みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(5点検索)】
8.《ネタバレ》 開拓者としてカナダへ移住した日本人たちとその2世たちの物語としてはとても興味深いですが、野球と絡めて(史実だしこの映画の肝なんだけど)ってのがボンヤリした印象でした。 すべてにおいて薄味で、サラーっとみるにはいいかもしれません。 【ろにまさ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2016-07-02 11:36:45) 7.始まってからこの作品に引き込まれるまでが長い。野球映画というよりは歴史映画。群像劇があまり得意でないのか、個々の掘り下げ方がイマイチ。色々なエピソードを数珠繋ぎにしているみたいで、まるでドキュメンタリーな印象が残る。もっとバンクーバーサイドの登場人物と濃密なやりとりがあっても良かったかな。ちょっと蛋白で物足りない。でもこの映画を観て思ったことは、やっぱり戦争は嫌だなってこと。別に憎み合ってるわけでもないのに、無理やり敵同士にさせられて、大事なものをたくさん奪われる。ほんと、戦争反対! 【Dream kerokero】さん [DVD(邦画)] 5点(2015-08-21 19:20:31) 6.セットも金かかってるし、衣装も髪型とかもかなり良いんだけど、台詞まわしがモロ現代っぽくて、俺の中ではそれが一番のぶち壊しだった。たぶん松池と勝池?(実際、全く知らない役者)本人も上手いとか勘違いしてるんだろうな。まあ、そういう作品もあるんだろうけど、あの時代では全く駄目よ。それをOK出しちゃう監督もセンス無いね。それと、宮崎あおいとか全く必要無いじゃん。相変わらずそんな無駄金使ってるからダメなんだよ。予告編何回も見て「ぜったい泣く」と期待してたが、なんなんだこの不完全燃焼は。 【♯34】さん [映画館(邦画)] 5点(2015-01-23 01:19:53) 5.《ネタバレ》 なんとも消化不良な気分になる映画です。 内容自体は、とてもよく出来ていると思います。 実話を基にした作品ですから、内容はあるし展開もドラマ性に満ちているはずです。 それなのに「面白い」とは言い切れないのです。 この作品に漂う妙な残念感、物足りなさは、いったい何なのか? 私の答えは、以下の3つです。 (1)まるで「フィクション性の高い良質なドキュメンタリー」を観ている気分になる。 (2)ストーリーが散漫、故に作品としての主張も中途半端になっている。 (3)脚本が稚拙&監督の力量不足のせいか、冗長な部分も多い。 町を丸ごと一つ作って当時の生活を復元したセットは、とても見応えがあります。 キャスティングも豪華で、製作側の意気込みも窺えます。 それなのに、肝心のストーリーが淡々と進み過ぎているのです。 せっかく「異国の地で生きる日本人の苦悩、存在意義、民族的ルーツが、弱小野球チームの快進撃により人種問わず認められ、誇りと互いを尊重する気持ちを見出していく」 という、非常に解りやすく描きやすい王道のテーマなのに、それを活かしきれていません。 「頭脳野球」に至っても面白く出来る要素は多々あるはずなのに、その展開は冗長で漫然としています。 チームで掘り下げている様子も特に描かれず、ひたすら試合でバントに終止。 スポーツを扱っている映画のわりに動と静で言えば「静」の撮り方が多く、 スローモーションも多用している所為か、焦れったさが残り高揚感に欠けています。 また、移民差別による苦悩、辛さ、葛藤などにおいても、話が中途半端です。 これは無駄に役者を豪華にした弊害でしょう。 出来るだけ多くの役者にスポットを当てようとしたが故に、どの話も上澄みだけ掬った印象しか残らないのです。 時代背景も相俟って、戦争の理不尽さ・平和の尊さも訴えたかったのでしょうが、 尻すぼみになって駆け足で終わるなら、いっそ無駄に描写しない方が得策だったのでは? 脚本の稚拙さや監督の力量不足は、こうした点にも影響していると思います。 独特の感性をお持ちで将来を期待される監督さんですが、まだ若い分、力不足は当然かもしれません。 