前のシリーズはふんだんにロケを使ってたのに)、トヨエツの金田一や映像表現は、まるで石坂金田一のパロディのように見えてしまいました。虐殺シーンでの大量の血しぶきもやり過ぎ感が強くて「モンティパイソン」の如きコメディ風に見えてしまう始末。純日本的な華、因習、体に流れる家の血、そういう横溝ものの要素が全部薄まってしまい、過去のシリーズにあった映画を彩っていた色も褪せた印象で、残念ですが、市川監督、老いたかな・・・って思ってしまう映画でした。 あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 4点(2004-01-17 13:03:38)

3.市川崑と豊川悦司の組み合わせがとてもよくあってると思って映画館で見た作品。かなりつまらなかった・・・。絵はとてもきれいだったけど、なんだかテレビ映画みたいに詰め込み過ぎで、とても残念でした。岸田京子の双子婆は必見。 cock succer blues leeさん 4点(2003-12-27 02:59:49)

2.完成度が高かった野村芳太郎監督の八つ墓村をリメイクする意図が判りません。新しい解釈を加えている訳でもないし、前作の特殊効果が時代遅れでショボいものだった訳でもありません。いろいろとスケールダウンした点がありますが、一番残念なのは浅野ゆう子の美也子ですね。原作が面白いので楽しめなくもないですが、八つ墓村を観るなら断然野村芳太郎版です。渥美清の金田一がどうしても嫌な方はこちらをどうぞ。 USS_Barcelonaさん 4点(2003-12-09 05:52:51)

1.金田一シリーズとしては初めて観た映画だった。豊川悦史の演技が駄目だったのかどうかは分からないが、金田一のキャラクターにしっくりとこないものを感じた。事件そのものに焦点を当てた物語なので仕方ないが、殺人そのものは最後まで完結してしまい、名探偵金田一の活躍がほとんどないことに拍子抜けを拭えなかった。 鉄腕麗人さん 4点(2003-12-03 12:27:53)

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【点数情報】

Review人数 36人
平均点数 4.11点
012.78% line
125.56% line
225.56% line
3616.67% line
4925.00% line
51336.11% line
612.78% line
712.78% line
800.00% line
900.00% line
1012.78% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 10.00点 Review1人

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