みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(5点検索)】
28.クリント・イーストウッドがボクシングジムの老経営者役。ウエイトレスのバイトで身銭を稼ぐ30代の女ボクサーが、強引に弟子入りを請い、イーストウッドもついには折れるという流れ。おそらく、終盤の展開があった上で、逆算して、感情移入やリアリティのための前半という位置づけなのでしょうけど、あまりうまく機能していないように思いました。少なくとも私はあまり感情移入ができませんでした。ボクシングという、スポ根の中でも王道中の王道を扱った割には、薄味というか、熱さをあまり感じなかったのですよね。タイトル戦の白熱は伝わってきたのですが、逆に言えばそれ以外が鈍くさいというか。母親役の人は、ある意味ホラーかよっと思うくらいゾッとするところがあって良かったと思います。(なんか林眞須美的な狂気が見え隠れしてゾッとしました)ただ、バランスを考えると、女性ボクサーがあまり特徴がないのと対照的に、このバカ家族が、特徴的にバカすぎて、リアリティが感じられないというのもあるんですよね。 【camuson】さん [DVD(字幕)] 5点(2023-02-13 19:41:09) 27.《ネタバレ》 チャンピオンになるまでのサクセスストーリーと思って見てたので、終盤の展開は心が痛かった。 ハッピーエンドじゃなきゃ駄目とは言わないけど、後味の悪い作品なのは間違いないね。 社会問題に対する問題提起のつもりなら、その後の結末も描くべきなのかも知れない。 姿を消して問題解決とは思えない。 【もとや】さん [地上波(字幕)] 5点(2020-12-04 18:10:37) 26.可もなく不可もなく。偏屈なオヤジが経営するボクシングジムに女性が頼み込んで入門。コーチと共にボクシングで駆け上がっていくのだが。特にオチがあるわけでもなく、序盤が面白かっただけに残念な作品。 【SUPISUTA】さん [DVD(字幕)] 5点(2016-04-16 08:46:19) 25.ボクシングシーンはそれほどインパクトがなく、後半も陰鬱な雰囲気が先行してしまい、感情がついていかない。もっとマギーに絞って丁寧に描いて欲しかった。 【noji】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-02-22 00:37:33) 24.マギー苛められすぎ。百歩譲ってラストは彼女の尊厳を守った、という解釈があるのも分かる。ただもう鬼畜みたいな家族の描き方が嫌い。女性週刊誌みたいなあざとさ。げんなりする。こんなに分かりやすくしなくてもいいですって、監督。 【tottoko】さん [地上波(吹替)] 5点(2011-09-11 01:10:16) 23.スポーツものかと思ったら、完全に人間ドラマだった。 前半と後半の色合いがかなり違っていて、正直戸惑ったというのが素直な感想。 テーマに関しては、まあ難しい問題だよね。鑑賞者の判断に任せるという部分もあるのかなと。 配役に関してはまったく問題なかったです。三人とも良かった。最後まで安心して観れた。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-08-02 04:06:20) 22.どのような感想が一番適切なのか分らない物語でした。 そして、どういう時に見れば良いのかも...。 憤りを感じつつも「生きる根源」について丁寧に描かれている部分は とても人間的だと感じました。 【sirou92】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-10-14 13:38:46) 21.《ネタバレ》 前知識ゼロで観たので、後半の展開はあまりにショッキングで… 重く・苦しく・つらい 人間の本音・生きざま・プライド… ん~ちょっとこりゃ全然楽しめない映画だなぁ 映画には楽しく、元気をもらえる要素 を求めてるからこういうキツイのはしんどいなぁ でもこれもまた現実かなぁ ボクシングシーンの浅い描写が 各人の名演技・名演出に水をさしてしまっている そこが気になってシマイマシタ 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-05-13 07:58:54) 20.《ネタバレ》 重いわりに筋が通っていなくてくだらなかった。 前半のボクシングメインは4点くらいの内容だが、後半にマギー(ヒラリー)の家族が出てきたり、世界チャンピオンへのタイトル戦はグダグダ。 マギーは一人ぼっちで家族が金金金の相当醜い人達なんで、格差がありすぎてイラっとするのは許せる範囲内として、世界チャンピオンが反則当たり前っていうのはどうなのよね。 審判も適当だし・・・所詮女性ボクシングはそんなもんなのかと・・・しかもドイツの選手っていうのも気に入らない。モデルはヒトラーか? そんな最悪なチャンピオンに立ち向かう主人公なのですが、ガツっと勝っちゃえば予定調和とはいえスポーツ映画なんだから丸く収まったのに、トレーナーである厳格なクリントイーストウッドが反則をしろと指示しだすというのは問題ありで、その厳格さがストーリーに絡んで良い感じになってたものが全部ひっくり返っちゃった。 そこからも話は展開するのだが、こうなるとどーでもよくなりました。 【Sway N Lin】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-06-27 21:09:56) 19.重たい。 【Yoshi】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-03-24 23:09:18) 18.《ネタバレ》 本人が望むなら尊厳死とか安楽死ってのはありだと思うけどね。てかあの対戦相手って反則負けじゃないの??それが納得いかずかなり萎えました。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-09-02 13:02:27)(良:2票) 17.個人的にこれを観て改めて考えさせられるようなことはなかったけれど、人によっては考えるきっかけとなるでしょうから意味のある作品なんでしょうね。 「いつか死ぬのに生きている」という状況の中で何を選択するか。 