しかし、だからこそ「王道だが素晴らしい映画になり得たかもしれない」作品を手掛けるのは、少し早かったのかなと思えてなりません。 「もったいない」この一言に尽きます。 【港のリョーコ横浜横須賀】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 5点(2015-01-19 11:39:45) 4.《ネタバレ》 なんか「日本人は同じ仕事をしても半分の給料しかもらえない…」っていうセリフが何回も出てきて記憶に残ってますが、“それだけ…?”としか感じない。もっともっと「対日批判」や「差別」「偏見」を辛辣に描かないと、野球に対する彼らの思いの強さが伝わらないように思います。それに、他民族の移民が描かれていない。マフィアやシンジケートを作って卑怯な方法でカナダに浸透していった連中と比べて、日本人がいかに「正直に」「まじめに」「正々堂々」としてきたから国際的な信用を勝ち取ったことをこの野球に対する彼らの姿勢であらわしてほしかったです。(ちょっと映画の主旨が変わってしまうかな…?) 【pascal649】さん [映画館(邦画)] 5点(2015-01-18 19:31:10) 3.《ネタバレ》 なんだかボンヤリした印象の映画。何が問題かって、明るい画でアップの多い高畑充希の表情は印象に残るけれど、肝心の主人公を始めとしてチームメンバーの表情がちっとも印象に残らないという。見終わってみて多くがカオナシ状態なんですよ。 引きの画が大半を占めていて(カフェの中で高畑がみんなに語るシーンでチームメンバー全員をシネスコフレームいっぱいに収めているショットなんか、よく撮れてるというよりは作為に過ぎる感じ)、その上暗い画面が多く、ここ一番の表情が存在していない状態。妻夫木聡はリアクションの薄いキャラとして描かれていますから、更に存在が薄く感じられます。 自分を殺して一歩退いたところで生きる事こそが日本人の美徳である、とばかりに受け身な人々の生を一歩退いた視点で描いているような感覚を受けて、あーコレもまた被害者意識の強い過去の日本人映画なんだねぇ、と。それ、昔からなんか少しでも進歩してる? この監督、『舟を編む』以降、随分とつまんない監督になっちゃった感じがして仕方ないんですけど。優等生的な映画を撮っていたいのかな? 対象から腰が引け過ぎてるんじゃないかなぁ。 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 5点(2015-01-04 00:26:07)(良:2票) 2.「こんな歴史がありました」っていうお話。NHKの朝ドラとか好きな人なら好きかも。 ていうかこれ1800円も払う価値あるのかしらね?映画らしい華やかさとか情熱とか、作り手の意欲が全く伝わってこないんだけど。セットだけはがんばってたけど、所詮「セット」だし。 比較対象がおかしいかもしれないけれど、10年くらい前に見た反町隆史が杉原千畝をやってた2時間ドラマの方がよっぽど印象深かった。 【denny-jo】さん [映画館(邦画)] 5点(2015-01-03 02:39:56) 1.《ネタバレ》 見終わった後、一緒に行った友達と顔を見合わせてしばらく無言。そして同時に苦笑。 セットは素晴らしいし、役者の演技も申し分ないのに、何でしょうかこの残念感。 カナダへ移民して苦労した日本人。その希望の星が朝日という野球チーム。 逆境の中、体格でも劣る日本人が頭脳プレーでリーグ優勝する。 戦争が始まった。皆、収容所送りになった。 エンドロールで、随分後にカナダの野球界殿堂入りしたとの表示。 こういう風に淡々と羅列され全体的に間延びした印象です。 差別や逆境をもっとリアルに描いて、野球で優勝するまでの試合の盛り上がりがメインだったら、もっと興奮できたと思います。 【nanapino】さん [映画館(邦画)] 5点(2014-12-27 21:35:54)
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