みんなのシネマレビュー

4ヶ月、3週と2日

4 Months, 3 Weeks & 2 Days/4 Months, 3 Weeks and 2 Days[米]
(4 luni, 3 saptamani si 2 zile/4 luni, 3 saptamâni si 2 zile)
2007年【ルーマニア】 上映時間:113分
ドラマ
[ヨンカゲツサンシュウトフツカ]
新規登録(2008-02-28)【M・R・サイケデリコン】さん
タイトル情報更新(2019-09-07)【Olias】さん
公開開始日(2008-03-01)


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ブログに映画情報を貼り付け
監督クリスティアン・ムンジウ
キャストアナマリア・マリンカ(女優)オティリア
ルミニツァ・ゲオルギウ(女優)アディの母
脚本クリスティアン・ムンジウ
製作クリスティアン・ムンジウ
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【クチコミ・感想(5点検索)】

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4.《ネタバレ》 極めて淡々と進むチャウシェスク体制下の話。中絶が禁止されていた国での堕胎を描いた作品。堕胎の倫理的正当性や感情論はさておき、当時の時代背景や一見計画的に見える迷走政策について伝えたかったのかもしれない。 lalalaさん [DVD(字幕)] 5点(2014-09-28 19:13:22)

3.《ネタバレ》 1987年、独裁政権下のルーマニアでは、労働力確保を目的に一切の堕胎手術が法律により禁止されていた。そんな中、望まれない妊娠をした女学生ガピツァ。彼女はその日、仕方なく街のとある産科医に依頼し、非合法の堕胎手術を受けることを決意する。ルームメイトであるオティリアはそんな心身ともに追い詰められていたガピツァのために、「一日だけなら」と手を貸すことに。だが、依存心の強いガピツァの様々な不始末によりオティリアはことごとく振り回される羽目になる。彼氏との約束も反故にされ、ホテルの予約も取り直し、そして足りなかった堕胎費用のためにオティリアは自らの身体まで……。東西冷戦末期、長年の独裁体制の果てにあらゆる面で行き詰っていたルーマニアを舞台に、男たちの身勝手な性欲によって翻弄される若い女性たちのとある一日を冷徹に追ったカンヌ映画祭パルムドール受賞作。うーん、確かにこの監督の言いたいことや描きたいテーマは充分に分かるのだけど、この見れば見るほど気が滅入るような辛気臭いお話をひたすら見せ付けられて、正直僕は途中からもうゲンナリしちゃいました。自分の身体のことなのに終始他人事のようなガピツァもそんな彼女に何故か怒りもせずにひたすら尽くすオティリアも横柄で自己中心的な産科医も、もう出てくる登場人物どいつもこいつもこれっぽっちも魅力がなくてイライラするし、映像だって必ずしも綺麗じゃなく終始薄暗くて見辛かったし、挙句の果てに排泄された血まみれの胎児を画面いっぱいに映し出した日にゃ「もう、ええ加減にせい!」って感じでした。いやー、いかにもカンヌが好きそうな作品でしたね、これ。だからと言って、そんな胸糞悪い思いを観客に抱かせながらもやっぱり観て良かったと思えるほどの芸術的価値がこの作品にあったかと言えば、あくまで個人的意見だけど僕は「否」と言わざるをえなかったです。だって、このラストだと結局は男たちの身勝手さに泣き寝入りしただけのような気がしてならなかったんだもん。愚かな男たちの身勝手さに決然と立ち向かう女性の力強さ、みたいなものを僕は観たかった。5点! かたゆきさん [DVD(字幕)] 5点(2014-09-26 20:17:34)

2.《ネタバレ》 え、点数高すぎてびびった(笑)てっきり6点台前半かと。男性に高評価が多いんですかね? 私はただただ、中絶する本人のやる気のなさにイラつき、主人公が受ける仕打ちに哀れになり、それだけ。問題提起を意図した作品らしいが、それよりもイライラが勝り…。ただ、撮り方はよかったと思う。ヒリヒリした感じが伝わってきたので。 当事者であるガビツァは、医者との約束は守らないわ医者に嘘をつくわホテルの予約はミスするわ必要な物を忘れてくるわ…と枚挙に暇がないぐらいのダメっぷり。ほんとにやる気があるのか?と言いたくなる。 反対に主人公は、ガビツァの処置のために医者に抱かれる、ガビツァのために堕胎後の胎児を鞄に入れて持ち運び捨てる、恋人の家では親をバカにされ不愉快な会話を延々聞かされる…と、哀れになるほど酷い仕打ちばかり。 これは共依存を描いたんですかね?(笑)こんなにダメなガビツァを見捨てず、ひたすら面倒を見る主人公の心情がよくわからない。詳しくないですが、ダメな相手を見捨てられないのが心理学的には「共依存」という問題らしいので(笑) 個人的には4点ぐらいにしたいが、客観的に見ると撮り方の上手さなどもあるのでこの点数。 1週間ほど前、ある映画のレビューで「中絶シーンをここまではっきり描いた作品を見たことがない」と書いたが、それがあっさり覆された(笑) 現在一般的な処置とは違うが、器具の挿入や堕胎後の胎児までハッキリと描かれている。男性諸君に対しては、「中絶ってこんなに大変なんだよ」という啓蒙作品?になるのかもしれないが(実際、無責任な発言をする主人公の恋人も居るし)女性からしたらそんなことは知っているし、この映画の解説で見た“独裁政権末期の社会の生きづらさ”みたいなものが、他のそういうテーマの作品より特別良く描けていたかというとそうでもない。 主人公にはなぜそこまで尽くすのか、と疑問を感じ、ガビツァにはなぜそんなに無責任なんだ、とイライラさせられ感情移入できない…女性でこの作品にハマれる人は少ないかも?(そういう方が居たらごめんなさい、人それぞれだと思います(笑)) Sugarbetterさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-08-31 22:07:17)

1.自分としては、ルーマニア作品、初鑑賞。よって貴重。 3737さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-09-08 23:59:02)

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【点数情報】

Review人数 35人
平均点数 6.97点
000.00% line
100.00% line
225.71% line
300.00% line
400.00% line
5411.43% line
6411.43% line
7925.71% line
81337.14% line
912.86% line
1025.71% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review3人
2 ストーリー評価 8.50点 Review4人
3 鑑賞後の後味 4.33点 Review3人
4 音楽評価 8.00点 Review2人
5 感泣評価 7.00点 Review1人

【ゴールデングローブ賞 情報】

2007年 65回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

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