そして、思うがままに生きても、必ずやって来る生かされている状態。 個人的にはああいう状態で死にたいと願っている人を生かすことはないと思う。 「死」を悪と捉えるような向き自体が理解不能(「生」賛美も同様に)。 【カラバ侯爵】さん [DVD(吹替)] 5点(2007-08-15 03:34:42) 16.《ネタバレ》 色々考えさせられる内容(安楽死の問題とはちょっと違うんだと思いますが)だし凄い映画だとは思います。 ただ余りにも後味悪すぎて映画館で観てたらカナリきつかっただろうと思います。気が散るTVで観たからこそ救われたかな(笑) 9点つけたいところを後味の悪さで-4点しておきます。 【AIRS】さん [地上波(吹替)] 5点(2007-01-23 01:01:50) 15.《ネタバレ》 アメリカでは、キリスト教右派や保守派の評論家、障害者団体が反発して、ボイコット運動が起こった。その一方で、アカデミーでは高く評価され、4部門受賞に至った。この二極分化された、文字通り賛否両論のリアクションは、まさにあたし個人のリアクションでもある。人物描写、キャスティング、画面作り、プロットなど、映画としてはものすごくよくできた一本であるという気持ちは否めない。しかし、個人的には、高く評価したくない。その理由は、もともと映画にポジティブな娯楽を求める傾向があること。この映画の、特に後半から結末にかけて描かれるテーマは、人生を考える上で無視することの出来ない重要なテーマである。しかし、映画を通してそれを考えたくはない。ましてや、これみたいによくできた映画にそれを提示されると、人物設定や演じる役者が優れている分、現実からは切り離した次元で架空の世界を楽しもうとするあたしの基本姿勢は揺るがされる。いっそのこと、駄作だったらもっと素直に批判的になれるのに、という感じだ。 【黒蜥蜴】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-10-22 10:40:04)(良:1票) 14.うーん、重たい最後だったなぁ。 マギーの家族のひどさといったらむかっ腹立つし。 あなただけが・・と言われたフランキーにも最後の選択を迫られるし。 どうにもならんかったんかいなという辛さがありますね。 【ネス】さん [DVD(吹替)] 5点(2006-10-04 16:02:58) 13.悲しいけど印象薄い。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-05-14 16:44:54) 12.最初のほうはすごくおもしろかったけど、途中からつまらなくなった。しかしイーストウッドは歳をとってもかっこいいよね~。 【ホットチョコレート】さん [DVD(吹替)] 5点(2006-04-19 23:33:18) 11.いうほどの作品か微妙だった。これでアカデミー賞かーといった作品。 【十人】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-04-16 11:10:27) 10.《ネタバレ》 悪いけど、「ミスティック・リバー」からこっち、クリント・イーストウッドはイカれているとしか思えないわ。陰惨なのは結構、バッドエンディングでもOKだけど・・・・ボクシングやら、宗教やら、尊厳死やらなんやらに包んでテーマがさっぱりわからないけど、結局言いたいことは「負け犬」は「負け犬」でしかないってことじゃないの?(ミスティックリバーも然り) なんかアメリカの怖さのようなものを感じてしまう。 【ETNA】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-03-06 21:02:44)(良:2票) 9.《ネタバレ》 「太く短く生きる事にも価値がある」?それは表のストーリーだ。裏のストーリーとは、おおざっぱに言うと、クリント演じるフランキーが「神様の真似事」をしている話だ。「えせ神様」フランキーに対し、「人間」マギー。神様フランキーは、「マギーが頑固で思い通りにならない」などとぼやいてみせるが、それどころかマギーはいたって忠実で彼を崇め、ほかのマネージャーに見向きもしない。全くフランキーの思い通りではないか。そんな何も落ち度のない彼女に作品の創造主は唐突に罰を与える。「これ以上は進ませない。」という意思を示す。これは何か。私には、「女の役割を引き受けなかった罰」、「男の世界に踏み込んできた罰」に思える。なぜ男性ボクサーを育てる話ではいけなかったのか?なぜ「ボクシング」でなければいけなかったのか?水泳とか陸上ではダメなのか?これは、「殴り合う」という「自分の娘にはやってほしくない」ような世界でなければならなかったのだ。ミリオンダラーを稼ぎまくって、喜ぶボクサーとその家族、というのは、「ロッキー」では可能だが、女がそれをやるとコメディとしてでないと成立しない、ということだ。だから、マギーがタイトルを取ってフランキーと共に喜ぶラストなどはあり得ないのだ。それだと「神様フランキー」は単なる「応援者」に成り下がってしまう。クリントの言いたいことはこうだ。「俺の考え方は確かに古いけど、闘う男に応援する女、結局これが一番いい形だと思ってるんだ。みんなもそう思わないか。」終盤でフランキーをはさんで「神父」と「怖がらない人間エディー」両方のアドバイスが示される。ここで例の「太く短く」理論が出てくるわけだが、これはもちろんフランキーが「えせ神様」として彼女に死を与える言い訳にしか聞こえぬ。べつに「一生床掃除」をしていても、不幸だったかどうかは本人にしか分からないじゃん。これは「神様の真似」をするための言い訳としては苦しすぎるな。全編通して見終わって、「どうもメッセージがはっきりしない」「太く短く生きられてよかったねと言いたかっただけなの?」というもやもや感が残るのは、このような裏のストーリー、裏メッセージと同時進行させているからである。「女でもボクサーになったっていいじゃないか」という賛歌では全然なく、その反対である。 このあたりの事は、いずれ小倉千加子か橋本治あたりが論破するに違いない。 【パブロン中毒】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-01-14 23:23:47)(良:1票)
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