みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(5点検索)】
8.《ネタバレ》 今回は邦画劇場版2の女子高生に加えてOV版1の栗山千明のエピソードなども拾っており、またOV版2の見どころだったフライパンが採用されていたのは個人的に嬉しいが、変にシリアスな場面になってしまって可笑しさを感じないのは残念だった。その代わり、劇場版1の谷津勲氏がさりげなく登場していたところは笑った。事情を知らない外国人ならいたたまれない気持ちになるだろう。 ストーリーとしては前作の続きになっており、題名の印象ほどいきなり拡散はしていないが、邦画版の試みを受け継ぐ形で今後の新たな展開を企図したようでもある。最初の家で惨劇を再現することで新たな呪いを生むのは劇場版1のラストに通じる感じで、また新人を身代わりに残し、その上で母子が外国に移住したということならちゃんと手順を踏んだように見えなくもない。けっこう細かい疑問点が残るため前回ほど整理された感じはないが、それはまあこのシリーズでは普通のことである。 一方で、今回はどうも日本古来の精神文化がこのような怪現象(というかホラー映画)を生んだことをPRしたかったようで、変な田舎に不気味な習俗があるというような話を今回独自にでっち上げていたが、このシリーズはどちらかというと都市的な怪異を扱ったホラーと個人的に思っていたので、いきなり外人が山間地まで出かけて行くのはかなり違和感があった。 以上のほか、今回は母と娘の関係でわりとまともなドラマを作っており、これはこのシリーズとしては特異に見えるが悪い印象はない。また前回でも示唆されていたようだが、今回はガガガ音の由来を初めてまともに説明したように見えたのが新鮮だった。 ところで今回の主人公は比較的かわいく見えるので結構だが、女子高生連中は明らかに可愛くない。金髪と帰国子女?(日系人?)などは早目に死んでもらっていいと思ったが、もっさりした女子高生役の女優が、映像特典のインタビューを見るとけっこう可愛い人(ただし20代初めの状態)だったのは意外だった。邦画ホラーならかわいい女優はかわいいままで出すのではないかと思うが、この辺も少し感覚の違うところか。 【かっぱ堰】さん [DVD(邦画)] 5点(2015-12-12 13:55:24) 7.《ネタバレ》 暑い暑い夏にちょっと刺激的な涼しさを求める分には十分ヒヤッとさせてくれます。 ストーリーに関しては完全なB級路線をひた走る呪怨シリーズ。今回はカヤコが除霊師の娘であり、子供の頃から悪霊を内に取り込み人を呪う能力を有していたことが明かされます。あれ?なんか貞子とキャラが被ってきたな…。監督もすでに呪怨の海外進出が映画としての新たな恐怖表現に挑戦するという目的からジャパニーズホラーをアメリカの人たちへ味わってもらうものとして割り切って作っています。ストーリーはあくまでオマケ。巻き込まれた人たちの異常行動、周囲の異音や超常現象で恐怖を煽り、最後はカヤコの出現で怖がらせるという王道パターンはわかっていてもやはり怖いです。ただ呪怨シリーズを数多く見た人はどうしてもその場に漂う雰囲気の劣化が気になり純粋に恐怖体験を楽しむことが出来ないかもしれませんね。やはり呪怨の恐怖の本質は第一作に漂う、日本のどこにでもある家庭に起こった猟奇殺人、その惨たらしく理不尽な死から発生した呪い。この日本特有のジメジメした湿気を感じさせるような設定にこそ怖さの本質があったのに、カヤコは特殊な霊能力をもつ女性だったなんて、確かに雰囲気ぶち壊しではあります。 【遠州】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-08-08 04:11:19) 6.エンドロールに森三中とハリセンボンの名が。吹替版だったその声の主たちが女芸人達であった事はあとで知った次第。しかし、違和感なかったんですよね。まあいんじゃないですかって感じでしたね。逆にそれを楽しみに変えるなら、今後もしもTVででも二度目を観る機会があったなら、その時、どれが森でどれが三でどれが中だったのか。どれがハリセンボンのオッサンのほうで どれが死にかけのほうの声だったのか なんて楽しめるんじゃないかと思う。 【3737】さん [映画館(吹替)] 5点(2010-05-02 16:28:20) 5.《ネタバレ》 この映画に対するツッコミどころは既に皆さんが書かれているので割愛しますが、「アメリカンホラー的お色気ムンムンシーン」に清水監督が果敢に挑戦した部分を個人的には(あえて)評価したいと思います。ちょっと残念だったのは、ビデオ版では「44444444」だった携帯電話の番号表示、ハリ版では「1313131313」になるのかなぁ?なんて楽しみにしていたのですが、結局画面には出ず…ガックシ。それにしても、伝説となった劇場公開時の「吉本芸人吹き替えバージョン(別名ホットペッパー)」をDVDに(意地で)収録させた清水監督は、まさに『ミスター呪怨』の名に相応しいと実感。まぁ、とにかく…清水監督、お疲れ様でした。 【幻覚@蛇プニョ】さん [DVD(吹替)] 5点(2009-06-08 20:16:27) 4.ネタ的にはだいぶワンパターンになってきたが、技術的にはがんばっている。特に照明のコントロールとよく考えられたカメラワークはさすがだ。しかし今回はカヤコらがあちこち出過ぎでめりはりに欠けていた。次にどう展開させるのか期待したい。 【とと】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-09-04 06:27:51) 3.エディソン・チャンもこれで見納めか…。 【フライボーイ】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-03-29 15:51:32) 2.何が驚いたって、久々のJ・ビールス・・・ 自分の世代には懐かしい女優さん。 当たり前だけど、老けたなあ。彼女が見れただけで満足です。 【キャラハン】さん [映画館(字幕)] 5点(2007-09-01 07:13:54) 1.《ネタバレ》 呪怨シリーズも遂にハリウッド2作目に突入した。マンネリと言われて久しいこのシリーズだけど、新作が公開される度にやっぱり観てしまう。呪怨シリーズの驚かせ方や演出が好きな人は観て損はないでしょう。映画自体は非常によくまとまっていると思う。とはいえ、有名な声や階段の演出はもう慣れっこ(というかマンネリ)になってしまっているので新鮮味はゼロだ。さらにやたらとテンポが良く、「怖い」というよりは「びっくり」という演出がほとんど。まあ、このシリーズ自体が精神的怖さよりはお化け屋敷的びっくり感を楽しむものだから別にいいんだけど。唯一興味深かったのは、怨念が屋敷に留まらず、外の世界にまで広がっていったこと。せっかくあそこまで話を広げたのだから、次作ではあっと驚くような新展開にして欲しい。例えば、エイリアンシリーズが密室サスペンスからマッチョなホラーアクションに切り替わったように。ここまでこのシリーズを見てきた人達は、あまりに理不尽に登場人物がバタバタとやられていくので、相当フラストレーションがたまっているはず。次作ではそれを一気にカタルシスにもっていくような新展開が見てみたい。IQ300の天才が怨念と知的に対決するとか、恐怖を感じないように特殊な訓練を受けたSAT隊員がカヤコに肉弾戦を挑む、とか。本作品単体として観た場合、バランス良し、だけど、インパクトなし。次作に期待を込めてこの点数。 それにしても、女子高生ゾンビ(キョンシー?)は何度見ても笑ってしまう。 【タクシードライバー】さん [映画館(字幕)] 5点(2007-08-12 22:17:43)
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