みんなのシネマレビュー

点と線

1958年【日】 上映時間:85分
ドラマサスペンスミステリー刑事もの小説の映画化
[テントセン]
新規登録(2004-04-20)【鉄腕麗人】さん
タイトル情報更新(2019-08-12)【イニシャルK】さん


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監督小林恒夫
助監督深作欣二
キャスト南廣(男優)三原紀一
山形勲(男優)安田辰郎
加藤嘉(男優)鳥飼重太郎
志村喬(男優)笠井警部
高峰三枝子(女優)安田亮子
河野秋武(男優)土屋刑事
三島雅夫(男優)石田部長
神田隆(男優)佐山の兄
花沢徳衛(男優)果物屋の店主
織田政雄(男優)警察医
永田靖(男優)大島刑事部長
堀雄二(男優)捜査第二課長
風見章子(女優)女将
成瀬昌彦(男優)佐山憲一
明石潮(男優)長谷川医師
楠トシエ(女優)かき舟の女中
増田順二(男優)佐々木事務官
清村耕次(男優)勤め人風の男
小宮光江(女優)お時
原作松本清張「点と線」
脚本井手雅人
音楽木下忠司
撮影林七郎(色彩計測)
配給東映
編集祖田富美夫
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【クチコミ・感想(4点検索)】

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2.おそらく原作は面白いのでしょうが、映画としての面白さがまるでなく、薄っぺらい脚本がせっかくの原作を台無しにしたのでは?と思える内容でした。事件の謎解きと人間模様、もう少し見せ方に工夫がほしかったです。 ramoさん [CS・衛星(吹替)] 4点(2013-02-12 11:54:46)

1.《ネタバレ》 アリバイ崩しの刑事の説明。「犯人は福岡から東京、東京から札幌へと飛行機を利用、小樽まで汽車で引き返し、函館から来る急行「まりも」に乗り、札幌に電車で到着したように見せかけた」だが飛行機の乗車名簿に犯人の名前はなく、乗客に偽名はなかった。オチとしては三人に名前を貸してもらったわけだが、トリックとしては最低。青函連絡船の名簿トリックも他人に頼んだだけ。子供だましだ。
◆二人が一緒に死んでいたから情死と思われた。ということは別々の場所で死んだことになる。しかし、その場所で死んだかどうかは、失禁痕などから簡単に判断できる。又目撃されずに死体を運んでくるのも大変だ。杜撰な警官と犯人だね。
◆最大のトリックは東京駅のたった4分間の目撃情報。二人の女中に佐山とお時を目撃させるのは比較的簡単だが、佐山とお時にあの時間あそこを歩いて電車に乗らせるのは困難だ。佐山とお時は顔見知り程度なのだし、誰かが近くで誘導しない限り、まず不可能。安田の妻にやらせるしかないでしょう。
◆佐山が1月14日から1月20まで誰とも連絡をとらないのも不自然。家族や親しい友人があるのだから、誰かに相談したと思う。
又1月14日あさかぜに乗車したお時が熱海で一人だけ下車して19日に安田の妻が訪ねて来るまで、誰とも連絡をとらなかった説明もない。少なくとも家族や友人には連絡を入れるのでは?
◆さらに安田妻が1月の寒い夜に佐山を香椎の海岸まで連れていくのにどう誘ったのか説明がない。同じく安田がお時を香椎の海岸まで連れていく説明がない。どんな誘い文句が考えられますか?情死旅行なのに佐山が一人で泊るという不自然さ。すぐ警察に勘づかれますよ。いろいろと設定に無理が多いのだ。賢い犯人なら二人を列車で博多まで行かせ、一緒に泊まらせます。安田の妻が同行しながら別行動をとり、宿屋で青酸カリを飲ませれば済む。これなら安田は苦労してアリバイを作る必要なしです。
◆肝心の汚職捜査はどうなったのか?そのエピローグもなしに無理心中で終わってしまった。安田妻の心理が理解できません。病弱で夫婦関係ができないから愛人を了承。でも第二の愛人が登場すると夫を独占したいので無理心中。女は夫の汚職のことも知って、殺人を手伝っている毒婦なのに。28歳なのに実年齢40歳の女優が演じるのも違和感あり。犯人がすぐ分かる演出も限定対象。 よしのぶさん [地上波(邦画)] 4点(2011-09-12 20:11:28)

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【点数情報】

Review人数 21人
平均点数 5.86点
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5733.33% line
6523.81% line
7628.57% line
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